“最強の地下アイドル”仮面女子、大阪進出で「NMB48潰し?」 デキ婚で体制の緩さを危惧する声も
先月18日、大阪・ミナミにある、地下アイドルグループ・仮面女子の専用劇場『仮面女子シアター』のこけら落とし会見が行われ、柔道家でタレントの篠原信一がゲスト出演するなど、会場内は大盛り上がりとなったのだが、仮面女子の本格的な大阪進出に、ネット上では「まずはNMB48を潰して、AKB48の牙城を崩しに?」「仮面女子の下剋上が今、始まる?」などといった声が飛び交っている。
仮面女子は、芸能事務所・アリスプロジェクトに所属する、ジェイソンマスクを被ったアリス十番、ガスマスクを被ったスチームガールズ、鉄仮面を被ったアーマーガールズの3つの仮面ユニットからなる“最強の地下アイドル”として、2013年から活動を開始すると、アイドル戦国時代真っ只中であったにもかかわらず、アイドルなのに素顔を見せない、という特異なコンセプトが注目を浴び、15年11月にはさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブを成功させるなど、今や地下どころか地上でトップクラスの人気を誇るアイドルグループへと成長しているだけに、大阪進出に関しては、AKB48グループで大阪を拠点に活動しているNMB48を潰しにかかっているのではないか、と臆測する声は業界内でも多い。
「仮面女子は、13年に、AKB48のお膝元である東京・秋葉原に常設劇場『P.A.R.M.S』を構え、精力的な活動を続けているのですが、まだまだ秋葉原はAKB48の勢力が絶大ともいえます。しかしながら、大阪・難波にある専用劇場『NMB48劇場』を拠点に活動している、AKB48グループのNMB48に関しては、最年長メンバーである山本彩だけが突出した人気を誇り、あとのメンバーは知名度が低く、世代交代がうまくいっていないことで人気も伸び悩み、『AKB48グループのウィークポイント』ともいわれている。それだけに、わざわざ、仮面女子が第2の常設劇場を大阪に建てたことに関しては、『弱点から攻めて、AKB48グループをトップアイドルの座から転落させようと画策?』と臆測する声が急速に広まっています。また、最近では、山本のソロでの活動が目立ち、卒業も間近といわれているだけに、『山本が卒業したら、あっという間に大阪は仮面女子が制圧するのでは?』と指摘する声も多いです」(芸能関係者)
年々、勢いの衰えを指摘されることが多くなってきたAKB48グループなだけに、仮面女子が天下を統一することも決して夢物語ではないかもしれない。しかし、仮面女子といえば、先月5日、研究生の川原結衣が、デキ婚により芸能界から引退することを発表し、ファンに衝撃を与えていただけに、ネット上では「今後もデキ婚で卒業するメンバーが続出するのでは?」「スキャンダル連発で自滅する可能性も?」などと危惧する声も目立ち始めてしまっている。
「現役アイドルがデキ婚を発表することなど滅多になく、業界内でも衝撃が走ったのですが、仮面女子は元々、AKB48グループや他のアイドルグループとは違い、相手がファンや関係者でなければ恋愛はOK、ということが、『仮面女子三か条』の1つとして、公式サイトにもしっかり明記されているため、今後も川原のようなスキャンダルが頻発する可能性は高く、ファンからは『天下統一を目指すなら、緩い体制の見直しを図るべき』という意見が多く寄せられるようになっています」(同)
『仮面女子三か条』には、“紅白出場した際にはアイドル業界初! ファンを自宅に招いてもてなす”という公約もあるだけに、夢を売る商売であるアイドルとしては、恋愛OKよりも、こちらの公約を早急に果たすべきだろう。