今、2歳の幼児がレイプされている ― 誰も知らない南スーダンの内戦
【不思議サイトトカナより】
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東アフリカの内陸国、南スーダン。2011年にスーダン共和国の南部10州が独立した、世界で最も若い国だ。日本ではあまり大きく報じられていないが、南スーダンは現在、政治対立が民族間の武力衝突に発展、国連が「内戦状態」と呼ぶ状況にある。人々が期待した明るい未来は、独立後わずか3年のうちに暗礁に乗り上げてしまった。
事の発端は去年、権力の座や石油資源の利権をめぐり、キール大統領がマチャル副大統領を解任したことにある。結果、大統領を支持する民族と前副大統領を支持する民族とが対立を深め、ついには紛争へと突入してしまった。命を落とした人はすでに1万人を超え、100万人もの国内避難民が発生している。