『STAND BY ME ドラえもん』まさかの大ヒット! その人気の秘密をオタ的目線で分析
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
現在テレビアニメ35周年キャンペーン中の国民的マンガ&アニメ作品『ドラえもん』。日本人なら誰もが一度は見たことがあるこのアニメを、原作者である藤子・F・不二雄先生の生誕80周年を記念してフル3DCG映画として製作されたものが、山崎貴・八木竜一監督による『STAND BY ME ドラえもん』です。『STAND BY ME ドラえもん』公式サイトより。
製作が発表された時点では、アニメファンのみならず一般層からも「CGでドラえもん映画?」「トヨタのCMの続きっぽいよね」的ネガティブ意見が多かったものの、フタを開けるとこの夏の映画の興行収入をダントツで更新。
9月29日発表の興行通信社のランキングによれば、全国動員集計は公開8週目にしていまだ3位。9月17日の「日刊スポーツ電子版」によれば興行収入70億2415万8300円、動員529万3090人を記録したと報じています。(外部参照) また本作を見て感動して観客が感極まって泣いてしまう“ドラ泣き”なる現象も大流行している模様。
従来のアニメ映画の枠にあてはまらない、もはや異常と言っていいくらいのヒットを記録している本作ですが、いったい何がここまで人々の心を惹きつけているのでしょうか? 本稿では、その人気の秘密をオタク的見地から検証解析してみようと思います。