「ラブライバーは“民度”にとても気を使ってる」離島からやってきたラブライバーに迫る
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
――昨今、耳にする言葉“ライトオタク”。“ライト”な“オタク”という、矛盾に満ちたこの言葉の定義や対象は、今もって定まっていない。旧来の“オタク”と彼(女)らを分けるものは? そもそも、オタク/ライトオタクの境界線“/” なんて存在するの? そんな疑問に一筋の光明を与えるべく、古今東西種々様々な“ライトオタク”にインタビュー! 一見してもわからないなら、百聞するしかないんです。れっつら、フィールド・ワーク!!今回、取材に応じてくれた都内在住のK君。
「ライトオタク」と呼ばれる人々がいる。従来のオタクたちと同様、アニメ・マンガ・ゲームなどのコンテンツを好んで消費するものの、その消費のあり方がこれまでのオタクに比べて極めて“軽い(light)”人びとを揶揄するための言葉で、特に若い世代になればなるほどライトオタクは増えているようだ。ここで「ようだ」と書いたのは、ライトオタクという言葉が、実態よりもイメージが先行する形で使われている節があるからだ。若い世代のオタクたちの間で、本当にコンテンツ消費の仕方が“ライト”になっているのか、はたまた彼らの消費の仕方はそこまで変わらないものの、何故か上の世代のオタクたちには“ライト”に映っているだけなのか。確かなことは、ライトオタクの数はどんどん増えていると言われているのにもかかわらず、我々はライトオタクについて何も知らないということである。
本連載では、駆け出しのオタク研究者である筆者が、ライトオタクとされる人たちに会いに行き、彼(女)らの実態を明らかにしようというものである。