秋元康「横山はマグロっぽい」発言。セクハラと数々のメルヘンポエム、官能小説ばりの歌詞に閉口
11月7日にオンエアされたラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)で、AKB48の総監督・横山由依が秋元康に「マグロっぽい」と言われたことを明かした。
10月30日より、AKB48グループが出演するドラマ『キャバすか学園』(日本テレビ系)が始まったのだが、舞台はキャバクラということから、出演者にはそれぞれ源氏名がついている。その源氏名はキャバクラの店名が「水族館」ということから、海産物や寿司に関するものとなっていて、横山は“マグロ”なのだ。
横山はこれに関してラジオで由来を喋った。「マグロちゃんでざわついてると思うんですけど」とファンの反応を気にしつつ、「秋元さんに由来を聞いたら『横山はマグロっぽいだろ?』みたいな感じで言われて、ちょっとよくわんないんですけど」と不満げ。キャスティングの段階で秋元をはじめとした、おじさん連中がニヤニヤしながら“マグロ”という名前案に盛り上がっていたのだろうか? 非常におぞましい光景だ。
だが、こうしたセクハラは通常運転だろう。他方、秋元にはお気に入りメンバーへの思いが見え隠れするメルヘン発言も少なくない。教え子である元おニャン子クラブのメンバー・高井麻巳子との衝撃の結婚に始まり、最近も宮脇咲良や島崎遥香などとはプライベートで二人きりで食事に行く様子がよく話題になっている。その島崎はピース綾部に好意を寄せていると公言しているが、これについて秋元は島崎に「綾部とのLINE交換はダメだよ!」「綾部とLINE交換したら舌を切って死にます」とメンヘラっぷりを発揮しながら島崎にデレデレしていた。さらにファンから「松井珠理奈さんを一言であらわすと?」と質問されると、「運命」と恥ずかしげもなく答えてみせることも。これらは秋元ではなくメンバーが暴露した話が多いので、公表されていないだけで、裏では数えきれないほどのメルヘン発言がありそう。
秋元と仲の良い幻冬舎の代表取締役社長・見城徹氏もNMB48の須藤凛々花にドはまりし、『須藤凜々花は「天使」なのです』『あの初々しさが堪りません。命の美しさを感じます。オリジナリティの塊です』といった発言をして、ドン引かれていたことも記憶に新しい。確かにこの二人は気が合いそうだ。
セクハラといえば、歌詞に卑猥なフレーズを入れて未成年に歌わせていることもたびたび問題視される秋元運営。例えば『アイドルなんて呼ばないで』という曲。この歌詞には「そのうちエッチもしてみたい」とド直球なフレーズがはいっているのだが、これを今年13歳のメンバーが歌い、「セクハラだろ」「かわいそう」「親がみたらどう思うんだ」と炎上した。他にもシングル以外の曲では過激なフレーズが入っている秋元の歌詞。SKE48の楽曲『Innocence』では「キスをしながら いちじくの皮を剥くように 優しくして 魔法の指で」と官能小説ばりのフレーズがあるのだが、この歌詞についてSKE48・須田亜香里は「正直家族が観に来てる時にこの曲を歌うと“ごめんなさい”って思う」とコメントしており、抵抗があるようだ。
歌詞問題ではセクハラ以外に女性蔑視もお馴染み。HKT48の『アインシュタインよりディアナアグロン』では「女の子は可愛くなきゃね 学生時代はおバカでいい」「何も知らなくてもメイク上手ならいい」「女の子は恋が仕事よ」、NMB48の『恋を急げ』では「定期的に恋をしないとね 劣化していくよ」「女の子の賞味期限あっという間に過ぎちゃう」と、提示される女性観のひどさには定評がある。そこにいる女子は頭空っぽの恋愛マシーンなのである。
メンバーたちとはそれぞれ親密なようだが、全体の動向を把握しているのかいないのか、大きな問題となった欅坂46のナチス風コスプレには、報道されるまでは沈黙を貫き、報道後に「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした」と秒速で責任逃れ。さすがに呆れるしかない。
(ボンゾ)