女優転向した板野友美、中国映画への主演決定という超ビッグニュースにも「ちんちくりん」の不安
初主演となるホラー映画『のぞきめ』が来年春に公開されるなど、このところ女優としても活動している元AKB48の板野友美(24)。彼女がこの度、中国映画『雨衣(レインコート)』に主演することがわかった。
同作は台湾、香港、中国でベストセラーとなった同名小説が原作で、日本人女子留学生と中国人男子学生のラブストーリー。板野はその日本人留学生を演じ、お相手は中国の人気歌手で俳優のDINO(李玉璽)が務めるという。来年春に中国にて公開し、その後日本で公開される可能性もあるとのこと。
実は板野はAKB48時代から中国での注目度が高いことで知られ、同国では“虎牙(フーヤー/八重歯を意味する)”という愛称で親しまれている。今年4月に開催された中国最大の音楽サイトが主催する「第三回音悦 V Chart年度アワード」で2014年度日本地域突破アーティスト賞を受賞し、また台湾でファンイベントを開催するなど、中華圏で人気なのである。
そのため今回の中国映画主演にも頷ける部分はあるのだが、ネットからは「演技力ないのに」「日本での仕事がないから?」と、冷ややかな声が続出している。
確かに板野の演技力は、決して高いとは言えない。『仮面ライダー×仮面ライダー』シリーズや、『みんな!エスパーだよ!』(カメオ出演)などの映画に出演してきたが、肝心の演技力はセリフが棒読みで表情も乏しい。さらに、女優として活動していくうえで不安視されるのは、身長が低く全身のバランスが良くない点である。154㎝と公称されているが、厚底靴を履いても身長160cm台のモデルと一列に並ぶと頭ひとつぶん以上板野のほうが小さく、子供のように見えてしまう。本人もそれを気にしてか、イベントやライブなどでは15㎝はある超ハイヒールや厚底靴を履き、プライベートショットすら同様の厚底オンリーである。ネットでは「ちんちくりん」と揶揄されることも多い。AKBの一人としてメンバーたちと歌い踊るぶんにはそれも個性だが、長身の女優や俳優たちと並ぶ演技の場においては、悪目立ち以外の何物でもない。
しかしである。もしかしたら中国はそんなアンバランスも含めて板野が高く評価されているのかもしれない。見ている側が転倒しないかヒヤヒヤしてしまうような厚底靴でも「虎牙のファッション、かわいい!」と話題を呼び、中国国内の女性たちに厚底靴を流行らせるファッションアイコンとなる可能性もある。また、日本では今、ナチュラルメイクがブームだが、国が違えば美的感覚も違う。日本では「ケバい子供」とみなされるがちな板野も、中国を拠点に、アジア圏で大ブレイクとなるか。今後の活躍に期待したい。
(シュガー乙子)