水原希子、山口智子の“公開処刑”狙うも失敗。ビッチから“お嬢様”へのキャラ路線変更はうまくいくのか
20日、水原希子(25)が自身のインスタグラムに『今日は山口智子さんのお誕生日』というコメントと共に、山口智子(51)とのツーショット写真を投稿。山口に顔をくっつけ、満面の笑みを浮かべる水原。今年4月に放送されたドラマ『心がポキッとね』(フジテレビ系)で共演したことがきっかけで仲良くなった、親子ほど年齢差のある二人。微笑ましい一枚であるが、特にネット民と相性が悪く叩かれがちな水原のこと、この一枚についても「若さで大女優を公開処刑しようと狙った?」「女優としても人間としても、山口の方が格が上」など、痛くもない腹を探る声が溢れ、“公開処刑失敗”とする意見が多く書き込まれた。
このドラマの視聴率は全10話平均で6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という惨憺たる結果だったが、現場の雰囲気は良かったようだ。特に大先輩で、同性からの支持が厚い山口に学ぼうと、“インスタ問題児”である水原はかなり慕う様子を見せていたという。そんな山口の影響か、水原の“キャラ”が最近変わりつつあるという指摘が上がっている。
「ファッション雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデル時代には、未成年での飲酒、喫煙が発覚し、専属契約を打ち切られる事態に。最近ではインスタグラムに『FUCK YOU』の文字が大きくプリントされたTシャツを着た姿や、乳首の形が浮かんだピンクのセーター姿の画像などを投稿して『大手企業のCMにも出ているのに大丈夫か?』と心配される奔放さが特徴でした。ネット上では“ビッチキャラ”扱いされるほど」(出版関係者)
しかしそういった奔放なキャラクターを前面に押し出した状態では、水原が今年6月からレギュラーモデルを務めるセレブ系高級志向のファッション雑誌『25ans』(ハースト婦人画報社)にはそぐわない。雑誌の顔である表紙キャラクターとして契約を結んでおり、同誌のコンセプト(たとえば今月28日発売号では『グローバルの感覚を持ち、自由にたくましく活躍するネクスト世代のお嬢さん=“NEWお嬢さん”』)にあわせたエレガントなイメージを高めることが必要になってきているという。
「2012~15年5月号まで、表紙キャラクターは杏でした。それまでの長谷川潤や黒木メイサらと比べて長期間の登用でしたが、高視聴率女優としてステップアップした杏が卒業して、次のモデルが水原ということで、『雑誌イメージに全然合わない』『ゴリ押し?』と一部読者からはブーイングも出ていた。同誌の提示する理想の女性像は、生まれも育ちも毛並みの良い“お嬢様”であることが前提条件であるうえ、家の中でおとなしくしているような世間知らずの時代遅れな女性ではなく、ガンガン外で活躍し、消費活動にも慈善事業にも精を出す活動的な自立した女性。水原の奔放さはイチタレントとして見れば魅力でもありますが、幼稚で世間知らずな小娘らしい印象が強く、確かに同誌コンセプトとはズレています。求められる仕事をすべく、脱皮の必要性が生じているのです」(同)
果たして水原は、『25ans』読者層の共感や憧れを呼ぶ表紙キャラクターに脱皮できるだろうか。そのうえで、かつての山口のように同性からの支持を集め、視聴率を稼げる女優へと変身することが出来れば、最高のシナリオだろうが……。