「韓国」の記事一覧(11 / 81ページ)
2016年11月26日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 整形, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
<p> 韓国では頬骨が高いことをコンプレックスに思う女性が多く、西洋人のような頬骨のない顔立ちが好まれるというが、“美容整形大国”だけに、頬骨削り手術や頬骨縮小注射といった方法もあふれている。多くの韓国女性がこのような頬骨縮小法で小顔を目指すのだが、実は副作用に苦しむケースもかなり多い。</p>
<p> 先日、韓国のネット掲示板では、整形の副作用で体重が27kgになったという女性の書き込みが話題になった。彼女はヤブ医者が運営する整形外科で頬骨整形手術を受け、早速副作用に見舞われたという。</p>
<p> その副作用とは、顔面のひどい痛み。あまりにも痛みが長く続いたため、手術を受けた病院を訪ねると、病院側は治療費やその他費用を全額負担し、最後まで責任を持つと約束したそうだ。</p>
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2016年11月25日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 政治, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 韓国]
「WIKITREE」より
日本と韓国政府は11月23日、「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」を締結、即日発効した。
北朝鮮の核やミサイル情報をはじめ2級以下の軍事機密を、米国を経由せずに共有するためのGSOMIAは、日韓両国にとって初の軍事協定となる。これまでは、2014年に締結した「日米韓軍事機密共有の了解覚書(MOU)」によって、必ず米国を経由しなければならなかったが、GSOMIAで迅速かつ優れた情報の共有が可能になったのだ。
韓国の国防部(日本でいう防衛省)の関係者によると、「米国からの情報と日本の情報が加わって、北朝鮮に対する情報の質が向上すると期待されている」という。日本が衛星で収集した北朝鮮の潜水艦や弾道ミサイルの基地、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などの軍事情報が入手できるので、韓国にとっては有益な協定のはずだ。
しかし、韓国人の反応は冷ややかである。
韓国政府は、国民の関心が崔順実(チェ・スンシル)ゲートに集まっている隙を突いて、保留状態だったGSOMIAの交渉再開を発表。それからたった27日後、なぜか報道関係者も立ち入り禁止の“密室”で署名式が行われたのだ。
「日本側が署名式の公開を望まない」というのがその理由で、もともと国防部は、非公開の代わりに署名式の写真をマスコミに提供する予定だった。しかし、「部屋が狭いなら1人か2人だけでも、入れてくれ」という記者たちの要求に反発し、「写真提供も取りやめる」と宣言。現場にいた記者たちは抗議の意味でカメラを床に下ろし、腕を組んだまま駐韓特命全権大使の長嶺安政氏を迎えた。
韓国メディアの中では、「朴槿恵、とうとう韓国に日本の自衛隊を招き入れる」(プレシアン)、「日韓軍事情報包括保護協定、今回も“世論の反映”はなかった」(アジア経済)、「日本の顔色をうかがうために忙しかった国防部の“密室軍事協定”」(Mediaus)といった見出しをつけて報じたところも。
そしてネット民からも「韓国はまだ日本の植民地なのか? まったく理解不能だ」「慌ただしい政局を狙って締結するとは、卑怯だぞ」「どうこう言われても、政府が国を売ったのは事実」などいった、非難の声が相次いでいる。
野党も「国政運営の資格もない(朴槿恵)大統領による売国協定」と非難を浴びせている状況だ。
「朴槿恵退陣」に加え、「GSOMIA反対」のデモも行われている韓国。事態は収拾するどころか、ますます混沌としていくようだ。まさか両者が“反日”で手を組むなんてことはないと思うが……。
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2016年11月24日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, キム・ヨナ, フィギュア, 崔順実, 最新芸能ニュース, 朴槿恵, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
韓国フィギュア界の女王キム・ヨナが、韓国社会で物議を醸している“疑惑”について、公式に否定した。
キム・ヨナは昨年8月、独立を祝う「光復節」のイベントに参加。当日の様子を撮影した動画には、パク・クネ大統領に手を握られたキム・ヨナが、その手を振りほどく様子が映っており、話題となっていた。また、動画の中でパク大統領が言葉をかけるのだが、キム・ヨナがこれを無視するような場面も収められていた(参照記事)。
動画が出回った当時、韓国では「キム・ヨナの態度は不適切だ」と批判の対象になっていた。しかしここ最近、パク大統領を陰で操り、国政に介入にしていたチェ・スンシル容疑者ら一派が、スポーツ界をも食い物にし、キム・ヨナに圧力をかけていたという疑いが出ると状況が一変。逆に、キム・ヨナの行動には「理由があった」とし、当時の行動に賛同する声が増え始めていた。
チェ容疑者ら一派の圧力とは、どういうものなのか? 例えば韓国水泳界の英雄で、2008年北京五輪競泳金メダリストのパク・テファン選手が、チェ一派から、リオ五輪出場を断念するよう脅されたという疑惑が浮上しており、現在、検察の捜査が進められている。14年9月に行われたドーピング検査で陽性反応が出たパク選手を排除しようと、チェ容疑者の息のかかった文化体育観光部の高官は「スポンサーは私が保証する。母校で大学教授になるべきだ」などと脅迫まがいの発言をしたとされる。
現在、韓国のスポーツ界では、同様の圧力が他の有名選手たちに対してもかけられた可能性があるとして、捜査が拡大する気配。キム・ヨナ選手も、それら圧力への怒りから、パク大統領に反抗的な態度を取ったのではないかと臆測が飛び交っていた形だ。
ただ今回、これらの臆測について、キム・ヨナ本人が公式に否定するコメントを出した。11月23日、キム・ヨナは、ソウル・オリンピックパークテルで開催された「スポーツ英雄-名誉の殿堂授賞式」に参加。記者たちに動画の件を質問されると、次のように答えた。
「実は当日、直前まで、立ち位置は違っていたんです。生放送ということもあり、右往左往する間にそのようなことが起きた。(中略)いくら私に礼儀が欠けていたとしても、大人の手を払ったりはしません。映像で見ると誤解されるような状況ですが、払いのけた事実はありません」
なおキム・ヨナは、圧力自体についても「身に覚えはない」と否定。一方、授賞式では、韓国史上最年少でスポーツ英雄への殿堂入りを果たした。フィギュア界で圧倒的な成果を残したことが、その選定の理由となっている。実は、キム・ヨナには、過去にも殿堂入りの話があった。ただそれを「気に食わない」と、チェ容疑者をはじめとする関係者が邪魔していたという説も浮上している。フィギュアの女王に対して、本当に圧力が皆無だったのか? 捜査の進展が待たれている。
(文=河鐘基)
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2016年11月22日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 河鐘基, 社会, 韓国]
「このものすごい量のゴミをどのように集めたのか、またこんなゴミ屋敷でどうやって生活してきたのか、不思議で仕方ない――」(作業に参加したメンバー)
16日午前9時、韓国・釜山市東区に住むパクさん(58歳)のマンション前に集まった同区職員、ボランティアセンターのメンバー、警察、地域社会保障協議会のメンバー総勢30人は、目の前に広がる光景を見ながら絶句した。小さな部屋2つとキッチンがある約30平方メートルのパクさん宅室内には、ありとあらゆるゴミが散らばっていた。長年にわたり放置されていたゴミは異様な悪臭を放ち、周辺住民からはクレームが多数寄せられていた。
清掃作業は6時間に及び、廃棄されたゴミの総重量は、なんと8トンにも上った。
このゴミ屋敷に住むパクさんは、うつ病に加え、健康状態もよくないため生活保護を受けているのだが、彼の母親(93歳)は捨てられたものをむやみに拾ってくる「強迫的溜め込み障害」を患っているのだという。この病気は、初期には大切なものを捨ててしまったのではと不安になり、病状が進行すると、必要なものと不要なものを区別できなくなってしまう。日本でもゴミ屋敷の問題がたびたび取り沙汰されるが、家のあるじが強迫的溜め込み障害を患っている可能性があるという。
2人の居住スペースは、大人2人がやっと寝っ転がれる3.3平方メートル程度で、残りはすべてゴミの山。食事は外で買って済ませていたという。
区庁には、悪臭による周辺住民の苦情が相次ぎ、パクさん親子の健康上の問題も懸念されていた。そこで今回、一斉清掃を行うことが決定。担当者は「室内を数箇所修理し、居住環境を改善するとともに、地域の健康増進センターと連携して、パクさん親子の治療に取り組む計画」とコメントしている。
ちなみに日本では、これまでゴミ屋敷を強制的に清掃することは法律上難しかったが、世田谷区をはじめとする一部自治体では、状況を改善できる条例などが整備され始めている。なお、清掃費用は原則的に「居住者負担」となるそう。また、このようなゴミ屋敷のあるじの大半が、高齢者であるという事実も指摘されている。社会の高齢化とともに、今後ますます増えそうなゴミ屋敷だけに、韓国の事情とばかりに傍観はできないかもしれない。
(文=河鐘基)
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2016年11月21日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 河鐘基, 社会, 韓国]
聯合ニュース
日本ではじわじわと受験シーズンが近づいているが、お隣・韓国では11月17日、一足先に大学修学能力試験(日本のセンター試験に相当)が実施され、全国85の地区、1,183の試験会場で、60万5,987名の受験生が試験に臨んだ。
韓国社会の受験の厳しさは、“受験戦争”ならぬ、“受験地獄”と表現されるほど。高学歴や大企業中心の階級社会が日本以上に厳然と存在する韓国社会においては、受験をいかに成功させるかが、その後の人生を決めるといっても過言ではない。そのためか、受験生本人や父母も、大学修学能力試験当日は必要以上にナーバスになる。当然、ハプニングも続出するが、今年も多くの珍事が起きているようだ。
例えば、とある女子生徒のグループが試験会場に到着したところ、違和感を覚えたという。というのも、自分たち以外の受験生がみな男子生徒で、ほかに女子が見当たらない。実は彼女たちは、試験会場を間違えていたのだ。慌てて近くの交番で事情を説明し、パトカーに正しい会場まで送ってもらい、なんとか遅刻を免れた。
一方、別の女子生徒は、前日の夜に「緊張で寝付けない」と睡眠薬を服用。案の定、翌日、大寝坊してしまい、窮地に立たされた。すると、両親が警察に通報。自宅に駆けつけた警察官が会場まで送り届けて、こちらも試験開始ギリギリのところで間に合ったそうだ。
そのほかにも、親に試験会場まで送ってもらっている途中に車が故障し、警察のお世話になった男子生徒や、「時計と弁当を忘れた」と慌てて警察に通報した男子生徒の話がメディアを通じて伝えられている。
寝坊して警察に通報するという行為はどうかと思うが、パトカーで受験生を送り届ける韓国警察の親切さには驚くばかり。京畿道北部地方警察庁に至っては、警察官405名と協力団体職員315名、計720名を動員し、今年の試験当日に備えていたという。そんな韓国社会の風景について、韓国の東大と呼ばれるソウル大学に通う現役学生からは、こんな声も。
「韓国では、ソウル大学を出た学生でさえも、就職できるとは限りません。能力が低ければ論外だし、能力が高すぎる人間はすぐに独立してしまうと、企業が警戒するんです。いい学校に入るために受験生たちは必死に勉強しますが、韓国と比べてまだ社会に余裕のある日本がうらやましいです」
ともあれ、受験生たちには頑張ってほしいものだ。
(文=河鐘基)
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2016年11月18日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
YouTube「ANNnewsCH」より
11月8日に発生した福岡市博多駅前の巨大陥没事故への対応を、韓国人が絶賛している。
福岡といえば、韓国人が多く訪れる人気観光地のひとつ。韓国メディアは事故発生後、いち早くこのニュースを伝え、観光客に注意を呼びかけていた。
「シンクホール」とも呼ばれるこのような現象は、いまや世界各国で起きている。韓国でもここ5~6年で頻繁に発生しており、社会問題になっていた。特にソウルでは、市内に潜むシンクホールの約60%が地下鉄路線に沿って存在しているといわれるのだから、穏やかではない。
そんな中、韓国人が最も驚いたのは、「死傷者がゼロ」ということ。現場付近の地下では地下鉄を延伸する工事が行われており、8日は地下でトンネルを掘る作業をしていたところ、水が流れ込んできたため、工事を中断し、すぐ警察に通報。周辺道路の通行止めが迅速に行われたことや、陥没後の福岡市長の対応に、ネット民は「素晴らしいとしか言いようがない」「さすが先進国だ」と絶賛。
とあるブログには、「もし韓国だったら、関係者が水漏れを発見しても報告しない確率90%以上。報告したとして、上司が報告を無視した確率90%。上司がしっかり報告を受けても、通行止めにしなかった確率90%以上」という自虐的な書き込みも寄せられていた。
さらに「陥没が1週間で復旧した」というニュースは、より韓国人を仰天させた。
韓国のニュース専門テレビ局「YTN」は、復旧作業を追ったタイムラプス動画を紹介。それを見たネット民から、「これは学ばなければいけないことだ」「日本人は、それぞれ自分が何をすべきか知っているからだよ」「韓国なら3日で終わる。ただ、3カ月後にはまた陥没するけど」「福岡市長は『すべてが市の管理責任だ』と発表し、復旧についての説明もしていた。韓国とは違うよね」といった絶賛のコメントが寄せられている。
また「そういえば、セウォル号は今も海に沈んでいるよね……」「韓国はシンクホールが発生すると、疑惑を究明するためにも1年は放っておく必要がある。復旧=証拠隠滅だから」という、政府や行政に対する強い不信感がにじみ出る声も。
いずれにせよ、海外でも称賛されているという今回の迅速な事故対応。今後は、同じような事故が起きないことを祈る。
「博多駅前巨大陥没事故対応に、海外から絶賛の声「韓国なら3日で終わるけど、3カ月後にはまた陥没する」」の続きを読む
2016年11月17日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, ネット, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
韓国では最近、SNSを使った、新手のアダルト広告詐欺が問題となっている。先月末ごろ、Facebook上のとある投稿が「いいね!」を多数集めた。それは、朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣要求デモの写真を数枚載せたもの。投稿には、次のような文言が書かれていた。
「リアルタイムでソウルのロウソクデモ(退陣要求デモ)に行けない人は、『いいね!』ボタンを押して共有してください!」
この投稿は瞬く間に拡散。大統領の前代未聞の政治スキャンダルということもあり、5万回以上も「いいね!」が押された。すると、投稿主は投稿内容をこっそり変更。アダルト動画サイトの広告にすり替えてしまったのだ。「いいね!」ボタンを押した5万人のタイムラインには、「5周年記念、無料チャッティング」「最近は、みんなすぐにOK!」「ムラムラするね!」「一緒にしようよ」などの文言が、エッチな写真とともにシェアされるという大ハプニングが起こった。
しかも、実は最初に掲載されていた写真8枚のうち、ロウソクデモの写真はわずか1枚しかなかった。残りの写真はすべて、2008年に行われたBSE関連デモや、韓米FTA反対デモなど、過去の大規模デモの写真だった。つまり、投稿の怪しさに気づかなかった5万人の人々が、壮大に“釣られた”というワケだ。
現在、この手の偽写真や社会的事件で関心を集めて「いいね!」を押させた後、投稿を広告にすり替えるという詐欺マーケティングは韓国内で流行しているが、釣られる人の中には、普段、IT関連のプロフェッショナルを名乗っている人たちも少なくないというから、笑えない。
また、ネット上に流布された政治的な冗談や風刺を事実と思い込んだユーザーが、正式な資料などに使ってしまうといったケースも珍しくないという。例えば、あるユーザーが、大統領選前、ドナルド・トランプ氏の写真に「女性大統領の未来を問われたら、韓国の姿を見せればいい」という吹き出しをつけて投稿した。これは、「そのようにトランプ氏が発言すれば、大統領選に勝利するのではないか」と、冗談のつもりで掲載したものだった。
しかし、この写真は韓国中に出回り、吹き出しの文句はトランプ氏が実際に語った言葉として定着。さらに、韓国主要ニュースメディアで報道され、挙げ句の果てには国会議員が会議の場で引用してしまうという恥ずかしい事態にまで発展した。
ウワサ話を信じやすい韓国人とSNSがリンクすると、時に世間を揺るがす迷信として爆発的に広がってしまうようだ。
「「朴槿恵ネタで関心を集めて、こっそり……」5万人が釣られたアダルト広告詐欺の手口とは」の続きを読む
2016年11月16日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 政治, 最新芸能ニュース, 朴槿恵, 東アジアニュース, 河鐘基, 韓国]
朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める大規模な“ロウソクデモ”が11月12日、ソウルの中心部で行われた。このデモは、朴大統領の知人の民間人で、カルト宗教団体教祖の娘、崔順実(チェ・スンシル)容疑者の国政介入が発覚したことに端を発するものだが、デモ大国・韓国でも過去最大規模となる100万人が参加した。
そんな中、ある小学生がデモで行った演説の内容が辛らつだと話題になっている。忠清南道・公州市に住むクム・タギョ(小学5年生、女子)さんは、大統領に次のようなメッセージを送った。
「私は、公州市から来たクム・タギョです。私が文章を書くのが苦手だと言うと、ママが演説の原稿を代筆してくれましたが、大統領は崔順実が書いたものを操り人形のようにそのまま読みました。大統領自身は、自分が国を良くしようとは考えられないようです。金魚には申し訳ないけれども、金魚のような知能です。大統領は、国民から預かった権力を、崔順実にあげました。だから大統領ではありません。(中略)私は、こんな話をするために小学校で勉強をしていたかと思うと、やりきれなくて夜も眠れません。こんなことしている時間に『メイプルストーリー』(オンラインゲーム)をやれば、レベルアップもできるのに……。時間がもったいなくて仕方ありません(中略)大統領と親しい人間や、財閥だけがいい暮らしをする国は先進国ではありません。(中略)耳が悪いのか、目が悪いのかわかりませんが、全国で叫ばれているたった8文字が、なぜ理解できないのでしょうか。私も改めて言います。『朴槿恵退陣しろ(박근혜는 퇴진하라)』」
なお、このような若者や学生たちの動きに対し、教育機関が圧力をかけるという事例も起きている。例えば14日、西京大学では、大統領の退陣を求める学生デモ隊の一群が大学側から「懲戒の対象にする」と脅されたそうだ。学閥内には朴大統領支持や、政府と利害関係を持った人々も多く、それらが自発的に行動に出た可能性が高い。
相次ぐデモを受け、朴大統領はどのような決断を下すのだろうか?
(文=河鐘基)
「大統領の退陣求め、韓国で過去の100万人のデモ! 小学生にもディスられる朴槿恵に未来はあるのか?」の続きを読む
2016年11月14日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 平昌五輪, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 犬食, 社会, 韓国]
平昌冬季五輪 公式サイトより
今年6月に発表された、平昌冬季五輪の公式マスコット「スホラン」「バンダビ」。それぞれ“白虎”と“ツキノワグマ”をイメージしたもので、「五輪に参加する選手や観客たちを守り、勇気を与える」という意味が込められている。
ところが、このマスコット選定において、韓国政府がドタバタ劇を繰り広げていたことをご存じだろうか?
1988年ソウル五輪の時、「ホドリ」という“虎”のマスコットが国民的に愛されていた韓国。一般的に「朝鮮半島の地図は虎の形をしている」といわれ、昔から親しまれてきた動物だけに、韓国政府は平昌五輪のマスコットも「ホドリ」からインスパイアされた“白虎”が採用され、デザイン作業が始まっていた。
ところが、朴槿恵(パク・クネ)大統領の一言で、デザインを一からやり直すハメになる。大統領は突然、「マスコットを珍島犬(チェンドッケ)に変更せよ」という指示を出したのだ。
珍島犬とは、日本の柴犬のような韓国原産の犬種のひとつである。ちなみに、5匹の珍島犬を青瓦台で飼っている朴大統領は、“珍島犬好き”として有名だ。
しかし、これに対して、国際オリンピック委員会(IOC)は猛反対。「犬食文化がある韓国のイメージと合わない」というのがその理由で、マスコットをめぐるIOCと韓国政府の綱引きが6カ月間も続いた。
結局、韓国政府は降参。最終決定まであと2カ月の時点で、最初の“白虎”に戻し、今年6月にようやくIOCからデザインの承認を得た。
マスコットの実物や広報アニメーションの制作などは、この2カ月間に急ピッチで行われ、名前や詳細は発表予定日の10日前に決まり、マスコットを活用した収益事業の準備をする暇もなかったそうだ。
機密文書漏洩騒動、通称「崔順実(チェ・スンシル)ゲート」が明らかとなったいま、「もしかして、あの時の変更指示も崔容疑者が……?」と疑う人もいるが、今のところ、真相はわかっていない。
日本でも東京五輪のボート・カヌー会場の見直し検討など、相変わらずドタバタ劇が続いているが、マスコットに関しては、韓国と同じ轍を踏まないでほしいものだ。
「東京五輪は大丈夫!? 平昌五輪のマスコット案にIOCが待った!「犬食文化があるのに、珍島犬って……」」の続きを読む
2016年11月12日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, トランプ, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
トランプ氏の大統領当選を“擁護”した韓国教育界の実力者に、批判の声が殺到している。
京畿道の教育監(教育委員会の委員長に相当)を務めるイ・ジェジョン氏は9日、トランプ氏の当選が確実になると、自身のTwitterに「アメリカの政治革命! 米国内の白人の集結が下した、政治既得権益への審判」という文章を投稿。すると、それに対し、「人種差別主義者」「女性嫌悪主義者」などの非難が殺到したのだ。
これに対し、イ氏は「誤解があまりにも大きい。トランプ氏を支持するものではない。米国の大統領選挙の過程を礼賛するものでもない。誤解を招いて申し訳ない」とコメント。問題の文章を削除した。
「韓国では、トランプ氏は差別主義的な人物であるというイメージが定着している。イ氏に対する批判は過剰かもしれませんが、韓国内の政治の混乱に続き、韓国と関係が深い米国の大統領選が予想外の結果になったことに対して、国民の感情が高ぶっているのでしょう」(韓国メディア記者)
なお、韓国では“トランプショック”により、各地域経済に不穏な空気が漂っている。例えば、韓国第2の都市である釜山の商工会議所は、米大統領選を受け、地域経済への影響分析を行った。海運業で栄える釜山地域の輸出全体のうち、対米輸出が最も大きな割合を占めているが、もしトランプ氏が保護貿易主義を強化すれば、地域経済に大きな影響を及ぼすだろうと予測している。
アジア諸国の中では、日本と並んで米国との経済・軍事・社会的結びつきが強い韓国。トランプ新大統領の就任で、どのような影響を受けるのか? “擁護派”への非難は、自分たちの生活に危機感を感じ取った韓国国民の、一種のアレルギー反応なのかもしれない。
「トランプ擁護派は「差別主義者」認定!? 各所で相次ぐ“トランプショック”」の続きを読む