ブラッド・ピット、無神論者宣言
ブラッド・ピット(51)は無神論者なのだという。敬虔なバプテスト派信者である両親の元に育てられたブラッドは英デイリー・テレグラフ紙でのインタビュー内で自身の育った環境について語った際、「して良いこと、悪いこと、した方が良いこと、よくないことっていうキリスト教の罪について教え込まれたと」と口にしているが、現在はその宗教に完全に背を向け、無神論者となっているようだ。
一方で6人の子供を共に育てる妻アンジェリーナ・ジョリー(40)との関係により、俳優としての自分に磨きがかかっていると感じているそうで、「僕の仕事ぶりから見て取れると思うんだけどね。前もけっこう良い俳優であったと思うけど、間違いなく当たり外れがあったんだよ。でもそこから本当に良い俳優になってきたと思うんだ。もちろん年齢や知識に伴うところがあると思うけどね。でも家族を持った日から明らかな変化が見られるんだよ。子供と安定した妻との関係のある家族というのは、自分自身よりもはるかに大きな存在だと思うんだ。一緒にゆっくり時間を過ごすことや、夜中に目を覚ました時に一緒にいてあげることを必要とされるんだからね」「そうやって必要とされることで、物事に対しての緊張感が和らぐし、ストレスも少なくなると思うんだ。それに自分がその家族との時間を犠牲にしなければいけないものをするとしたら、それは本当に自分が信じるものであって、子供たちが目にした時に僕のことを父親として誇りに思ってもらえるものでなければいけないってことがはっきりしているわけさ」「それに効率も良くなったよ。だって家族といられるはずの時間を費やしているわけだからね。現場に行って、仕事をこなして、家に帰る。最近は家に帰るのが待ちきれないんだ。これまでの人生の中で最も目的があるんだよ。真の目的がね。まさに自分の居場所を見つけたという気がするんだ」と語った。