今井絵理子が逮捕された恋人の“本番”風俗店に来店、サービス内容を知りながら黙認していた!? 元経営者が証言
今井絵理子オフィシャルブログより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
7月の参院選に自民党から出馬を表明した元SPEED今井絵里子氏だが、その直後にとんだスキャンダルが噴出している。障がい者の子どもを持つシングルマザーだったはずの今井氏に半同棲の恋人が存在したのだ。
これを報じた「週刊文春」(文藝春秋)2月25日号の取材に対し、今井は恋人の存在を認め、男性が沖縄の同級生で現在、障がい者児童デイサービスで働いていること、また息子も「再婚してほしいと望んでいる」と誠実な男性との順調交際を強調した。
もちろんここまでなら特に問題のないことだ。だが、翌週2月22日発売の「週刊ポスト」(小学館)3月4日号に、今井の恋人A氏が昨年まで那覇市で経営する風俗店で中学生を含む少女たちに本番等の行為をさせ、15年3月には風営法・児童福祉法違反容疑で逮捕されていたとすっぱ抜かれたのだ。
政治家を目指す今井氏にとって大きな足かせとなりかねない交際男性の逮捕歴。しかも少女たちにわいせつ行為をさせていたというのだから、そのダメージは決して小さなものではない。目玉候補の思わぬスキャンダルに自民党は「今井が男性を更正させている」などと美談にすり替え火消しに躍起だが、しかし今回の一件は単に今井の交際相手の問題などといった話では済まされない疑惑さえ浮上している。
それは、今井がA氏の仕事内容を知った上で黙認していた、というものだ。
今週発売の「週刊ポスト」3月11日号では、A氏の風俗店共同経営者で共に逮捕されたX氏が証言している。
今井氏との交際を自慢そうに語っていたというA氏に対し、X氏は今井氏と会いたいと頼み、それが実現したのだが、そのときの様子をこう語ったのだ。
「今井さんは、夜の世界への知識は全然なかったけど、好奇心が強くて僕らの仕事の話を面白そうに聞いていました。それで彼女は『現場も見てみたい』と思ったらしく、一度その風俗店に来たこともありました。そのときはさすがに怖そうにしていて、全然面白そうではなかったですが」
恋人のA氏が経営する風俗店に今井氏も訪れたことがあった。当然、そこでどんなことが行われていたかは、風俗の知識がない今井氏でも分かっただろう。しかも今井氏はそれを止めることもなかったという。記事にはこう記されている。
「X氏の知る限り、若い女性に性を売らせるビジネスを本気でやめさせようとしたやり取りはなかった」
A氏は昨年の逮捕を機に風俗店から手を引き、上京して現在の生活になったというが、今井氏はA氏の逮捕前から恋人の仕事内容を知っていたということになる。もちろん少女たちがそこで働いていたことを認識していたかどうかまでは分からないが、それでも大きな衝撃だ。
しかも記事によれば、A氏は風俗だけでなく闇金まがいの金貸しをしていて、その借金を盾に17歳少女を風俗店で働かせるようなことまでしていたという。
男を見る目がないだけではなく、恋人の違法なビジネスを黙認した──。これは今井氏の政治家としての資質に大きな疑問が生じるもので、彼女がいう「明るい希望を持てる社会」とは真逆な行動だろう。
さらに「週刊文春」(3月3日号)では、A氏の逮捕は今回が初めてではなく、05年4月にも風営法違反で警視庁に逮捕された過去があったこと、また昨年A氏が逮捕された際、今井氏は那覇署の留置所に駆けつけて2回面会した上、弁護士費用も支払ったと報じられてもいる。
昨年の安保法制時、「戦争は何があってもダメ」とTwitterに投稿していた今井氏だが、自民党から出馬するや一転、「万が一のために備えは必要」と前言を翻した。また沖縄基地問題にしても、シングルマザーや家庭問題にしても、今井氏の思いと自民党、安倍政権が乖離していることは一目瞭然なのだが、そんなことにも気づかない、または目をつむっていると本サイトは以前にも指摘した。
そう考えると今井氏は自民党から出馬することと同様、再婚まで決意していた恋人の"都合の悪いビジネス"に関しても目をつむって黙殺したのだろうか。出馬に関しては政界と芸能界の癒着問題や、仕事が激減した今井氏の経済的理由が指摘されているが、恋人に関しても経済的理由を優先させた。そう捉えられても仕方がないものだ。
自民党にスター候補と持ち上げられ広告塔となった今井氏だが、ほんとうに政治家になって大丈夫なのだろうか。
(伊勢崎馨)