どう見てもモデルは秋元康!? “表現規制”をテーマにしたマンガ『有害都市』に賛否両論!
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
集英社のウェブコミック「となりのヤングジャンプ」にて連載が始まった筒井哲也氏の作品『有害都市』(いずれも集英社)が連載二話目にして、賛否入り乱れての注目を集めている。「となりのヤングジャンプ」内『有害都市』のページより。
元々同作を連載していた雑誌「ジャンプ改」(集英社)が今年10月に休刊したことを受け、「となりのヤングジャンプ」でリスタートすることとなった本作。物語の舞台となるのは、2019年の日本である。オリンピックを控えた作品中の日本では、国家が有害図書を指定する「有害図書類指定制度に関する新法案(通称・健全図書法)」が施行されている。今の日本で現実に行われている各自治体による有害図書指定制度を国家が行うことになった、という設定。
そうした法案が成立した背景にあるのが、オリンピックを控えて“浄化”を正当とする社会の空気である。作中では、小便小僧の像が児童ポルノであるとして撤去されるなど、過剰な浄化が進みつつあることが描写されていく。そんな世界で、マンガ家である主人公は、人間が人間を喰らう病の蔓延する世界をテーマにしたマンガの連載を試みるという設定で、物語が進んでいく。