「横浜F・マリノス」の記事一覧

俊輔放出、中澤減俸は仕方ない!? メディアの過剰な横浜F・マリノス叩きに違和感

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横浜F・マリノス公式サイトより

 サッカーJ1クラブの横浜F・マリノスに、激震が走っている。

 日本屈指のファンタジスタでキャプテンでもある中村俊輔が、1億2,000万円の契約延長を断り、ジュビロ磐田からの8,000万円のオファーを受け入れて移籍してしまったのだ。マリノスは昨年末、年俸半額の延長オファーを中澤佑二に提示し、本人はもちろん、ファンからの怒りを買った。今回の中村の移籍も、その延長線上にあるチームへの不信感なのは容易に想像がつく。スポーツ紙の取材に対し、中村は「クラブが資本提携し、編成面で権限を持つ、英シティー・フットボール・グループ(CFG)の影響力が強い現体制では、練習参加すら苦しさを感じる」と告白していたが、実際のところ、マリノス内部で何が起こっているのか?

 まず、バッシングの対象となっているエリク・モンバエルツ監督の手腕だが、来日2年目を迎えた昨シーズン、成績は1年目を下回る10位だった。選手に対する求心力も低下し、交代は既定路線だと思われていた。が、続投が決定し、さらにベテラン選手との契約更新がファンの思いと乖離したため、フロントへのバッシングが起きている。

「モンバエルツ監督は、アンダーカテゴリーのフランス代表を2007~12年まで率いていました。またフランスのビッグクラブであるパリ・サンジェルマンFCでもアンダーカテゴリーのコーチをしていた、育成タイプの監督です。確かにマリノスの成績は振るいませんでしたが、リオ五輪候補に富樫敬真、日本代表候補に喜田拓也といった若手を送り出した。是々非々は別として、この点をCFG側は評価したのではないでしょうか」

 確かにそう考えると、ベテラン選手との契約が進まなかったつじつまが合う。そのベテラン選手との契約についても、「選手やファンの心情は分かりますし、サッカー誌も同調しているようですが」と前置きした上で、こう続ける。

「今のJリーガーで、年俸1億円を超える選手は数人しかいません。その一人である大久保嘉人は契約が切れる2016年シーズン後に、争奪戦が起きた。確かに中澤は素晴らしい選手ですが、ほかのJクラブが1億円で獲得するでしょうか? マリノスが5,000万円のオファーを出し、それが価値に見合っていないと判断すれば、他クラブがそれを上回るオファーを出すはず。マリノスを非情とする報道が散見されますが、5,000万円のオファーは出しているのです。過去で言えば、秋田豊は、レギュラーとして活躍した翌年に鹿島アントラーズから0円提示を受けています」(同)

 Jリーグも2010年シーズン以降は、欧州同様に契約満了の6カ月前からすべてのチームと交渉ができるようになった。つまり、中澤は契約満了前からマリノスはもちろん、より評価してくれる他クラブとも交渉ができたはずだ。中澤にオファーが届いていない現状から考察すると、マリノスの減額提示は妥当といえるだろう。
(文=TV Journal編集部)

土田晃之がJリーグ・横浜F・マリノスを痛烈批判! 超正論なのに、なぜか非難轟々で……

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ニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』番組サイトより

 20日に放送されたラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送)でのお笑いタレント・土田晃之(44)の発言に注目が集まっている。かねてからサッカー好きで知られる土田は、横浜F・マリノスが元日本代表の中澤佑二(38)の年俸を50%カットしたことに対して「マリノスやべぇ」「ひどいチーム」「サポーターがかわいそう」などと、感情をあらわにして痛烈に批判した。

 中澤はマリノスの守備を15年間にわたって支え続けてきた、チームの顔のような存在。3年連続全試合フル出場中であり、38歳とはいえ、半額にされるほど急激に衰えたと査定される筋合いは、まったくない。そもそもの年俸の1億円が高いという声も聞こえるが、それはクラブが掲示した金額だ。今まで徐々にでも年俸を下げてこなかったほうが悪いだろう。

 さらには、1年で1億円から5,000万円まで下げてしまったら“来年の税金が払えない”という問題まで出てきてしまう。マリノスは他にも、6年在籍したリーグ最高クラスの右サイドバック・小林祐三(31)との来季の契約も更新していない。

 これらのこともあり、土田の意見に対して一部のサポーターから「超正論!」「なんにも間違ってない!」と支持する声もあったが、なぜか批判する声も数多く上がっていたという。

「過去、土田さんは同ラジオ番組でサッカーについて『もう興味が失せてきた』『(よしもと芸人がたくさんいるため)仕事につながらない』などと発言し、大勢のファンから“ビジネスサッカー好き”のレッテルが貼られています。しかも、サッカー好きなら誰もが知るスペイン代表MFイニエスタを、ある番組で何度も“イエニスタ”と呼び続け、試合を観ずに文面のみで情報を仕入れていることまで露呈してしまっています。そのため『完全に同意! だけど、イエニスタが言うことではない』『マリノスはひどいけど、イエニスタはもっとひどい』『今さらイエニスタが正論言ったって響くわけない』と、批判の声が上がっています」(スポーツライター)

 土田が昔からサッカーに熱を入れていたのは間違いない。売れる前から、今はなき横浜フリューゲルスの試合に通っていたのは有名な話だ。しかし、“飽きた”と“イエニスタ”発言で失った信頼は大きい。もう仕事にサッカーを持ち込むのは、キッパリとあきらめたほうがいいかもしれない。
(文=沢野奈津夫)

サッカーリオ五輪エース候補・富樫敬真の入団経緯が“漫画みたい”と話題!「顔とのギャップがたまらん」の声

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横浜F・マリノスオフィシャルサイトより

 日本サッカー協会は13日、リオ五輪への前哨戦となる大会、トゥーロン国際大会に挑むU-23日本代表メンバー20人を発表した。五輪本戦は登録可能メンバーが18人と少なく、さらにはオーバーエイジやケガで出場を辞退した選手もいるため、今回のトゥーロンは選手たちにとってアピールが必須な大会となる。

 その中でも、11日に行われた親善試合・ガーナ戦で見事なループシュートを決めた横浜F・マリノスの富樫敬真(とがし・けいまん)が注目を集めている。富樫は五輪予選には招集されなかったものの、ここ数カ月でメキメキと頭角を現し、一気にU-23代表のエース候補へとのし上がった。

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