エロゲ業界全体への影響は!? 同人サークルを装うアダルトゲーム企業の増加に、懸念の声
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
5月20日に開催されたアダルトゲームの審査団体・コンピュータソフトウェア倫理機構(ソフ倫)の平成27年度賛助会員懇談会。この席上で、クレジットカード会社から是正要求が話されたことは既に報じた(参照)。これとは別に、議題として大きく取り上げられたのが、賛助会員が取り扱っている同人ソフトの問題だ。5月29日に配布された「ソフ倫ニュース」によれば、ソフ倫事務局側からは「ソフ倫加盟社は全作品について審査を受けている」と前置きした上で「非加盟の企業などが同人を名乗り、自主判断にて販売活動をしている現状について憂慮する声が、加盟会社様から寄せられている」と指摘。また「諸官庁様よりは、多数の作品が審査団体を通さず販売されている状況について、ご懸念をいただいている状況であると報告があった」という発言もなされた。「わるきゅ~れ」公式HP内に並ぶバナー。「PR」枠として、“同人サークル”「ばるきり屋」の作品を広告のように表示している。(モザイクは当編集部によるもの)
これに対して出席した加盟社からは「同人PCソフトを取り扱っている会社の有志が集まり連絡会を設置」してガイドラインを作成しているが、審査団体ではないため各社が自主規制で対応している現状であるという説明がなされたという。