『アメトーーク!』日本代表応援芸人、土田晃之のキャスティングに非難殺到! サッカーに興味ないはずでは?
テレビ朝日系『アメトーーク!』番組サイトより
25日(木)に放送予定の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)「W杯アジア最終予選を楽しむために!サッカー日本代表応援芸人」に土田晃之、平畠啓史、ライセンス井本貴史、ペナルティとナオト・インティライミが出演する。サッカーファンの楽しみの一つであるこの企画だったが、残念ながらキャスティングに批判が殺到しているようだ。
平畠は、自身のサッカー経験を活かし、BSスカパー!の『Jリーグマッチデーハイライト』のメインMCを務め、他にも数々のサッカー番組に出演。ファンの間ではおなじみの存在だ。井本もインターハイに出場するほどの実力者。平畠同様、スカパー!で『J3リーグハイライト』のMCを務めており、海外からJ3までの広い知識でファンから信頼を勝ち得ている。
ペナルティの2人は名門・市立船橋高校でインターハイ制覇の経歴を持つ芸能界きってのサッカー芸人だ。ヒデは横浜フリューゲルス(現在は消滅)に入団内定していた過去を持っており、ワッキーも大学で膝を故障してしまうが、プロへの道が約束されていた選手だった。ナオト・インティライミに至っては、なんと柏レイソルU-15出身。世界を放浪していた時期も、エジプトでプロのスカウトにあったという。
土田晃之はサッカー経験こそないものの、ジュビロ磐田監督の名波浩など数多くのサッカー選手と親交があり、10年以上もサッカー芸人として芸能活動を行っている。しかし、今回この土田のキャスティングが波紋を呼んでいる。
「土田は選手に対して“君付け”するなど、親交があることを鼻にかけるところがサッカーファンから嫌われてしまっているんです。それなのに、スペイン代表の“イニエスタ”の事を“イエニスタ”と一番組中ずっと言い間違えていたこともあります。これは字面でしかサッカーを追っていない証拠ですね。そして決定的なのは、今年6月に自身のラジオ番組での『(サッカーへの)興味が失せてきてる』『サッカーは吉本興業が全部押さえている』と、ビジネスファンだったと思しき発言です。これでファンからは『二度と偉そうにサッカーの仕事するなよ!』と怒りを買っていたんです。それなのに今回のアメトーーク!出演ですからね。『土田はサッカー観ないんだろ? じゃあ俺もアメトーーク観ないわ』『どんないいこと言ってもイエニスタがちらつく』『なんで恥ずかしげもなく出れるのかわからん』と非難轟々です。もしMCの雨上がり決死隊がそこをイジッたとしても、それぐらいではファンの怒りは冷めないでしょうね」(スポーツライター)
おそらく番組スタッフとしては、安定感のある土田をひな壇に置いておきたかったのだろう。果たして、サッカーに興味がない人間が「W杯アジア最終予選を楽しむために!」と言ったところで、本当に視聴者は納得するのだろうか?
(文=沢野奈津夫)