宗教、新グループ結成、交際相手告白、事務所内情暴露…相次いで退所した元ジャニーズたちの動向が騒がしい
先月11日にインターネット上で放送された「LINE LIVE」(LINE)に、2009年にジャニーズ事務所を退所した元ジャニーズJr. 守屋亮佑(22)が登場した。同番組では「ジャニーズってどんな会社なの?」というテーマに対し、守屋は「Jr.の給料はよくて半年で三ケタいかないくらい」「ファンレターは手書きで書き、事務所近辺のポストから投函しないといけない」「楽屋では奥から年功序列で並び、みんな正座している」とジャニーズの内情を語った。さらに、在籍時にバックダンサーを務めていたことから嵐の相葉雅紀(33)とは親しかったようで、人生相談をしていたことや、二宮和也(32)の楽屋で、ゲーム「パズドラ」の強敵を代わりに倒すよう頼まれ、翌日御礼として栄養ドリンクをもらったことを明かした。
番組内で「もともとゴリゴリのヒップホップが好きだった」と語った守屋は、現在大学に通いながらフリーのダンサーやDJなどの音楽に携わる活動をしている。自身のTwitterによると「将来はEXILEになること以外考えられない。だから就活なんていらない」とのこと。
守屋が同番組に出演する前から、ジャニーズJr.界隈はざわついていた。というのも、昨年末から今年にかけて何人ものジャニーズJr.が退所し、その多くが退所直後から新たな動きを見せ、注目を集めている。
まずは1月6日に退所したとされている田島将吾(17)。彼は“世界政府団体M33によって2038年から派遣された組織”と公式プロフィールに記載されている近未来ダンスボーカルグループ「G-EYE」として活動を開始し、1月22日にはグループの公式Twitterアカウントが開設。その後2月7日には、同日に退所したとみられるヴァサイェガ光(16)も同グループに加入した。
G-EYEに関しては、2014年にジャニーズ事務所を退所した林一平(16)がTwitterにてG-EYEの画像とともに「恐怖」と発言した後、「なんか恐怖でしかないよね〜」「大体さなにがしたいんだよ もうやめてくれよ なんか泣きそう これ以上かかわるんじゃねーよ くっそつまらない世界だな やってらんねーよくそ って言ってももう止められない あいつらはもういかれてやがる」「それはただの1つの宗教 人を洗脳してるただの宗教 宗教を侮辱してるわけではない なんかこんな事しか書けない自分に腹立つ」「みんなに伝えられない自分が憎い ああああ あああああああああああああああああああああ」という意味深なツイートをしている。
さらに2月7日には、『斉藤さん2』(日本テレビ系)に出演していた玉元風海人(16)、森田真弥(14)が退所し「NEW→AGE」というグループにて活動開始。2月9日には、同じくグループ公式Twitterアカウントを立ち上げ、3月14日にデビューイベントが開催される。
2月19日には山倉沙瑠芙(20)が個人のTwitterアカウントを開設し、退所したことを発表。翌日にはブロガーの長野有里奈(23)と交際していることを告げ、炎上した。その後「オープンに交際したいという強い思いがあり報告に至りましたが昨年10月締めで退所し自分の気持ちの整理はできていましたが応援してくれていた皆様の気持ちを考えることができてなかったことに深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした」「辞めたことを報告したかったから(Twitterを)始めました。辞めたのかもわからないままずっと待ち続けてる人に申し訳ないと思ったからです。辞めたくて辞めたわけではないことだけ伝わればなと思います。事務所との約束があるので言えないことの方が多くて気持ちが上手く伝えられないのが残念です」とツイートしている。
ジャニーズ事務所を退所後に芸能活動を続けている人物といえば、元KAT-TUNの赤西仁(31)、田中聖(30)、元NEWS・現ONE OK ROCKの森内貴寛(27)、元ジャニーズJr.・現AAAの日高光啓(29)、元NEWS・現Poreheadの草野博紀(28)などが記憶に新しい。さらに遡れば、田原俊彦(55)、野村義男(51)なども元ジャニーズだ。彼らは「元ジャニーズ」という経歴により一時的に芸能界を干されたり、メディア露出が制限されている。
一筋縄ではいかないことは公知のことにも関わらず、その道を選んだ彼ら。ジャニーズ事務所の歴史が長くなり、「元ジャニーズ」という肩書きを持つ者が増えてきた今、今までのようにジャニーズの圧力に屈して“実質的な芸能活動休止状態”に追い込まれることなく、活躍の場を広げていくことはできるのだろうか。彼らが今後、どのように活躍していくのか楽しみだ。
(夏木バリ)