二度目のスタジオ閉鎖!健康大国を目指す樫木裕実の“芸能界食い込み”にブレーキ?
ダンスエクササイズの『カーヴィーダンス』考案者であり、かつてトレーニングスタジオ「カーヴィーグランド」をプロデュースしていた樫木裕実(52)が、また騒動の渦中にいる。このスタジオは2013年に閉鎖されたが、以降も彼女はボディメイクレッスンを行っており、昨年5月には再び自身がオーナーのスタジオ「シミュレーションカーヴィーホーム」を渋谷にオープンさせた。しかし、こちらのスタジオも6月末で“閉鎖”されることが「女性自身」(光文社)に報じられた。
記事によると今回の閉鎖の原因は、トレーナーとのトラブル。ギャラの支払方法を樫木が一方的に変更したのだという。これにより取り分の減ったトレーナーたちが6人で抗議したが聞く耳を持たず、結局溝は埋まらないまま、スタジオ閉鎖を決定。樫木は「自身」の取材を受けた翌日である6月12日、ブログに「真心たち~新たな出発~」という記事をアップ。「1年の区切れでホームのみんなと話し合った結果 今後は1つの箱に集まった形ではなく それぞれが個性を活かして新たな場所に広がって独立して指導を続けていくことになりました」と遠回しに閉鎖を発表した。
樫木はこの「腹心スタッフも激怒した 銭ゲバ仕打ち」と題した記事に対し、公式サイトで「実質的な全員クビという通告というのは事実無根であります」と反論。同誌を提訴すると宣言している。
樫木はご存知の通りスタジオでのレッスンに加え、芸能人に対してのパーソナルレッスンを頻繁にブログにアップしている。ブログだけを見ていると芸能界から厚い支持を得ているようなのだが、最初のスタジオ「カーヴィーグランド」もオープンからわずか1年での閉鎖であり、スタジオ開設も短期間で閉めてしまうことを繰り返すのは、何か根本的な原因があるのだろうか。
カーヴィーグランドの閉鎖に際しては、当時、「週刊文春」(文藝春秋)が樫木による従業員への暴行を報じていた。それによれば、ジムで他のトレーナーの髪の毛を掴んで蹴りを入れるなどの暴力的な行為をしていたとある。そして今回の閉鎖に際しては金の揉め事が報じられている。閉鎖のたびに対トレーナーとのトラブル報道が噴出する樫木には、明るくイキイキとした表の顔とは違った裏の顔があるのだろうか。
◎愛に溢れているはずなのに…
さて、そんな樫木といえば、“立ち愛”と称して芸能人の出産にたびたび立ち会うという摩訶不思議な習性があることは既報の通りだが、最近の“立ち愛”状況はどうなっているだろうか? 久しぶりにブログをチェックしたところ、今月22日に夫・鈴木おさむとの間の第一子を出産した森三中・大島美幸について触れられていた。「大島美幸ちゃんベィビーくん(はぁと)とご対面~愛情~」と題された(「~愛情~」がグッとくる)24日付の記事はのっけから「昨日トレーニング指導が終わっておさむさん美幸ちゃんのベィビーくんに愛に行って来ました。」と第一子にさっそく“愛”(=会い)に行ったことが綴られている。しかし、このブログでの“昨日”とは出産翌日のことである。母体の体力の消耗が激しい時期に“愛”に行くとは。大島が少し気の毒になる。樫木、本当は“立ち愛”したかったのだろうか。出産を控えた井上和香は比較的よくブログに登場しており、今後“立ち愛”の可能性もゼロではないかもしれない。
さらに最近の芸能人に対するプライベートレッスンの様子をチェックしてみると、中西モナ、深田恭子、hitomi、SHEILA、井上和香、岩崎恭子、などなど相変わらず芸能人顧客が満載。山田まりやは一番の上顧客のようで頻繁に登場している。しかし、かつてよく登場していた神田うの、梨花、ほしのあき、紗栄子、加藤あい、SHIHOらには、ここ最近レッスンを行ったという記述がないのが若干気になるところだ。まあ梨花はハワイだし、うのは窃盗被害裁判で忙しそうだし……。また、レッスンは行ってはいないものの、クリスチャン・ラッセンとの写真まである。
ちなみに樫木は芸能人のレッスン写真だけでなく、芸能人からのプレゼントも頻繁に写真をアップしているが、スタジオ閉鎖を発表した冒頭の記事にアップされた山田まりやからの贈り物が、あからさまにスーパーの総菜とおぼしきもので、しかも見切り品のシールが貼ってあった。こんな写真までアップする樫木に、芸能界への執着を感じる。
頻繁に有名人・芸能人との交流や、レッスンの様子を写真つきでアップすることは、当然のことながら大事な営業行為の一環である。芸能界で自身のトレーニングが支持されているというイメージを一般や他の有名人らにも植え付け、新規顧客の開拓や、グループレッスンの依頼などに繋げる。通常ならば、誰かタレントに「看板」になってもらい、相応の報酬を支払うのが広告宣伝というものだが、樫木はブログを上手く利用してきた。しかし、一度ならず二度も、自身の看板を掲げたスタジオが閉鎖となり、そこに至った経緯についても、イメージダウンにつながる報道がなされている。いずれの報道も元トレーナー側から情報が漏れていることを考えると、プライベートレッスンや差し入れの写真をアップしたり、友人の出産に立ち愛することよりも、スタジオを支えてくれていたはずのトレーナーたちを大切にすることこそ、樫木のやるべきことだったのではないだろうか。
前述の通り、閉鎖を伝えている公式サイトの「NEWS」欄には、トレーナーを全員クビにしたという報道は事実無根であり、今回の件について法的措置を検討しているということが記されている。それに加え「今後も夢を果たすべく健康大国を目指して発信していきたいと思います」との意気込みも。おそらく今後も健康大国を目指すべく、従来のように芸能界との密接な関係をブログでアピールしていくに違いない。
(ブログウォッチャー京子)