小池百合子東京都知事、公約守る! 『リボンの騎士』コスプレで池袋凱旋
『リボンの騎士』の主人公・サファイアのコスプレを披露した小池百合子東京都知事。
東京都の小池百合子知事が29日、東京・東池袋中央公園で行われた「池袋ハロウィンコスプレフェス2016」オープニング・セレモニーに登場。昨年、同イベントで『魔法使いサリー』の主人公・夢野サリーのコスプレ姿で登場して観客を沸かせた小池だが、今年は昨年公約していた手塚治虫の『リボンの騎士』のサファイアの衣装で登場。「今回で2回目の出場です。リボンの騎士をまとうんだと、今日はサファイアでやって来ました!」と集まった大勢の観衆に笑顔で手を振った。
「池袋ハロウィンコスプレフェス」は毎年、サブカルチャーの聖地と呼ばれる池袋東口エリアで開催される国内最大級のハロウィンフェスのひとつ。昨年は7万人の参加者と約1万人のコスプレイヤーが世界各国から集結。今年も29日、30日の2日間にわたって池袋東口エリアで開催された。
小池都知事は「前回は魔法使いユリーということで、ネットでも評判になりました。お約束通り今年はリボンの騎士を纏ってみました」とご機嫌。「この繋がりは全部、池袋のある豊島区の中にあるトキワ荘から出発しています」といい、「このリボンの騎士は手塚先生の作品。トキワ荘の主と言ってもいい方。そしてわたしが『なかよし』という本でずっと読んでいた漫画でもあります」と話し、「コスプレは何を着るかでその人の世代がわかりますね」と照れ笑い。
報道陣からは「戦う少女をイメージしたのですか?」との質問も飛んだが「単にわたしが(手塚先生の)大ファンだから」とコメント。「似合っていると思いますか?」との問いには「似合っているかどうかは皆さんに判断してもらえれば。今朝、鏡で確認しましたけど、こういうのは一回覚悟したらもうなりきるしかありませんから」と余裕の表情。
「今や漫画やアニメはクールジャパンの代表格になりました。東京オリンピック2020年大会を控えますが、これもスポーツのみならずサブカル含め、日本の文化の発信の源としたいと考えております。世界の文化を取り入れて、日本風にアレンジしてしまうというこのすごさ。これからもどんどんそういう日本の文化を世界に発信していきたい」と話していた。
(取材・文=名鹿祥史)