まったく儲かっている気がしない…!? コミケに暗躍する“転売ヤー”の仕分け現場を潜入ルポ
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
企業ブースで各社が競うように販売するコミケ限定のグッズ。さまざまな同人誌。それらの中には、手に入れるために朝一番から並ばないといけないものも無数に存在する。だが、さまざまな手段で、レアグッズや同人誌を手に入れ、所有欲を満たした上に利ざやを稼ぐ人々もいるという。今回、取材班はコミケの中で暗躍する転売屋こと“転売ヤー”の姿を追った。ごった返す秋葉原。(写真はイメージ画像です)
コミケ初日終了後、秋葉原にほど近い高級マンションの一室に次々と荷物を抱えた男たちが吸い込まれていく。山のような紙袋を抱える者もいれば、大きな段ボールを運び込む者もいる。あるオタク業界関係者が、自分の会社の登記先にしているというマンションの部屋では、山のようなグッズや同人誌が並べられ、仕分け作業が行われている。彼らこそが“転売ヤー”と呼ばれる人々だ。