太川陽介が示す、日本の美徳とは テレビ東京『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(1月3日放送)を徹底検証!
<p> かつて日本人は、控えめさと几帳面さを美徳としていた。そしてまた、和をもって尊しとなるという考え方は言葉にせずとも共有のものであった。そんな時代が、確かにあった。そう昔の話ではない。隣国の悪口を叫びながら街を練り歩いたり、早く子どもを産めと議会でヤジを飛ばしたり、東京駅の記念Suicaを求めて「それじゃ、転売できねえんだよ!」と言いだすような人々が出現する少し前までは、確かにそういう時代だったのだ。</p>