益若つばさブランドのSuGデザインパクリ事件、責任者としてありえない逃亡に非難! 会社よりタレント生命を優先?
益若つばさがヴィジュアル系バンドのブランドのデザインを丸パクリした上に、「逃走&被害者面をしている!」と大炎上している。
益若がパクったのは、V系バンドSuGのボーカル・武瑠がデザイナー兼プロデューサーをしているファッションブランド「million $ orchestra」のモチーフ。バラの茎部分を「holic」という文字の筆記体に変形させ、茎の先は「→」をイメージさせ尖っている、というデザインだ。一方、問題の益若がディレクターを務めるファッションブランド「EATME」のデザインは「holic」という文字を別の文字に変えた程度の差しかなく、デザインはほぼ同一。バラの葉の付き方、生え方など、細かな部分も全く同じで、たまたま同じコンセプトだったというレベルではない。
このモチーフをあしらった帽子を益若がかぶっている画像を、武瑠のファンが武瑠のTwitterへ送り「もしかしてコラボですか?♪」と質問したところ、武瑠が「コラボじゃないです」とリプライ。さらに武瑠は「刺さったらその人中毒になる堕天使の矢。わざわざバラをリアルに撮影して、新しく作ったデザインだから。詳しくは分からないけど、これによって自分がお気に入りのモチーフを使いづらくなるのだけはやだな。。。」と自身がモチーフを作った時の経緯を明かした。これにより、一部で噂になっていた「どちらも同じ素材サイトやフリー画像サイトを使った説」も消え、益若がデザインを“パクった”ことが証明されたとして、SuGファン怒りの炎上はまだ収まる気配を見せない。
その後、武瑠と益若の双方のTwitterやブログを見る限りでは、益若が直接、武瑠に謝罪したようである。益若のブログには経緯が細かく説明されているが、要約すると「明らかにパクリであったことは認める」「作ったのは会社のデザイナーであるが、益若がOKを出した」「益若と武瑠はブランドを通じて元々知り合いだったため、武瑠のショックはかなりのもの」「益若自身も会社に裏切られたと感じ、悲しみも感じている」「益若の商品はサンプル段階でまだ発売はしていなく、これで利益を得たということはない」。
益若は謝罪を繰り返し、「まだまだ謝罪の言葉としては足りないかもしれません」と綴り、ファッションブランドを経営するものとして今回の事件をどれほど問題視重罪すべきか認識しているようだ。ところが益若がTwitterに「ご本人とやり取りをし、謝罪と経緯を話しました。これ以上は逆に迷惑をかけてしまうので消します」とコメント投稿し、ブログでは「悔しくて悲しくて一晩中泣きました」と被害者のような振る舞いを書いたことが、燃えさかる火にさらなる油を注いだ。
益若の説明した経緯が事実ならば、益若自身が意図的にデザインを模倣したものではなく、「会社に裏切られたと感じ」「悔しくて悲しい」感情も当然あるだろう。だがブランドディレクターであり、広告塔として同ブランドの顔をつとめる立場であることを考えると、まるで被害者のような恨みつらみを綴るべきではなかっただろう。彼女のファンは同情し、「芸能人・益若つばさ」は守られるかもしれないが、ファッションブランド「EATME」を守ることは難しくなる。たとえば食品企業の製造ラインで異物混入などの問題が起こったときに、直接その作業に関与してない企業のトップが謝罪したとして、「この人は関係ないのにな~」と同情を寄せるようなものである。
Twitterでは「売れたら自分の業績。不祥事は部下や仲間のせい。最悪な代表の典型」「全てディレクターである私の責任です。すみませんでした。でいいじゃんそれだけでいいじゃん。みんなトップはそうやって公には言って、裏で会社の人達に怒って注意したり家で泣いたりしてるよ」「保身しかできないならその立場から降りて一人でやれよ」「普通の企業なら倒産レベルの謝罪文」と益若に対する批判が収まる気配はまだ見えない。
(プラント)