少年犯罪の凶悪化は嘘、昔のほうが酷かった! 中学生の連続爆破、小学生同士の殺人も
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
川崎市の中1殺害事件について伝える日本国内のニュース(画像はYouTube「ANNnewsCH」より)
やはり、と言うべきだろう。
川崎中1殺害事件で18歳、17歳の少年ら3名が逮捕され、世論は少年法の厳罰化に向かっている。これは、メディアが容疑者少年らの素性を暴いて、センセーショナルに報じるたびに起こる現象だ。そしてまたぞろ、政治家たちがこんなことを言い出した。たとえば、自民党の稲田朋美政調会長の発言だ。
「犯罪を予防する観点から、今の少年法の在り方でいいのかはこれから課題になる」
「少年が加害者である場合は名前も伏せ、通常の刑事裁判とは違う取り扱いを受けるが、(少年犯罪が)非常に凶悪化している」
実名の公開が「犯罪防止」に効果があるのかも非常に疑問だが、そもそも、未成年による犯罪が「非常に凶悪化している」というのは事実なのだろうか。