ベッキーの常軌を逸したポジティブ・エゴイストぶり 真の姿が与える恐怖
ゲスの極み乙女。川谷絵音(27)との不倫疑惑騒動で、憔悴しきっていると伝えられていたタレント・ベッキー(31)。しかし21日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、ベッキーが今月6日に行った釈明会見の前後に川谷と交わしたLINEのやり取りが公開され、その内容からは微塵も“憔悴ぶり”が伺えなかった。
川谷「(スクープされたことで)逆に堂々と交際できるようになるかも」
ベッキー「私はそう思ってるよ!」
川谷「よし!」
ベッキー「そうとしか思えない」
川谷「ありがとう文春!」
ベッキー「オフィシャルになるだけ!」「ありがとう文春!」
川谷「長崎手繋ぎデート」
ベッキー「長崎不倫旅行」
ベッキー「天才だね!文春!」
スポンサー向けの釈明会見ではこの関係を「友達で押し通す予定!笑」としていたベッキー。川谷の離婚が成立するまでは会わないことになっているようだが、
ベッキー「(離婚が成立したら)楽しい春と夏になるよ」
川谷「遠恋だと思って過ごす」
ベッキー「えんれん」
と、会えない時間さえ恋のスパイスとして活かす。
ベッキーは「練習しといてね」と川谷に離婚届の書き方を掲載したサイトURLも送付。川谷が妻と離婚し、自分と再婚すると信じて疑わない様子がある。前週の「文春」誌上で、切実な感情を吐露していた川谷妻への気遣い等はなく、また、自らの築き上げたタレントイメージが傷つきCM降板などの事態に陥っていることも何とも思っていないように見えるが、すべては「プラスの言葉を発した分だけ人生の中での笑顔の数は増える。マイナスな言葉を発した分だけ人生は曇っていく」というベッキー独自のポジティブ・マインドが成せるわざか。過ぎたことを悔やんでも仕方がなく、くよくよ悩むよりも前向きな気持ちで進むことが大切だという思考法で、彼女も自分自身を納得させようとしているのかもしれない。
だが川谷との離婚に納得していない妻側の心境を慮ることなく、愛し合う二人のみが幸せであればそれで良いかのような一連のLINEメッセージはエゴイズム全開で、常日頃から「周りの人々に感謝」を表しているはずのベッキーとは真逆の顔である。だからこそ世間に強い衝撃が広がっているのだ。
21日朝の『とくダネ!』(フジテレビ系)でもこのLINE流出を取り上げており、笠井信輔アナウンサーが「もしこれが捏造されたものなら、二人はすぐに表明した方がいい。会見したあとにこんなやり取りするのは人としてありえないから。事実じゃなかったら表明した方がいい」と発言した。ベッキーのInstagramにも「誰かのLINE借りてプロフ画変えて、名前も変えてベッキーとゲス川谷になりすましてるだけでは」「いくらなんでも嘘でしょう」と、とても信じられないという趣旨のコメントが多く届いている。それほど驚きを与える“裏の顔”だったということだ。ネット上では「ベッキー怖すぎる」「次の仕事はホラー映画主演で頼む」等々、その図太さに戦慄する声が多い。
釈明会見で「あくまでお友達」「実家に行ったのは軽率だった」と宣言していたにもかかわらず、このLINEが事実だったとしたら、さすがにスポンサー企業に顔向けできない状況。タレントイメージではなく音楽で勝負している川谷に関しては、仕事上のマイナスよりも、バンドや楽曲の知名度が上昇するプラスポイントの方が大きかった。しかしベッキーに関して言えば、仕事上は明らかにマイナスが大きすぎる。ベッキーの出演するテレビCMのうち、「太田胃散」は別商品へのCMに差し替え、CM動画を公式サイトから削除。「ローソン」は放送を一時取りやめ、「スタジオアリス」も店頭の広告物を取り下げるなどの措置をとっている。「花王」と「NTT都市開発」は1月中に契約満了を迎え更新はしない。継続予定だった「ケイ・オプティコム」も今回の騒動を受けて出演契約を更新しないと発表した。「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険」は、イメージキャラクターの変更が検討されているという。所属する芸能事務所の損害も含めて、ベッキーは「プラスだよ☆」と言えるのだろうか。
(犬咲マコト)