“日本青年館ガラガラ状態”を味わって成長したテニミュ―日本青年館の閉館に思いを馳せる
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
30日に閉館した日本青年館。
3月30日、東京・神宮外苑地区にある複合施設「日本青年館」が90年の歴史に幕を下ろした。そんな中、日本青年館のラスト公演という大役を、ミュージカル『テニスの王子様』(以下、テニミュ)が務めた。ここでは、テニミュファンにとって“聖地”である日本青年館の重要さについて記していきたい。
1925年に完成した日本青年館。現在の建物は1979年に竣工された二代目。その大ホールといえば、宝塚歌劇団の作品など多くの舞台作品が上演され、またDREAMS COME TRUEなどといった多くのアーティストがコンサートを行った地として有名だ。ももいろクローバーZやAKB48といったアイドルが初のホールコンサートを行った地でもあり、アイドルファンの間でも“聖地”との呼び声が高い。だが、日本青年館は隣接する国立競技場の建て替え工事の影響で取り壊されることとなった。