「愛してくれる人が離れていくのに慣れている」執着を知らないアイドルの“強み”
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
アイドルとして根本的に間違っているかもしれませんが、「一推しになりたくない」という気持ちがどこかにあります。太く熱い愛情は、持続させることが難しいと思っているからです。高校生くらいの頃は、「一推しだ」と宣言してくれるファンに応えようとしていた時期もありましたが、不器用な女子高生が頑張ったところで、どうにもならないものです。ある時、ファンと地下アイドルが互いにがんじがらめになっているのを見て、冷静になりました。これではお互いに効率が悪すぎます。ゆるく、長く、推してください
ゆるく、長く、推してもらう。
これがいまのところ、もっとも自分に合っていると思います。そうすると自然と余裕ができてきて、「一番だ」と言われても素直に受け入れられるのです。アイドルとして、正しいかはわかりませんが。
「基本的に母子家庭」で育った彼女は、地下アイドルとしての活動が心のよりどころになっていると話します。