レオナルド・ディカプリオ、ローマ法王に謁見
レオナルド・ディカプリオが28日(木)、ローマ法王フランシスコに謁見した。バチカン市国内にあるローマ法王庁でディカプリオとローマ法王は15分間に渡り、気候変動について話し合いを行ったのだと言う。ある関係者はPEOPLE.comに「ローマ法王もレオナルドも環境保護や気候変動について熱心な活動を行っているため、レオナルドはローマ法王と話し合いを熱望していたと伝えました」と話す。
手土産にオランダ人画家ヒエロニムス・ボスの作品集を持参したというディカプリオとローマ法王の対談は、短い時間ではあったものの上手く行ったようで、ディカプリオがローマ法王の指輪にキスをしてイタリア語でお礼の言葉を述べていたと報じられている。バチカン市国の広報担当も「謁見の最後にレオナルドは法王の指輪に口づけし、イタリア語でお礼を述べていました」と説明していた。
気候変動の問題はディカプリオが熱心に取り組んでいるトピックであり、つい先日には自身の運営すする財団から地球の資源保護に向けたプロジェクトへの支援金として1500万ドル(約17億5000万円)寄付している。1998年に設立されたザ・レオナルド・ディカプリオ財団(LDF)の代表を務めるディカプリオは、今月19日(火)にスイスのダボスで行われた世界経済フォーラムでのクリスタル賞受賞スピーチの中で「寛大さが私達の未来への重要なカギである」と語っており、これまでにLDFは65の団体に対して3000万ドル(約35億円)もの寄付を行ってきている。