熟女グラビアは青少年に悪影響? 疑問も浮かぶ今月の東京都不健全図書指定
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
毎月恒例の東京都青少年健全育成条例に基づく不健全図書指定が、今月8日にも行われた。今月の指定で目を引くのは、対象となった書籍の「全編大部分」ではない指定が久々に行われたことである。これは、いったいどういうことなのか……?今回、東京都の不健全図書指定を受けた雑誌「熟年婦人の性告白」Vol.20(サンデー社)。本書は成人指定されていない(amazonではアダルト扱い)。
今月、指定対象となったのは男性向けのマンガ『君の眼鏡に欲情する。』(竹書房)、BLマンガの『縛られやケンちゃん』(Bevy)、雑誌「熟年婦人の性告白」Vol.20(サンデー社)の三冊である。前者の二冊は、指定に該当する箇所として「全編大部分」が挙げられているのだが、「熟年婦人の性告白」は本誌の「【カラー口絵】疼きが止まらぬ熟女たちP6」と付録DVDの「全編大部分」が該当するとされている。この雑誌は、女性の性体験の告白を文章で綴るというもの。いわば、読者の年齢層は相当高いものであると想定される。