児童ポルノ法に続く“表現の自由”をめぐる課題は…ヘイトスピーチという法規制
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
今年6月の国会での改定案成立でひとまず終わった、児童ポルノ法改定による表現規制への危惧。けれども、“表現の危機”が去ったわけではない。秋からはヘイトスピーチ規制をめぐって、新たな論争が始まっている。『ヘイトスピーチ 表現の自由はどこまで認められるか』(明石書店)
すでに新聞各紙などが報じているように、ヘイトスピーチの法規制をめざす動きが急速に高まっている。8月28日、自民党がヘイトスピーチの法規制の是非を考えるためのプロジェクトチームを設置し、議論を開始。また、8月29日にはスイスのジュネーブで開催された国連の人種差別撤廃委員会が日本政府に対して「人種差別を包括的に禁止する法律」を制定することを求める勧告を行っている。