スパイス・ガールズ、ヴィクトリア・ベッカム抜きで再結成?
スパイス・ガールズがヴィクトリア・ベッカム抜きで再結成してワールドツアーを行うようだ。同グループはデビューシングル『ワナビー』が来年で発売20周年を迎えることを記念してワールドツアーを計画しているというが、ファッションデザイナーとして活躍するヴィクトリアを除いたエマ・バントン、メラニー・チズム、ジェリ・ハリウェル、メラニー・ブラウンだけでステージに立つことになるようだ。ある関係者は「これは史上最高レベルのポップスターの再結成となりますよ」「スパイス・ガールズ復活を求める声は多々ありますし、来年夏にデビュー20周年を迎えるのでなおさらその声は強まっています」「メルB(メラニー・ブラウン)は他の3人とその計画に同意するために先月、ロンドンを訪れていました。このことでメンバー各自が1000万ポンド(約19億円)のギャラが見込めますからね」と話している。
2007年から2008年にかけての再結成と2012年ロンドン五輪閉会式でのステージにはメンバーと共に立っていたヴィクトリアは、まだ今回の再結成に参加する余地はあるというものの、スケジュールが多忙すぎて実際には難しいようだ。前述の関係者はザ・サン紙に「ヴィクトリアはメンバーの幸運を祈っています」「彼女はファッションブランドの経営と家庭の両立に忙しすぎるんです」「それにオリンピックのパフォーマンスで最高のかたちでステージを後にしたと感じているので、また再結成することでその伝説を汚したくないんです」と続けた。
当初、他のメンバーはヴィクトリアを除いての再結成に乗り気でなかったというものの、再結成のチャンスがだんだんなくなってきていることに気づいたようで、その関係者は「長年、メンバー達は5人でやりたかったのでヴィクトリア抜きで働くというアイデアは見合わせていたんです。でも20周年になるということで、今を逃したら二度とないと気づいたんですよ」と状況を説明している。
4人のメンバーは今後、ツアープロモーターと交渉を始めると見られており、夏の休暇が終わった後の9月か10月頃から本格的な計画を練り始めるものと予想されている。