「アイドルのほうが礼儀正しいし頑張ってる!」舞台に配役されるために必要なこと
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
――“上京ドリーマー”だった元俳優が綴る、“舞台裏”で起こっていたあんな事やこんな事。演技がうまいだけでは役はもらえません(※写真はイメージです)
こんにちは、古賀信義です。
今回は、舞台に立つ際のキャスティング(配役)がどのように決まっていくのか、私の体験した事をお話したいと思います。
これは、とある舞台のワークショップ・オーディションでの事です。通常のオーディションは、まず簡単に自己紹介して、用意された台本を演じたりする……といった内容がほとんどです。しかしこの時に参加したワークショップ・オーディションというのは、もちろん台本も使いますが、参加者同士でグループに別れ、体を使って何かを表現したり、演劇的なゲームをやったりするものでした。選考期間も2週間あり、その間、人柄や協調性、コミュニケーション能力なども問われます。