特撮・怪獣ファンじゃないけど、展覧会「成田亨 美術 / 特撮 / 怪獣」に行ってみる
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
「成田亨 美術 / 特撮 / 怪獣」が青森県立美術館で開催中だ(参照)。ウルトラマンや怪獣のデザインを手がけたことで知られる成田亨、特撮ファンにはたまらないこの展覧会に、特撮や怪獣に詳しくない筆者が実際に行ってみた。「美術 / 特撮 / 怪獣」と聞いて、ヲタなお父さんが少年のような目を取り戻して怪獣画を眺める展覧会なのだろうな……と思っていたのだが、意外にも充分楽しめた。この展覧会には「怪獣デザインの展示」以外のもの、そして“それ以上のもの”があったのだ。まず玄関のこの彫刻の迫力に震えた
展覧会前に見た事前情報ではまったく意識していなかったのだが、会場でまず心奪われたのは、西洋のモンスターや日本の鬼や仏像のデザイン画だ。これらはざっと160枚も描かれており、その数に圧倒される。