「14ウーマン」の記事一覧(17 / 161ページ)

「セックスレス関係に陥ったことはない」という田中みな実のタフネス

 11月7日に放送された『ひるキュン!』(TOKYO MX)で、フリーアナウンサーの田中みな実(29)が「セックスを断らない」ことを語り、NON STYLE井上裕介(36)ら共演者が驚きの声をあげた。番組では43歳の主婦から「10年以上夫とセックスレスの状態のため、性格や収入に不満があるわけではないが、離婚をしたいと考えてしまっている……」といったお悩みが寄せられた。これに対し、家族問題評論家・池内ひろ美(54)が「ボーイフレンドを作りましょう(不倫ではなくて)」、タレント僧侶・水無昭善が「レスになったきっかけを確かめてみる」と悩み解決案を提示。

 水無の解決案は、すぐに井上から「そんなの無理」「本当の恋をしていないからそんなこと言える」、田中からも「(きっかけは)10年前なんですよ」と却下され、池内のターンに。

 池内は、「夫婦仲が悪いとかではなく、夫の性欲が薄くなることはある」とまず説明。なので、セックスレスで離婚となるのは早計かもしれず、夫婦仲が悪くないのならばボーイフレンドでときめき不足や性的欲求を埋めればいい、という考えのようだ。さらに、セックスレスの定義は以前は“3カ月”夜の営みがなかったことだが、今は“1カ月”ないこと、とされていることも紹介。既婚者のセックスレス率は、日本は全体44.6%、内訳は男性36.2%、女性50.3%で、世界の中でも断トツ一位なのだという。

 これに田中は「1カ月してない方(夫婦)は確かにこれくらいいるかも」と共感をしていたが、井上に「昔の彼氏と1カ月してなかったこととかあるやろ?」と聞かれると、「ない……」と否定。彼氏とは最低でも毎月1回以上は行為があるもの、という認識を示した。さらに番組では「レスの原因は女性が男性からのセックスの誘いを乱暴に断ってプライドを傷つけるから」といったことも述べられたが、その際に「疲れている時などは、拒否したことくらいはあるでしょ?」と聞かれた田中は「無いです」とこれも否定。井上は「みな実の性欲が止まんねえなー」と大袈裟に驚いてみせた。性行為の有無というきわめてプライベートな質問はありふれたセクシャルハラスメントだが、性欲に基づいたものかどうかは別として、「疲れていても拒否しない」というのは確かに驚きではある。田中は元TBSの看板アナウンサーだが、バラエティから報道まで出ずっぱりで下手なタレントよりもよほど休みなしの仕事漬け生活を送っていたからだ。かねてより、その容貌からは想像つかないほど心身ともにタフだと評判の田中だが、その通りなのかもしれない。

 セックスレスになる理由はカップルそれぞれ様々だが、仕事や育児で疲れて……とかタイミングが合わなくて徐々に減り、気まずく……というケースをよく聞く。夫側の語る理由を2016年に「WooRis」が500人の既婚男性を対象に調査していた。結果、番組で挙げられていた「性欲の減退」は2位の14.0%。また、こちらも番組で話題になった「妻に拒まれる」は3位の11.4%だった。そして1位は25.5%と断トツで「なんとなく途切れてそのまま」というものだった。

 さらに「R25」が20~40代の男女既婚者を対象に調べた「仲の良い夫婦のセックス率」も、1位は64.0%と断トツで「1カ月に1度未満」。理由としては「兄弟みたいに仲が良くなりすぎたから」「お互い忙しいから」といったものが挙げられていた。だが他方、「女子SPA!」の調査によると、カップルのおよそ半数がもっとセックスをしたいと考えているそうだ。だが、日常の中でムードが高まるタイミングが無いことや、子育て、仕事の疲れなどからどうしても回数が少なくなるのだという。

 こういったwebアンケート結果を考えてみると、番組では即却下されていたが、水無昭善の「レスになったきっかけを確かめてみる」といった案はありではないだろうか。原因を探ることで冷静にもう一度パートナーと向き合えるかもしれない。

(ボンゾ)

高橋みなみと「親友」を公言した坂口杏里に忠告・批判・苦言

坂口杏里(25)の最近の交友関係が話題となっている。「ANRI」名義でMUTEKIからアダルトビデオをリリース、11月2日にはヘアヌード写真集も発売となった坂口。先日、Twitterにて元AKB48総監督の高橋みなみ(25)との交流をUPしたことが、AKBファンの間で騒ぎとなっている様子である。

坂口は4日夜に高橋とのプライベート写真を公開。「ちょいと前に、元AKB48総監督。高橋みなみ、たかみなとご飯行ってたっっっくさん語った!みなみ卒業ライブ以来❤ みなみたくさん話聞いて、楽しい話、とっても楽しかった。みなみ元気をありがと」「高橋みなみんこ❤ はよ会いたい」「あの記事が出てから業界の子の去り方がすごかった中、みなみはご飯行って、なに一つ偏見持たずたくさん話を聞いてくれて、うちはジャンルは違うにしろ、この子だけは失いたくないって心の底から思った!歳下のみなみがお姉ちゃんに感じた!ドン底だったときにみなみとご飯行けて前向きになった日!」と連投。Instagramでも、「#元AKB48#総監督#高橋みなみ#ANRI#好き」のハッシュタグをつけてツーショット写真を上げた。

業界の子の去り方がすごかった“あの記事”……それはつまり、今年9月の「AV女優転身」という週刊誌およびスポーツ紙による報道をさしているだろう。ホストクラブに通い詰めて数千万円を使い込み、借金まで抱え、その返済のためにMUTEKIレーベルの作品に出演するという内容だった。これによって坂口は、それまで親しくしていた芸能界の友人たちと疎遠になったということだろうか。ただ、坂口はTwitterで「AV業界に飛び込んでみて、ANRIちゃんのお友達とか周りの反応はどうだった?」と質問され「親友、幼馴染以外全員切りました。」と答えてもいた。偏見の目を持つ友人・知人は、坂口自ら切り捨てたのかもしれない。

そんななかで「親友」として残ったのが高橋。共演イメージがなく意外な組み合わせにも思えるが、仕事での付き合いなどなくても飲み会やお祝い事の場を通じてどんどん輪が広がっていくのが芸能界だ。坂口は10月14日にAKBの劇場公演を見に行ったことも報告しており、大家志津香、宮崎美穂と撮った写真をUP済み。また、坂口は高橋だけでなく元NMB48渡辺美優紀とも親友関係と呼べる間柄だったようで、引退状態にある渡辺の動向が今後、坂口のSNSから漏れることもあるかもしれない。

坂口の高みな関連ツイートには、高橋ファンやAKBグループのファンを自称するアカウントから「誰と付き合うかを周りに決められる必要はないけど、公式Twitterだし、たかみなさんの立場もある。本当の友達ってそういうの考えてあげられる事だと思います」「他人への配慮ができない人間はどの世界においても成功は難しいと思います。もう少し相手を思いやるべき」といった忠告が多く寄せられている。もしも高橋が「SNSは遠慮してほしい」と明言したにもかかわらずの投稿だったとしたら確かに問題、親友関係にヒビが入りそうですらあるが、許可を得ての公開だとすれば騒ぐようなことではない。苦言を呈する側は、坂口のタレント価値を非常に低く見積もっていて、タレント価値の高い高橋に付き合ってほしくないということなのかもしれないが。

AVデビュー作をリリースしたとはいえ、二作めの予定はまったく立てられていないという坂口。デビュー作の売れ行きは好調でDMM月間ランキング1位を獲得しているが、これきりで終わる可能性もなくはないだろう。おそらく次のステップはギャル・キャバ嬢等ターゲットが限定的な女性向け雑誌のファッションモデルあたりではないかと予想されている。タレント価値うんぬんではなく、彼女の居場所は全国の全世代の視聴者に向かうテレビではなかった、それだけのことではないだろうか。

梨花、加藤あい離脱も…奇跡的な回復、鬱改善、子宮がんからの妊娠etc奇跡を推すカーヴィー樫木裕実

爆発的にヒットした『カーヴィーダンス』考案者であり、かつてヒロミの経営するジムに所属していた樫木裕実(53)。2012年に独立し、東京・中目黒にスタジオをオープンするも、わずか1年で閉鎖。14年に自らオーナーとなり渋谷に「シミュレーション・カーヴィーホーム」を設立したが、そのスタジオも昨年6月末で閉鎖……。小倉優子、ほしのあき等、アメブロ閲覧数が多く一般女性に強い影響力のある女性タレントを多く顧客に抱えていた樫木だが、すっかり“消えた”印象がある。しかし樫木はその後もレッスンを続けていた。

 彼女のホームページに掲載されているGoogleカレンダーに、スタジオのスケジュールがアップされている。これを見る限りでは、11月は金曜日以外毎日レッスンを行っているようだ。またスタジオをオープンさせたのだろうか。だが違っていた。レッスンは東京・六本木の貸しスタジオで行われている。

 前述のように、樫木といえばもっぱら芸能人相手のパーソナルレッスンが有名。その様子をブログでアップするのが恒例だったのだが、最近はどうだろうか。かつての顧客たちはいまも通っているのか? ブログを覗くとトップページには相変わらずのくびれボディの樫木の写真が。山田まりやは相変わらず頻繁にレッスンに通っているようだ。深田恭子は数カ月に一度通っているようで、8月にブログに登場している。小倉優子、hitomiも同程度の間隔でブログにレッスンの報告がある。井上和香も産後レッスンに勤しんでいるようだ。ポケモンGOをコンプした住谷杏奈は今年9月に「先生~緊急事態です!こんなに太ってしまいました」と駆け込んできた後のレッスンの様子や太っているときの腹の写真などがアップされている。

 一方、中西モナは昨年の5月以降ブログに記述がなく、岩崎恭子、SHIHOも今年のブログには登場しておらず、SHEILAも今年3月以降、姿が見えない。継続的にウォッチしてみると、神田うの、梨花、ほしのあき、加藤あいなどは樫木のレッスンから離れていったように見受けられる。それでもまだ、タレント顧客が多数ついていることには変わりないが、かつての繁栄ぶりと比較すると少々淋しい。たとえば小倉優子にしても、昨年までは「樫木先生のレッスンを受けました」と自身のブログにアップしていたが、今年はトレーニングをしているにもかかわらず宣伝している様子がない。

 こうした“芸能人離れ”の兆候と同時に、数年前まで「一般人にはレッスンしない!」と傲慢さを指摘されていた樫木も変化したのか、盛んに一般レッスンを開いている。しかし、どこか違和感がある。さらにブログを遡ると、トンデモ系の記事が目立っていることに気付いた。

 一般人Sさんに“リハビリアプローチ”としてレッスンを施し「20年ぶりに普通のことができた喜び!」とブログに報告したり、『半年の軌跡』として心不全を起こした男性のレッスンを請け負い、回復させた……と報告 していたり、その後その男性がさらに回復をして医師からも運動の制限はなくなったと言われたとか、安心した妻がレッスンに一人でやってきたことを「鬱からの決別!」と報告していたり……とにかく奇跡売りなのだ。最近の樫木ブログは芸能人アピールよりも『軌跡・奇跡』シリーズがホットな様子で、一般のレッスン参加者が通ってどう変化したかを情熱的な文章で綴る記事がいくつもあった。最近の樫木がリハビリに力を入れていることは確かなようだ。

 こちらの記事では「脳内出血で倒れ左方麻痺、感覚障害、痺れなどが残り何年もリハビリを続けています」と三重県から通っている男性を紹介。「先生のとこに来るとなんでこんなに変わるんだろうと今日も不思議そうに首を傾げていました」など感想も書かれている。どんなレッスンをしているのかは分からないが樫木のブログを読む限り、リハビリのためにレッスンを続ければ劇的に変わるかのような印象を抱かせる。

 さらに凄まじいのは、「妊娠」というこれまたデリケートなトピック。 こちらの記事では、「妊娠をしたいと願い続けてきた方が 年齢や内膜症、子宮ガンも経験された経緯もあり それでも絶対大丈夫と言い続け私の言葉を信じてくれて私のグループレッスンなどに通ってくれています。この間のパーソナルアプローチの時に「妊娠したんじゃない」と言ったんです!そしたら今朝このメッセージが!!」。興奮気味に、その生徒さんが40歳手前で自然妊娠に至ったことを綴っている。このタイミングの妊娠には意味があると科学的根拠がなかろうと私は信じています。カーヴィーメソッド、樫木メソッドは心も身体が整うと私は信じています。」。信じるのはもちろん自由だが、こんなこと言い切っちゃって大丈夫なのか?

 様々なブログ記事で樫木メソッドによる成功症例が紹介されており、これらをそのまま受け止めると、リハビリの必要な肉体を急ピッチで回復させ、妊娠できるカラダを作り、鬱からも回復させてしまう……ような、まさに奇跡の軌跡満載。女性週刊誌の非常に好きそうなネタであるため、本当に次々と軌跡……ではなく奇跡を起こしているのであれば、近々またメディアに注目されるかもしれない。引き続き見守っていきたい。
(ブログウォッチャー京子)

夫に「40過ぎてセックスしたいなんておかしい」と言われて…「セックスに関わる仕事経験者」多種多様の理由

 前回の調査では、「AVデビューしてみたいか否か」についてお伺いしました。しかし、セックスに関わる仕事とはAV女優に限った話ではありません。サービス内容は違えど、さまざまな業態で働く女性たちがいらっしゃいます。そして、働く理由も多種多様です。そこで、「セックスに関わる仕事経験の有無」についてご意見を募集いたしました。今回もたくさんの回答、誠にありがとうございます! 早速開票です。

【セックスに関わる仕事をしたことはありますか?】
・はい:70.5%
・いいえ:29.5%

【「はい」と答えた方の理由】
・大学生の頃お金が欲しくて半年バイトしました(30歳)

・稼げるし体の相性のいい相手を見つけやすいし一石二鳥だったから(31歳)

・当時メンタルを病んでいて、毎日決まった時間に働くことができず、それでも生活しなればいけないため風俗で働いていました。幸いセックスは大好きだったし、天職だとも思っていました。ですが、長く続けられる仕事でもないし、摘発も増えてきて怖くなり23歳くらいの時に辞めました(28歳)

・現役です。声優の追っかけをしていて、自由に時間を決めれる仕事がしたいので(28歳)

・育った街が風俗街で高校時代にレイプされて、将来も夢も壊されたため。仕事にも就けず、流れ着いたのがそういう仕事(31歳)

・したい時にセックス出来てしかもお金まで貰えるんですよ。こんなに楽で気持ちの良い仕事はこれだけです。やめられません(26歳)

・幼少期から性に興味があり、高収入を見込めるから。副業として自由出勤出来たから(38歳)

・お金が必要やったから。両親にお金の事で負担はかけれなかったし、その時は彼氏もいてなかったし結構取り分も良かったからしました(30歳)

・学費のため(24歳)

・高級ソープのお仕事に憧れていたから(29歳)

・留学したかったので(31歳)

・お金と自信が欲しかったため。自宅と学校以外の自分になってみたかった(25歳)

・夫とセックスレスで「40歳を過ぎてセックスしたいと思うほうがおかしい」「したいのなら、よそでしろ」言われたので、ネットで浮気相手を探しているうちに、この歳でも働ける風俗店があることを知ったから(47歳)

・一番初めは彼氏に売られましたが、その後は、昼間働きながら、生活のためだったり、ちょっとしたストレス発散のためにやっていました(36歳)

【「いいえ」と答えた方の理由】
・保健師という仕事柄、エイズ相談電話やカウンセリング、小学生対象のエイズ教室なんかを行っています。性感染症の相談ではかなり性に関するお話を伺うことが多いので(36歳)

・仕事として割り切れるとは思えないから。どんな人とも肌を合わせなくちゃいけないし、気持ちが入ってもいけないし。自分には無理(34歳)

・そうゆう仕事そのものが嫌とかではなく、きっかけがなかった感じです(31歳)

・怖いし必要ない(30歳)

・他に仕事があるから(32歳)

・公務員なので。でも、今は風俗やAVに対する偏見がなくなったので、若かったらやってみたい気持ちはあります(53歳)

・性は売りたくないというプライドがある(36歳)

・私の環境では、誰かには嘘付かなきゃいけません。そこまでして見栄を張りたくないから。働くくらいなら借金作って地道に返済したほうがまだましです(41歳)

・単純に気持ち悪い(27歳)

・セックスが嫌いになりそうで私には無理です(20歳)

・こういう仕事をする人はメンヘラが多い気がします。個人的にメンヘラは大嫌いなので、同じ穴のムジナになりたくはありません(33歳)

【「はい」と答えた方限定】職種とその職を選んだ理由をご記入ください

■ピンサロ
・友達に誘われて体験入店に行ったら、制服も可愛かったし客層も良かったから(31歳)

・生理でも働けるし、容姿に自信がなかったのでソープは行きませんでした(28歳)

■デリヘル
・短時間で稼げるから(31歳)

・SEXが大好きなんですが、いきなりソープは勇気がなくデリヘルに勤務しました。衛生的に不安だったのでお客さんの自宅NGにさせてもらい、本職終業後の副業としてなので1日1客が限度でした。SEX大好きなのでお客さんへのサービスは常に本気でやってましたね(笑)。「商売っ気がない珍しい嬢だ」とお客さんからよく言われました。それが理由だったのかリピーターが多かったですね。お客さんと愛人契約をしたりしていたので大満足の収入がありました(38歳)

・たまたま夜系の仕事探してたら出てきて、電話してみたらなんか対応良かったので(30歳)

・顔バレしにくくていいかもな~と(33歳)

・家のそば(自転車で10分)で通いやすそうだったから(47歳)

■エステ
・ヌキなし、舐めなしというところが決めたポイント。ただ、客の暴走もあり(31歳)

・粘膜接触がなく性感染症の可能性が一番低いので(31歳)

■ソープ
・以前から吉原の有名なお姉さんのブログを読んでいて、私もこのお姉さんと同じ世界で働いてみたいと憧れていた。ノースキンや即尺に抵抗がなかったため勇気を出して未経験で高級ソープに行ってみました(29歳)

■その他

〈耳かきエステ→セクキャバ→回春マッサージ→M性感→ぽっちゃりヘルス〉
高校卒業から今まで風俗以外の仕事をしたことがないです。だから理由も特にありません(28歳)

〈ピンサロ→おっぱぶ→箱ヘル→デリヘル→ソープ→メンエス〉
段々金銭感覚が狂ってきて、最終的にソープだったけど、精神病んで入院して普通の飲食店でバイトしました。でも生活できない低賃金だったので今はメンエスで働いてます(31歳)

〈ストリップ、AV撮影アシスタント、アダルトライター、女王様、着エロ、幼児プレイイメクラ〉
普通のセックスに飽きていたのと、フェティッシュジャンルが純粋に面白かったといったところですね(36歳)

〈愛人バンク・大人のパーティーのサクラ〉
お金のためと好奇心(40歳)

〈SMクラブのM嬢〉
ヘルスだと、レベルの高い子しか働けないと思ったことと、自分にちょっとした憧れがあったので(36歳)

〈ストリッパー(素人)〉
友達がストリッパーになって、そのステージをみて感激して、やりたいと思ったので(36歳)

〈自宅でのビデオチャット〉
身分がばれることもほぼなく、自宅でできたため(31歳)

 『夜の経済学』(扶桑社)によると、成人女性の20人に1人が性風俗経験者と算出されています。賛否両論ありますが、その時々の自分にあった職を選択するのは自分自身ですからね。公務員だって高級ソープだって、どこで働くかは個々の自由です。ただひとつだけ気になることが。“大人のパーティ”って何ですか? 教えていただけますと幸いです。

木下優樹菜のイジメ自慢、青山テルマのヤンキー根性が「痛すぎる」 自称サバサバ女子の“女々しい”価値観

 11月1日に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に木下優樹菜(28)が出演。そこでのイジメ自慢が話題となっている。同日の番組テーマは「トリオ THE 女っぽさゼロ女」で、ゲストとして木下、木下のマブダチである青山テルマ(29)、そして森三中・黒沢かずこ(38)が出演。テーマに沿うエピソードを披露していったのだが、木下とテルマの発言には客席から悲鳴がこだますることもあった。

 番組冒頭では、まずジャブ程度にテルマの「筋通っていない人がマジで無理」「私家庭的ですけど、って見せたがる女のエゴが嫌い」といった発言が紹介され、木下の親友なだけありヤンキー根性の持ち主であることが明らかに。奈良県出身のテルマだが12歳で家族とともに渡米、帰国後は東京のインターナショナルハイスクールから上智大学へ進学・卒業という、一見すると木下と重なるところのない経歴である。自身もクォーターでありアメリカで過ごした経験から多様性を認める女性かと思いきや、様々な発言から、妙な偏見にがんじがらめの様子が見てとれた。

 たとえばテルマ発表による“マジ勘弁な女”リスト。「やたらSNS用に写真を撮りたがる女」「噂に左右される女」、そして「下ネタ苦手ですっていう女」とのことで、テルマ的には「下ネタ苦手女性」を“ぶりっ子”と位置づけているのだろうが、実際に下ネタが苦手な女性は大勢いる。これには木下も乗ってきて「男よりも女の方が(下ネタが)エグい」「(みんな)絶対ある」と、いかにも女性の本音を代弁してますといった顔で語ったのだが、こういった自称サバサバ女の発言こそマジ勘弁だ。

 「ぶりっ子女子に物申せる、サバサバ女子の私かっけー」を気取りたいのだろうが、“マジ勘弁な女”リストがあることから分かるように、テルマと木下こそ「嫌いな人の悪口をグチグチいう」、嫌な女の代表格なのではないだろうか?

 さらにテルマは、小学校の頃から「嫌いな女は呼び出してタイマンする」「殴り合いする」といったDQNエピソードも披露。そうすることによって友情が生まれると言うのだが、嫌いな相手は嫌いなまま放っておけば良いのでは……? やたらケンカを吹っ掛けたがるテルマには、MCの指原莉乃も呆れ顔であった。

 一方、これまでにもヤンキー自慢が尽きなかった木下は、テルマさえも上回るオラオラぶりを見せる。“嫌いな女”について聞かれた木下は、「調子こきな、誰にでもいい顔をする女」と答え、その女に対する制裁エピソードを話した。

 いわく、いろんな人にいい顔をして発言に一貫性のない女友達Aと、Aの話に出てくる友達全員を呼び出した木下は、その場で事実確認をして、友達Aの嘘を暴いていったのだという。その後、嘘が暴かれた友達Aは学校に来れなくなったそうだ。Aに問題はあっただろうが、それを追い詰めて「やってやった!」とドヤ顔で自慢する木下は、自分こそが正義だと思い込んでいそうで恐ろしい。“いじめ”でしかないエピソードをまるで武勇伝かのように語る木下には閉口するが、なんとテルマも、同じようなことを「今年」やったのだという。アラサーにもなって!?

 2人の行動原理は“全部問い詰めてスッキリさせないと気がすまない”という己の性格によるらしいのだが、それを他人に押し付けて暴言や暴力をぶつけることは果たして笑える話だろうか。あまりに自己中心的ではないか。彼女らはこうした行動を“女っぽさゼロ”で“男らしい”とでも思っているのだろうが、勘違いも甚だしい。

 「“自称サバサバ女子”ほど厄介」とよく言うが、今回の木下とテルマを見て、その言葉を痛いほど実感した視聴者が多いことだろう。本人たちは自分が一番“腐った女”になっていることを理解しているのだろうか?
(ボンゾ)

ロバート秋山竜次のカキタレになりたくて追いかけた2001年の処女

 女ならば、誰にだって処女時代はあります。処女時代、私がそのほとばしったエネルギーを捧げたのは、勉強でも趣味でも部活でも彼氏とのデートでもなく、おっかけでした。

 中学~高校前半はヴィジュアル系に(ヴィジュアル系バンドマンのセフレになりたくて追いかけたJK時代の話)、高校後半~大学前半は二軍野球選手(二軍野球選手のカキタレを目指して奮闘した処女たちの話)に、そのすべてを捧げました。いや、すべてではありませんね。処女だけは、捧げることができませんでしたから……。

 そして大学2年の夏、私が辿り着いたついたのは“お笑い芸人”でした。がぜんハードルが下がった感! 無意識だったのでしょう、もちろん純粋なお笑い好きには間違いありませんが、いつからか純粋な憧れではなく、「簡単にヤレる有名人探し」を目的としたおっかけ活動になっていたのかもしれません。

 きっかけはお笑い芸人がたくさ出演するテレビの特番だったかと思います。フットボールアワーの漫才の面白さに開眼し、同じくCOW COWが好きだった大学友人Mを誘い、夏休みの旅行もかねて今は亡き大阪の劇場『baseよしもと』に、彼らの漫才を観に行くことに決めました。フットワークの軽さは、おっかけ体質ゆえですね。

 劇場には当時をときめく大阪芸人たちがズラリと並び、彼らの姿をこんなに間近で見られるなんて……! と感動した私たちをさらに歓喜させたのは、2001年の『ルミネtheよしもと』のオープンでした。

「テレビで大活躍中の極楽とんぼやロンドンブーツ1号2号のネタが見られるのは、ココだけ!」

を売り文句に、オープン当初から超満員の大盛況!……だったのは、ロンブーなど大物が登場する時間帯のみ。主に私たちが狙っていたのは、若手が登場する時間帯でした。チケットは取りやすく(おそらく、行って窓口で買って入って、と映画のような段取りで観られたはず)、通学途中に寄れる立地の良さもあり、通い詰めざるを得なかったのです。

 実際に観覧すると、『ルミネ』は『baseよしもと』より舞台までの距離が近く、まだまだファンも少なかった“売れっ子ではない”芸人たちのネタに、涙が出るほど笑ったものです。そこでドハマリしたのがロバートでした。一度ネタを見ただけで、当時から天才肌を発揮していた秋山竜次氏の虜に。以来、ロバートの全コントを見逃さないためにルミネに通い、他所でのライブにも通い(当時はよく、同期のインパルス、森三中とライブをしていた)、出待ちはもちろん当たり前でした。

 1999年からトリオとして今のメンバーで活動開始した彼らですが、01年後半にはもう『はねるのトびら』でブレイクしてしまうので、私がおっかけをしていた時はまさしくブレイク前夜も前夜、爆発寸前の一番おいしい時期でした。

 新宿駅南口のほど近く、ルミネの社員通用口からライブを終えた芸人が続々と出てくる道が、おっかけ女性たちの定位置でした。お目当ての芸人が出てくるとスッとそばに寄り、話をしたりプレゼントを渡したり、ツーショット写真を撮ってもらったりします。おっかけ間の暗黙のルールとして、持ち時間は一人3分前後。後ろには、順番を待つ他のおっかけ女性たちが、一定の距離を保ちつつ付いていきます。もちろん芸人は立ち止まらずスタスタと目的地まで歩いていきますから、その様子はハーメルンの笛吹き男さながら。

 で、ここで空気の読めないおっかけがいるんですよ。持ち時間を5分もオーバーすると、どんどん後ろのおっかけたちに影響が及びますから大迷惑。私なんかは新大久保付近(新宿駅から徒歩20分)でやっと話しかけることができた日もあります。

「あ、あのう! お、おばあちゃんが入院中なんですが!(話しかける口実のための、クソつまらない嘘) 秋山さんのコントを見るときだけ笑えるんです! あのう! がんばってください! あ、し、写真! ととと撮ってください!」

 歩きながら、ハァハァと息を切らし、早口で喋りかけ秋山氏に手紙を渡し、一緒に写真を撮ってもらいました。ちなみに写真は、他のおっかけを見るとみんな芸人にカメラを渡し、自撮りツーショットを撮ってもらうという図々しいスタイルが確立されていましたから、私ももちろん秋山氏にコンパクトカメラを渡し、一緒に撮ってもらっていました。自分でシャッターを押すのではないのです、あくまで芸人に押させるあのスタイル、一体なんだったんだろう……。

 そんなある日、私たちおっかけを沸かせる企画のお知らせが、ライブ時に配られるビラに挟まれていました。

<ロバート&インパルスと行く、ドキドキ♪わくわく♪中華街バスツアー!!>

「行きますよね?」
「ですよね! 絶対行きますよね!」

 顔見知りのおっかけたちや、インパルス板倉俊之のファンだった大学友人Eと参加の意志を固めると、学生にとっては大金の参加料約2万円を、激安回転寿司屋のバイト代から捻出、すぐに申し込みました。

 まずは新宿に集合し、バスに乗車。1号車に秋山氏&板倉、2号車にそれ以外、だったかと思いますが、ファンはあらかじめ「どのメンバーと行動を共にしたいか」で、乗るバスを選ぶことができました。私はEとともに迷わず1号車へ。出発すると、自己紹介を開始。名前や誰のファンかを一人ずつ発表していくなかで、私はどうにか覚えてもらおうと必死になり、

「昨日から緊張して、子宮が痛いです!」

と、昨今の全方位配慮なご時世なら炎上必至のコメントを添えると、さすがは芸人さんですね、秋山氏は素人のどうしようもないシモ系ボケも拾ってくださいました。

 が、ここでちょっと、現実を目の当たりにして戸惑うおっかけたち。テレビやライブでは終始わーわー言うてる芸人ですが、1日中ファンに囲まれていなければならない状況で、ずっとわーわー言うてたりはしません。秋山氏も板倉さんもテンションが“普通”なんですよね。私たちの自己紹介にも、「はい、◯◯さん、よろしくね。じゃあ次のひと~~」と“普通”に言います。

 中華街に到着すると、それぞれ好きな芸人に付いて歩き回る中華街観光がスタート。ちなみに秋山グループは、中華料理屋で小籠包を食べるコースでした。店までは秋山グループ総勢20数人で大移動。入店し秋山氏が円卓に座ると、すかさず隣を陣取ったのが、ピタTに推定Fカップの巨乳が浮き出た、20代の単独参加女性。もう片側には、年季の入ったおっかけであろう、40代以上と思しきおばさん(2人組で参加)が座りました。

 出遅れた私たちは、他のテーブルで食べることを余儀なくされますが、秋山氏の注文した小籠包が来ると、みな席を立ち秋山氏のテーブルを囲みました。そして、その一挙手一投足に大注目。箸を取り、小籠包を掴み、口に運び、小籠包を噛み、飲み込む――その一連の動きを、女共が固唾を飲んで見守っています。こんなワケわからない状況で小籠包を食べる秋山氏は、生きた心地がしなかっただろうな、と今なら思えます。

 食事が終わると、待ちに待ったフリータイムです。我先にと秋山氏に群がる女たち。いつの間にか、秋山氏に似顔絵を描いてもらうという流れができあがっていました。私ももちろん書いてもらいました。描かれたのは、ニキビヅラの鼻デカ女。秋山氏の芸風を好きになったはずなのに、それならそう描くとわかるだろうに、普通にめちゃくちゃショックを受け、ずうううんと気落ち……。また例によって、「この女達の中なら結構イケる方」という肥大化した自己評価とのギャップもあり、ずううううん……。次に描いてもらっていた、ぽっちゃり気味の顔見知りおっかけ女性も、ずうううん、としていました。

 ふとピタT巨乳を見ると、似顔絵も描いてもらわず、ずっと秋山氏の隣をキープしているではありませんか。店を出て次の目的地に行く際にも、彼女は常に秋山氏の隣を歩いていました。でも、喋りかけたりはしないんですよ。ただ隣にいるだけ。参加者全員での記念写真撮影時さえ、その女は秋山氏の隣にいました。

 さて、すっかり気落ちした私はヤケクソになり、最後にほかメンバーとも触れ合える場面で、「もうこいつでいいや」と(なにが?)なり、インパルスの堤下敦に近づきました。そしてツーショットを撮ってもらい(例によってカメラを渡して)、言いました。

「さっき、友達同士でバーベキューするのが好きだって言ってましたよね」
「はいはいしますよ」
「今度ぉ、私も呼んでくださいよ~~」

 え、どの立場から言ってるの? てゆうか誰? 突然来て呼んでくださいよ~~って、え、誰? 堤下さんも内心ビックリしたんじゃないでしょうか。ヤケになった処女とはげに恐ろしきかな。だがしかし堤下さんはそういう類の猛獣に慣れているのか、

「はいはい呼びますよ」

とOK(?)との返事! 「ぜったいですよぉ~~」と言いながらその場を離れ、Eに、「堤下のバーベキューに参加できそうなんだけどwww」と報告した私ですが、連絡先も知らずに、一体どうやって参加する気だったのか教えてほしいものです。

 その中華街バスツアー以降、似顔絵ショックと秋山氏へ近づきすぎたことによるエネルギー減少が原因で、以前よりもライブに行く回数が減った私。と、同時期に、処女時代を終えたのです。

 バイト先の激安回転寿司屋の同僚である1歳年上のFラン大学生に、スタッフルームで突然膝枕されたことで恋に落ち、むりやりお台場デートを取りつけ3日後に告白。その日の夜、やたらお香が立ち込める彼の一人暮らしの部屋で貫通。そして2カ月後には「××さん(バイト同僚)が好きだから」との理由でフラれ、バイトリーダーのOさん(28歳。前歯がない。税金を滞納している。声は池谷直樹にそっくり)に、「有屋町ぃ、おまえ、お笑いばっかり行ってるから、愛想つかされたんだよー」とダメ出しされるのでした。

 さて、ヴィジュアル系、野球選手、ともに常に持っていくのはセミプロ女性。芸人は? 秋山氏はあのピタT巨乳とイタしたのだろうか? 正直わかりませんが、のちの実話誌編集者時代、私は“カキタレ”と呼ばれる女性に取材する機会に恵まれました。

 名前はRちゃん。当時弱冠20歳。彼女は歌舞伎町のキャバ嬢で、某漫才コンテスト優勝経験のある芸人のカキタレ、との触れ込みで、編集部の信頼できる先輩に紹介されました(先輩は彼女をネタ元にしていた)。

 Rちゃんの源氏名は2chの芸人スレに飛び交っており、「◯◯の子を妊娠した」とか、「俳優の▲▲にも手を出している」とか、罵詈雑言含め華麗なる遍歴で語られていました。彼女に会い話を聞くと、実際にすごいんですよ。サイゾーも真っ青のゴシップの宝庫。「G・Mは乱交パーティーをしている」とか、「Eはデブ専風俗マニアで、店には彼のサインが飾ってある」とか、「Y・Tは鬼畜セックス。女をものとしか思っていない」とか、旬な芸能人のゴシップをディティール細かく教えてくれるんです。

 そのなかで私が記事にしたいと思ったのが、「AのS・Sの、大麻吸引写真がある」でした。

「S・Sが水パイプで吸ってる場面なんですけど、私の友達がヤッたときに吸ってて、その子が撮った写真があるんです。あいつ、常習でヤバいですよ」

 あのSクンが!? と湧き立ち、編集長に報告するとGOサイン。「次に会うときにその子(S・Sとヤッたという友達:Bさん)も連れていく。写真も渡す」というので約束の日に会いました。その日はRちゃんの彼氏だという純朴そうな年下の青年も同席していました。

「もしもし? Bちゃん? あとどのくらいで来られそう?」

 目の前でそんな電話を何回かしていましたが、2時間経っても3時間経っても、肝心のBさんは来ません。埒があかないので、RちゃんからBさんと呼ばれる子の電話番号を教えてもらい、「紹介料」として謝礼を渡しお開きに。

 翌日、Bさんに電話をしました。

「は? 何の話ですか?」
「いや、だから、Rちゃんに番号を教えてもらいまして。Sクンの写真を……」
「R?」

 数秒無言になったあと、受話器からはSの「ふふっ」という笑い声が聞こえてきました。

「騙されてますよそれ(笑)」

 芸能界――それは、虚実入り交じる偶像の世界。そこに群がる者もまた、虚に魅入られてしまうのです。と、格好つけてしまいましたが、私がこの三部作で言いたかったのは、「現実の処女喪失は、とてもしょっぱい」という話でした。

 ちなみに、“有名人とヤラせろおばさん”こと有屋町はるが辿り着いた「ヤレる有名人」の結論はズバリ! サブカル文化人でございます! もはや有名人でもなんでもねえ!

サークルクラッシャー列伝 その4~童貞狩り、ネトゲ、過去のトラウマ

◎童貞ばかりの工学部で男遊びは楽勝?

同一のコミュニティで複数の色恋沙汰を起こし、人間関係を崩壊させる「サークルクラッシャー」。前回は、自己肯定感が低いがゆえに、“常に誰かから愛されている状態”を求める「承認欲求型」を紹介した。今回も引き続いて、著者が取材した実在する彼女たちのエピソードを紹介していく。次に紹介するパターンは、「狩猟型」とも呼べるサークルクラッシャーだ。

「彼氏がいたときに、浮気しなかったことはない」と語るのは、関西の女子大生・Aさん。極度の寂しがり屋で、彼氏がいない時間が耐えられないため、その時間を埋める男を常にキープしていた。そんな状態に対し、「私はモテる」という他人への優越感を抱くこともあった。

Aさんが進学したのは工学部。女性比率は極端に低く、キャンパスには男ばかりがウロウロしている。しかも、「工学部は、女性経験が少ない男が多い。ほとんど童貞」(Aさん)という。入学当初から同級生と交際を始めたが、「遊ぶならこの環境は、めっちゃ楽勝だと思った」。

交際していた彼氏は、周囲との関係を気にする性格で、仲良しグループ内でAさんと付き合っていることを大っぴらにしたがらなかった。この状況は、Aさんにとっても願ったり叶ったりである。立て続けに5人と肉体関係を持ち、彼氏と会えない時の暇つぶし、または授業ノートやレポートの写しを頼む要員として、女性経験が乏しい理系の男たちを手玉に取り始めた。ちなみに肉体関係を持った5人以外にも、Aさんに尽くす男たちは複数存在していた。

「アッシー君みたいなもの?」と聞いた筆者に、「そうそう。それです!」と明るい声で即答したAさんは、若いわりに古い言葉を知っているのか、それとも話を合わすコミュニケーション能力に長けているのか。いずれにしても男を小間使いのように使い倒し、なおかつ複数の男との関係が周囲や彼氏にバレることもなく、華の女子大生ライフを謳歌していたという。

そんな“完全犯罪”が崩れたのは、意外な出来事がきっかけだった。Aさんと彼氏が付き合っていることを知らないグループの女性が彼氏にモーションをかけ、それをAさんが「私の男に手を出すな」と咎めたのである。その言動が原因でAさんと彼氏との交際がおおっぴらになると、いたるところでほころびが生まれ、Aさんの所業は白日の下に晒されてしまった。

「自分が遊ぶのはいいけど、彼氏が遊ぶのは許せない」というAさんの理屈は筆者にはよく理解できないが、結局はAさんを止められるのは、Aさんしかいなかったということになる。Aさんによる自滅がなければ、Aさんの“狩猟”はさらに拡大していた可能性すらあるのだ。

◎男5人とグループ通話しているその裏で……

次に紹介するのは、高校生からの5年間、バイト先や通っていたライブハウス、趣味のサークル、ネトゲなど、行く先々でサークルクラッシャー化していたBさん(現在は20代の会社員)。

「もともとモテテク的なものに強い興味があり、女子高生になってお化粧を覚え、チヤホヤされはじめたのを自覚してからは、男が思い通りに動くのが面白くて仕方ありませんでした。モテテクや心理学本で勉強したことを実践すればするほど、男たちの好意が自分に向くことが快感だったんです。まるで、魔法使いになったような気分に浸っていました」(Bさん)

たとえば、バイト先でのこと。三十路のコックから4つ上のチャラ男、同年代のスポーツマン、年下くんといった面々に、次々とアプローチをかけていった。具体的には自分の香水をふりかけたマフラーを貸したり、まかないを食べる時にあーんしてあげたり、「次のシフト◯◯さんのいる日にしようかな」と呟いたり、目が合ったら微笑んだり。文字にすると馬鹿みたいなことばかりだが、当事者の男たちにとっては、心が揺さぶられる経験だったのだろう。

しかし、Bさんは肉体関係どころか、指一つ触れさせることすらしなかった。さらに、「好き」といった直接的な言葉も避け、あくまで好意を匂わす程度に留めていたという。しかし、それでも4人は本気になってしまい、三十路のコックはストーカー化して、mixiで長文の恨み節メッセージを送ってきたのを最後に音信不通。チャラ男とスポーツマンはBさんを取り合う敵対関係になった挙句、職場から姿を消した。友達にからかわれながら初々しく電話で告白をしてきた年下くんも、フラれたショックでバイトを辞めてしまった。4人の若いスタッフを訳もわからず立て続けに失った店長は、首をかしげながら求人を出し続けていたという。

さらに、三十路のコックがストーカー化した際には、それをダシにして男からの同情心を集め、サークルの“姫”の地位を欲しいがままにしていた。「三十路コックがストーカー化した話を趣味サークルの男5人全員に相談し、『怖いから』という口実でSkypeのグループ通話をしている時も、裏では個別にそれぞれとチャットしていました。『全員に相談していると見せて、裏では俺と会話している』みたいな特別感を演出して、気を引いていました」(Bさん)

◎「力」があるなら、それを行使してみたくなるのは当たり前

Bさんは、心理学に興味があるというだけあり、自身の過去について詳細に分析してくれた。

「私の父は家に寄り付かない人で、幼い頃から愛されている実感が一切ありませんでした。そのせいで、誰かに好かれて安心したいという気持ちが、人より強かったように思います。そのうえで、『結局、誰も自分をわかってはくれない』と自己愛に浸っている部分もありました。今なら滑稽だと思いますが、その当時は愛も理解できない子どもで、ただ求められることが愛されることだと思っていました。男を思い通りに動かすことができると思ってからは、ある種の万能感のようなものを得てしまい、肥大化した自尊心で男を惹きつけては壊しの繰り返しでした。今の夫に出会ってから、サークルクラッシュ行為がぴたりと治ったのは、『この人に大切にされる自分でありたい』と思えるようになったからだと思います」(Bさん)

過去にトラウマを抱えたナイーブなBさんを「狩猟型」と呼ぶのは可哀想だと思うだろうか。しかし、Bさんは少なくとも自分が能動的に男を狩りに行ったということを自覚しており、また狩る力があるなら、その力を行使してみたくなるのは当たり前だと思っていた節がある。自己肯定感が低いがゆえに、“常に誰かから愛されている状態”を求める「承認欲求型」と重なる部分もあるが、行為による“結果”に対して確信犯的であることが決定的に異なる点だ。

自分の力に自覚的なサークルクラッシャー。クラッシュさせてしまうとわかっていても、その力を行使することを止めることができず、ついつい男を能動的に狩りに行ってしまうサークルクラッシャーのことを、筆者は「狩猟型」と名付けて、今後も研究していきたいと思う。

次回も引き続き、サークルクラシャーについて取り上げていく。
(宮崎智之)

「チンチンが僕の主体と連動していない」AV男優・森林原人の深刻な悩み

再会。
甘くせつない響き。
再会。
原人と……SA・I・KA・I

そう、森林原人の新刊『イケるSEX』(扶桑社)の発売を記念して、原人サイドから「是非しQちゃんとの対談を」とオファーがあったキュウ~!
あたしの魅力に原人がメロメロなのはわかってたけど、猛プッシュされると照れるキュウ~。げーんじん、SEXしよ★

『イケるSEX』は、原人が女性のセックスにまつわるお悩みに丁寧に答える内容だけど、原人にだって悩みはあるはずキュウ。

今や銀河一のAV男優として、男女問わずあちこちから悩みを直球でぶつけられる立場の原人だけど、でも、いくら超人とはいえ原人だって人間。一方的に悩みを受け止めるだけだと壊れちゃうキュウ~。あたし原人のことが心配だキュウ。

原人の支えになりたい。
癒してあげたい。
今日は原人の悩みを聞くキュウ~~~~~~。

◎僕はヤリマン

原人 これから僕は、どういう方向に進んでいけばいいのかっていうのを悩んでまして。

――お仕事のことキュウ?

原人 そうですね、仕事を踏まえてどういう方向性にいこうかと。色んな人が色んなアドバイスを最近くれるようになったんですよ。

――どんなアドバイスをいただいてるキュウ?

原人 僕は今まで男優一本でやってたんですけど、こうやって本を出させてもらったりとか、メディアに出させてもらうようになると、文化人路線をすすめてくる人もいるし、かと思えば、昨日受けた仕事はお笑い芸人路線で。

――こんなにカッコよすぎる原人ちゃんが、お笑い……?

原人 江頭2:50さんとお互いのアナルに鈴を入れあって、引っ張り合うっていう仕事でした。

――え~きゃわいい~~~それ見た~~~い。何チャンネルキュウ?

原人 GEOチャンネル。(「それいけ!エガちゃんマン」 #2 10月28日AM2:50~、#3 11月4日AM2:50~)

――原人はその仕事内容に抵抗ゼロなんキュウ?

原人 僕はちょっと悩みましたけど……いつも、「ま、いっか」と思って受けちゃう。仕事に関しては結構ヤリマンで、何でも受けちゃうんです。

――キティちゃんみたいな感じ? キティちゃんとのコラボとか……やってほしーキュウ! 可愛い「ご当地原人」希望キュウ。

原人 ……。しQちゃんって、僕について「可愛い」ばっかりですよね。ブサイクって言われ続けてきた僕としては嬉しい限りなんですが、でも、可愛いだけじゃ生き残れないと思いませんか? 今後のための方向性が全然定まらないことが悩みなんです。どういう仕事は断って、どういう仕事をやっていくべきか……。

――1回全部やってみたらいいんじゃないキュウ? そもそも断った仕事ってあるキュウ?

原人 ないっすね。

――ガチでヤリマンキュウね。来るもの拒まず。1回やってみてイヤだったから、2回目はもう断固お断りしているみたいなヤツは?

原人 2回目イヤだって思うこともありますけど、それって仕事内容というより、その現場にいるスタッフさんがイヤな感じだったとかで。だからたとえば、昨日のアナル綱引きにしても、楽しかったから、またお声がかかれば全然、やぶさかじゃない。AVでいえば、ゲロものでも楽しければ僕は平気なので。

――それはゲロを食べるキュウ?

原人 ゲロを塗り合う。

――楽しそう~原人もゲロを吐くキュウ?

原人 僕は吐かない、女の子が吐くんですけど。う~ん、スカトロまでいかない・・・…ウェット&メッシーっていう感じですね。性的な興奮はしなかったですけど、現場のみんなが楽しんでやってて、だからイヤじゃなかった。ゲロでもんじゃ焼きを作ったんですよ。火を通せば一緒だし、おたふくソースかけたら月島の味と変わんなかったですもん。そうゆうのはそうゆうので楽しいなみたいな。

――それって、絡みはあるキュウ?

原人 あるある。

――よく勃起するキュウね。イヤじゃないけど良くもない状態で。男優すごいキュウ。原人ちゃんは今、「森林原人」っていうキャラクターのどこがチャームポイントだと思うキュウ?

原人 チャームポイントは、重度の仮性包茎とか……いや違うな、とりあえず何でも当たり障りなくやるところ。ドラマものの作品でも、おばあちゃんを抱くのでも、抱かれるプレイでも。あるいは脱がないで喋るだけの仕事がきた時も、芸人さんみたいにうまくは話せないけども、そこそこつつがなく。でもね、僕って、ペンタゴングラフでいえば、飛びぬけてイケてる項目がないんですよ。万遍無く整ってるけど、特徴がない。

――でも、ペンタゴンがデカイよ原人は。

原人 いやー、そんなこと言ってくれるのはしQちゃんだけですよ。今後おそらく、業界が縮小して男優の需要は減っていきます。それだけじゃなく、若い男優に押されて僕自身の需要も減る。僕も若い頃は「自分には関係ない」と思ってたんですけど、30代後半になって、ひしひしと感じている。世代交代が起きるんですよ、男優でも。

――ザーメン二郎ちゃんとか今キてるキュウよね。

原人 そうそう、ザーメン二郎とか。やっぱり、新陳代謝があるじゃないですか。監督やプロデューサーが若い世代になっていくと、演者も若い人たちになります。今でもプロデューサーは30代が主流になっていて、彼らにとっては同世代の監督が使いやすい。で、30代中盤の監督からしたら、年下か、せめて同学年くらいが使いやすい。自分が仕事を発注できる側に回らないと、いつまでも下請けのポジションでは先細りなんです。

――ペニスは先細りじゃないキュウのに。

◎月収60~100万は欲しい

――じゃあ原人は、何がやりたいのキュウ?

原人 やりたいのは、セックスに関わる仕事なら何でもいいって感じです。

――自分のセックス? それとも他人のセックスでいいの?

原人 理想は、どっちもで、代々木忠さんみたいな感じなんですよ。80歳くらいまで性そのものを探求するというか……。

――でも、80歳くらいまでエロで生計立てられるかっていうと。

原人 代々木さんはいい時代だったんですよね。AVが売れて、1本出すと何千万って儲かったりして。

――エロっていうか、エロ以外の側面でセックスを捉える活動もアリなのかキュウ?

原人 全然アリ。僕個人でホームページというか、サイトを立ち上げようと思ってて。「リビドーリブ」というタイトルで、キャッチコピーは、「性と向き合い、性を知り、性を楽しむ」。今まで性を後ろめたいもの、恥ずかしいもの、隠さなきゃいけないと思ってた人たちに、性ってもっとちゃんと向き合えば楽しいんだよって伝えていきたいなって。「女子SPA!」では女の人向けの相談だから、男の人向けのものもやりたいですし、性を語る場を作りたいなと。

――これからどんな方向に進むか、見えてるじゃないかキュウ。

原人 でもそれだと、ぶっちゃけお金にならないんですよ。

――今は、原人ちゃんの月収はどれくらいキュウ?

原人 ぶっちゃけ月100万前後。そこから経費を引いていくと、まあぼちぼちって感じ。

――どれくらい稼ぎたいのキュウ?

原人 今みたいに稼げなくてもいいですけど、家賃が20万くらいのところに住んでるから……そうすると、家賃の3倍として、税引き手取り60万くらいの金額は毎月安定して欲しい。パンツ脱がなきゃ厳しいでしょうが。

――20万の部屋は豪邸キュウ?

原人 うん、まあ、ぼちぼち。2LDKでひとつは完全に衣裳部屋。

――原人がお金たくさん必要なのは、ハイファッションな男だからキュウ。おしゃれはお金かかるキュウ。「ヌメロ」でいいからファッション誌にページ持つとか無理なのキュウ? あれも扶桑社だし。文化人気取りでもサブカルおじさんでもなく、真のハイファッション・コース。

原人 「ヌメロ」でいいからって……。

――出て欲しい~「原人のファッション通信」。

原人 大それた夢だわ。でも、中高時代はファッション通信でオナニーしてたから、大内順子のナレーションをバックに。そうゆう意味ではなんとなく目指す原点って気はしますが、うん……夢ですよね。

――今は月100万近くの収入を得てるわけキュウけど、そのぶん一日の発射回数が多いとか多忙で体力的にはしんどいと思うキュウ。仕事のペースは、決めたりしてる?

原人 ないない、来た仕事を全部入れる。

――今日はいくつ現場行ってからココに来たキュウ?(時刻は夜22時)

原人 今日は、男優の仕事じゃなかったんです。「AERA」(朝日新聞出版)の4年ぶりのセックス特集号(10月17日発売号)でその特集ページ用のイメージショット撮影に協力してきました。一応、コラムも寄稿させてもらっていて。

――キターーーー文化人路線! 何について書いたキュウ?

原人 当初は20~60代以上のパートナーがいる男女計500人にとったセックスに関するアンケートの調査結果を踏まえて、コメントを寄せて欲しいって言われてたんですけど、編集者と打ち合わせをしてたら、僕が考えるセックスレスの解消法と、何で男女はすれ違うか、みたいなテーマで書いてほしい、ということでまとまったので、それを書きました。挿入至上主義からの脱却を提案する、みたいな。

◎男優のセックスレス問題

――原人はセックスレスに悩んだことあるキュウ?

原人 う~ん、僕は悩んだことないですね。相手は悩んでるかもしれないですけど。

――なんで?

原人 セックスレスの関係性自体は経験ありますよ。30歳の頃に3年くらい同棲してた恋人がいるんですけど、最後の方はセックスが月に1回くらいの頻度に減ってたなあ。ただ、僕からしたいって言って、断られ続けたっていうのはあんまりないんですよ。僕は仕事で射精をしてるから、パートナーとしなくても現場でしちゃえば、発散はできるわみたいな。って感じで・・・…。

――矛盾してるキュウ。原人こそが「挿入至上主義」から脱却できてないキュウ? 相手は射精を望んでるわけじゃないかもしれないのに。

原人 うん……。あの頃は、そんなでしたね……。そういう状況で、恋人と「なんで私とはエッチしてくれないの」みたいな喧嘩になったことは何回かありましたよね。

――原人は恋人とセックスしなくても平気だったけど、向こうは平気じゃなかったワケだキュウ。恋人からの誘いを断ったことは何度もあるキュウ?

原人 そこはね、僕のセコイところで。帰宅するやいなや、開口一番「今日は4出し(=4回射精)してきたから疲れた~」とか、自分から言っちゃって「もう今日は出来ませんアピール」するんですよね……相手の人の良さにつけこむみたいな。実際本当に疲れてはいるんですが。他の男優とも話したことがあるんですよ、こういう仕事をしていて、プライベートの恋人も満足させるにはどうすればいいか問題。セックスレスになって気まずくなったり、スネる恋人をなだめる労力よりは、どんだけ辛くても挿れて出しちゃえば終わるから、その方が早く済むんだよって、意見が一致しましたね。

――男優ならではって感じ。勃起はおちゃのこさいさいだろ? キュウ。

原人 でも、どうですか、女性からしたら。やりたいって言って断られて嫌な思いするよりは、ちょっと今日手を抜かれたなって思っても、セックスがあった方がいい?

――どっちもやだろキュウ。ってか普通の男は、馴染んだ女性相手で、疲れてその気にならない状態で、勃起するの難しいと思うキュウ。「挿れて出しちゃえばいい」みたいなことが可能なのは、原人とか男優だからであって。基本的にはチンコってそんなに自由自在じゃないから。

原人 出来ないですかねぇ。

――セックスレスのとき、問題の根本にあるのは勃起や挿入の有無じゃないと思うキュウ。男女のすれ違いは実感したことあるキュウ?

原人 すれ違う理由は、整理すると、男女の身体的特徴の差。男の人の方が性欲のピークが若い時にくる。女の人は性欲のピークが遅くくる。年代的に、男は10代20代、女の人は30代40代って上がってくる。ってなってくると、どう考えても同世代でカップルになったら、かみ合わなくなってくる。しかも「挿入」がセックスには絶対必要だって考えたら、男が優先されるセックスにならざるを得ない。勃たなきゃセックスができないんだから、男の都合のセックスになる。その時点で女の人はハンデっていうか、損をしてる。あとは、1回のセックスに限ってみれば、男の人はすぐ上がってすぐ下がる。女の人は、ゆっくり上がって、ゆっくり下がるっていうタイムラグがある。もうひとつ、社会的要因として、女の人が性欲を表に出しにくい空気がまだ日本にはあるから、それに甘えて男は自分の都合のいいように解釈する。この女は俺のセックスで満足している、と。となると、男女のカップルが長いこと1組でセックスをし続けるのは絶対に無理って僕は思うんですよ。

――原人自身は、最高で何年間、同じパートナーと寄り添ったキュウ?

原人 そんな長くないなあ~、さっき話した、30歳の頃に同棲してた彼女が一番長くて3年でしたね。期間的に一番長いことセックスする関係にあるのは風間ゆみさん。かれこれ15年くらいお仕事で不定期にお会いしてヤッてますからね、だははは。

――プライベートで性の悩みはないキュウ?

原人 プライベートのセックスでは……それがね、こういう文化人気取りの仕事を始めちゃった弊害だと思うんですけど。ちょっと分析グセがついちゃってる。「こういうセックスって、こういうことか!」とか、勝手に分析はじめちゃうわけ。

――自分がやってるのに? コナンみたいになってるの? AV探偵コナン? 心は原人、体は……カラダも原人か。

原人 こないだプライベートでセックスした時に、おあずけしようと「チンチンが欲しいって言わないと挿れてあげないよ」みたいな言葉のやりとりをしたんですよ。僕、挿れる時はよくそれをやるんですよ、それがやっぱ聞きたいんですよ。

――へ~。原人的にはその時、女性がなんて返事するのが正解キュウ?

原人 そのままオウム返しでいい。「挿れてほしい」って。

――トンチきかせたりしなくていい?

原人 トンチきかせられると、余裕があるなーって思っちゃうから……(苦笑)。で、そのやりとりをしてる時に、パッと、「アレ? 今、チンチンと僕の心が離れてる!」って思ったんですよ。

――チンチンと心が?

原人 チンチンが記号になってるって思って。チンチンをマンコに挿れるっていうやりとりだけを求めてる。チンチンと僕の主体が、連動してなかったんですよ。冷めてるってわけじゃないんですけど、僕は一応、お悩みに答えてる中で、「相手と向き合って心でセックスをするのが一番気持ちいいよ」って散々言ってきたんです。そうやって訳知り顔のアドバイスをしておきながら、自分が心でセックス出来てなかったなぁって、その時思ったんですよ。チンチンをマンコに挿れるっていう行為、やりとりを客観的に見てる自分は、心のやりとりと下半身のやりとりにズレがあるじゃないですか。それに気付いてしまうとね、プライベートでセックスしている最中、「前はこんな感じしなかったのに、今も気持ちいいは気持ちいいし、でも心からの調和というか一体感が生まれないのは何でだろう、自分の中で乖離が起きてる」とか、そういうことも考えちゃうようになった。

――「女子SPA!」での連載を始めたことで、そういう分析グセがついたキュウ?

原人 そう。セックスって、今まで感覚でするものだったのを、言葉にしなくちゃいけないってなると……。

――僕の心とチンチンが離れている時がある。なんか、歌に出来そうでキュウね。「チンチンと僕」って。原人がボーカルの男優バンドとか、見たい。セックスについて音楽で伝えていく。原人の歌聞きたーいキュウ。

原人 (即座に)歌の才能ないから。

――強い否定。え、カラオケいきます? なに歌うキュウ?

原人 カラオケはわりと行きますよ。CHARA歌う。

――手ぇ~を~つ・な・ご・う?

原人 兄貴がCHARA好きで、俺も好きになったんですよ、実家暮らしだった頃にね。でも初期しか知らない。「やさしい気持ち」よりもっと前。「あたしなんで抱きしめたいんだろう」とか。

――超聞きたいキュウ! 「原人はなんで抱きしめないんだろう?」♪

原人 でもね、CHARAの歌詞を今読み返すと、初期のは特に「この女重いな」って思うんですよ。僕はCHARAが好きだし、銀色夏生も好きだったけど、銀色夏生も重いなぁって今は感じる。恋に恋してるみたいな感じでしょう。「自分がこんなに好きなんだから、答えてくれなきゃおかしいでしょ?」みたいな。

――重い女が好きなんキュウ?

原人 そういう重い男だったんですよ、僕自身が……。

――今は違う? いつまで?

原人 30前後くらいまで。さっきから頻出する3年間同棲した女性と人生で一番の大恋愛をするまでは、そんな感じでしたね。

――人生で一番の大恋愛の話、聞きたいキュウ。ってか、同棲してた女ってゆーけど、原人は付き合うと大体すぐ同棲してるんでしょ? あたし知ってるキュウ。

原人 そう、すぐおいでって言っちゃう。

――メンヘラにおいでって言っちゃうキュウよね。元カノ全員メンヘラ説。

原人 メンヘラホイホイって言われますね。

――でもそれでセックスレスになるんだぁ。ふ~ん。へ~。原人の恋愛について、もっと解明したい。仕事の話はどうでもいいから恋愛の話しろキュウ。

原人 えっ、まいったなあ。僕の悩み相談ですよね……?

――全部さらせ! さらけださないで答えだけを得ようとするなキュウ!

<後編へ続キュウ>

■しQちゃん/子宮のゆるキャラ(妖精)。アイドルに貢ぐために週5+日払いバイトで馬車馬のように働いているキュウ。生理前は情緒不安定になるけれど、今日も元気に頑張りまシュッサン☆ 

ニコニコ生放送でUFO・宇宙人の陰謀が暴かれる!? 「Xファイル・イベント」生中継! 矢追純一、月刊「ムー」編集長らが出演!

xfile0331.jpg
画像は、X-ファイル 2016
xfile0527.jpg

■チケット完売、急遽ニコニコ生放送決定へ!

 13年振りの新シリーズ『X-ファイル2016』デジタル配信&DVDリリース記念! 

TOCANAが選んだオカルト界の超大物たちが語る
「X-ファイル」の真実! 超常現象スーパー最前線 Supported By「X-ファイル」

【出演】
矢追純一
月刊「ムー」編集長 三上丈晴
キャンキャン 長浜之人
人間椅子 和嶋慎治
橘花凛
東京スポーツ オカルトデスク三浦伸治
TOCANA編集長 角由紀子

 トカナが選ぶオカルト界の大物たちが、20世紀FOXの人気米国ドラマ「X-ファイル」で描かれてきた「UFO」「UMA」「心霊 現象」「超常現象」「陰謀説」「バイオテロ」をテーマに、超常現象を徹底検証・徹底解説!ここでしか聞けない“真実”を大暴露するトークライブ! 反響多数でチケットが完売しましたので、急遽ニコニコ生放送が決定しました!

■時間 6月14日(火) 19:30~22:30放送

■URL

オカルト界の超大物たちが語る 「X-ファイル」の真実!


http://live.nicovideo.jp/watch/lv265731574

■ツイッターでも実況中継
ハッシュタグ #Xファイルトカナ

人知れず涙…小倉優子が代弁した「孤独な子育て」

 5月3日放送の2時間特番『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)で、ゲストの小倉優子(32)が興味深い話をしていた。

 小倉は2011年10月に、ヘアメークアーティストの菊池勲(45)と入籍。翌年6月に長男を出産し、テレビ出演本数はそれまでと比べればセーブしている。だが料理やテーブルコーディネイトの腕前は他のママタレントを遥かに凌ぐハイレベルぶりで、主婦向け雑誌への登場回数は多く、大型ショッピングモールとコラボレーションし生菓子のプロデュースなども最近はスタートしている。

 さて番組では<自分が愛して結婚、愛されて結婚どっちが幸せ?>といったテーマでフリートークをする中、司会のナインティナイン矢部浩之(44)が「いってらっしゃいのキスとかするの?」と、まず山口もえ(38)に訊ねた。爆笑問題の田中裕二(51)と再婚したての山口は満面の笑顔で「うち、すっごい仲良いんですようふふ。玄関を開けて『いってらっしゃい』と私が見送っていると、(田中は)少し歩いてから投げキッスをしてくれる」と応答。雛壇でその隣に腰掛けていた小倉は、「うわあ~!」と歓声を上げながらそのノロケを聞き、「うちは子供が生まれてからケンカが多かったけど、この半年くらいなくなりました」と話を展開させた。

矢部「子供のことでケンカしてたの?」
小倉「私がすごい不満をいっぱい持ってて。いつも(夫が家に)いないとか。でもカレは『俺は仕事してるんだ』と。だから最近は、考え方を変えて『夫は常にいないものだ』と思うようにしたら、何か家のことをしてくれるとすごくラッキーに思えて、ケンカは一切なくなりました」

 矢部の妻である青木裕子と小倉は親しいらしく、続けて矢部が「ちょっと前、ご飯食べたやん、うちの家族と」と、矢部家自宅に小倉を招いて食事をしたことを明かした。すると小倉は、そのとき夫・父親としての矢部の側面を初めて知ったそうで、「矢部さんってスゴイんですよ! すっごい子煩悩で、収録前とか毎日(子供を連れて)公園に行ってから(出勤する)!」と大興奮。矢部は少しためらいがちに、「あとから嫁に聞いたんやけど、ゆうこりん泣いてたんだって?」と小倉がいかに家庭運営に行き詰まっていたかをさらりと明示した。

 小倉は矢部家を訪れたことで「こんな温かい家庭って……ああ……と思ったら」、涙がボロボロ出て来て止まらなくなったそうだ。「そういう時期があって。でも最近(自分自身が)ポン!と生まれ変わり、イクメンとかは稀な人だと思って」と、吹っ切れたことをアピールした。

 夫への「不満」を、以前にも出演番組でこぼしていたことがある。昨年6月の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、あんみつとところてんを販売する家族経営の寒天問屋を訪問した小倉は、「穏やかな空気が流れてて、こういうところにお嫁に来たら幸せだなって思って」「家族で仕事してていいな。家族ってやっぱり大切だな」「(うちの)主人は仕事が忙しくて家にいないから」「家族といっぱいいれるのっていいな」と繰り返し発言。ヘアメイクアーティストとしてだけでなく、南青山でサロン経営もする小倉の夫は非常に多忙で、「月に1回くらいしか休みがない」「出張も多いのでしょうがないけど、寂しい気持ちになる」と、このときも話していたのだった。

 そうは言っても『ナイナイアンサー』で「今はもう大丈夫」と言っていたように、現在、夫婦仲が険悪だとか離婚を検討しているといった危機的状況ではないようだ。少しでも彼女のブログを覗けば、夫婦の記念日には2人きりで過ごす時間を捻出したり、交際時から欠かさないという夫から妻への花束プレゼント(毎月10日が花を贈る日だそう)も変わらない。また、同じくブログでも「主人は忙しくて家にいない……」と昨年までよくこぼしていたものだったが、「ポン!と生まれ変わって」気持ちを切り替えてからは、「夫婦っていろいろな形があるもの」「主人が忙しいなら、ママ友と沢山楽しい計画立てるぞ~笑」等と前向きだ。独身時代はふわふわしたお菓子のようなキャラを演じていた小倉優子だが、かなり辛抱強く根性がある女性と見た。

 ただ、彼女は仕事もあり、マネージャーがいて、ファンもいる。家庭に入って想像していたのと違う孤独を感じたかもしれないが、一人きりではなかった。一方で、夫が朝から晩まで仕事で外出し、時には出張も挟まり、ほぼ一人きりで幼い子供と向き合う生活を送る母親も少なくはないものだ。結婚して夫とは毎日会えるはずなのに、恋人だった頃よりも会話のトータル時間が短くなっていたり、両親として子供の成長をもっと共有したいのに自分よりも育児への関心が薄いような気がして寂しさを感じたり……。小倉優子の本音は、そんな「孤育て」の母親たちの声を代弁していたように思えた。

サブコンテンツ

このページの先頭へ