袴田吉彦のアパホテル不倫と「スヌーピーのズボン」寝姿を暴露したグラドルの思惑
俳優の袴田吉彦(43)がグラビアアイドルとの不倫を「週刊新潮」(新潮社)に暴露され、妻と別居中であることを公表した。12日発売の同誌は、<ダンサー経験がありスタイル抜群で小西真奈美似の30歳のグラビアアイドル>が、2015年9月から12月にかけて不倫関係を持ったこと、その逢瀬現場がほぼ「アパホテル」だったことを報じている。袴田にしてみれば一年以上前のことをなぜ今さら蒸し返されるのか……というところかもしれないが、相手女性とされるTwitterアカウントを見ると“グラドル”として知名度向上を目論んでいる可能性もあり、第二の加藤紗里ポジション狙いでスキャンダルをリークしたようにも考えられる。
袴田は2010年にグラビアアイドル・河中あいと入籍、娘を一人もうけている。この結婚に際しても当時グラビアで活躍していた折原みかとの「二股愛疑惑」が報道されていたが、結婚後もその性分は変わらなかったということなのだろうか。「新潮」に情報を提供したグラドル女性は、15年9月に「芸能界に顔が広いカリスマ美容師の誕生パーティ」で袴田と知り合い、その夜のうちに六本木のホテルへ。袴田ではなく彼女がラグジュアリーなデザインホテル「ホテルいろは」を指定してその夜を楽しみ、いったん解散した翌日晩にまた二人でホテルへ行ったという。しかしハイレベル(?)なホテルを利用したのは最初だけで、そこからはずっと、アパホテルの快進撃。袴田は友人名義のアパホテルメンバーズカードを所持しており、ポイントを貯めていたという。常に金欠で、最初の4~5回のホテル代は袴田持ちだったが、それ以降の5回ほどは女性が支払ったようである。女性側は「遊ばれたこと」を怒っているように見せかけつつ、その実、金払いの悪さに不満を持っていたのだろうか。
同記事には袴田がリラックスした服装で眠りこける姿をおさめた写真1枚と、袴田と女性とのLINEメッセージ画面も掲載されている。わずかなLINEのやりとりだけでも、志村けん変なおじさんスタンプなどを使いつつあからさまに素っ気無い袴田の態度が伝わる。女性の「よしくんとはもう会えないの?」という言葉に、松岡修造の「ぺこり…」とおじぎしているスタンプで返信しているのみ、というのは完全に、この女性のことを好きでもなんでもない。
袴田の所属事務所は同誌取材に「件の女性との不適切な関係」を認め、本人は「反省」しているとしたうえで、「妻とは2014年夏から別居中」と明らかにしている。袴田自身も、所属事務所を通じてマスコミ各社に「現在妻と別居しているのは事実ですが、この様な軽率な行動をしてしまったことを深く反省しています。お相手の女性にも大変申し訳ない気持ちでいっぱいです」とのメッセージをFAXで送信した。
袴田の妻である河中あいは、昨年11月28日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)にほんの少しだけ出演していた。というのも、同番組では、はんにゃ川島章良の家族が特集されたのだが、川島の妻の実姉が河中あいなのだ。河中は川島家に遊びに来ているていでチラッと登場し、「夫は袴田吉彦です」と発言。ナレーションとテロップで「川島家と袴田家は家族ぐるみの付き合い」と紹介された。この放送後、河中はブログで川島のことを「出来た人なんです。いい旦那様なのです。だから妹も頑張れるんだろうなって見てて思います(ハート)これからも支え合って仲良い夫婦でいてね!」と褒めちぎったが、自らの家庭のことはあまり積極的に公開しようとはしていない。ただ、2014年夏から別居しているということが事実ならば、夫婦仲は良好とは言えないだろう。
しかし河中のブログをさかのぼってみると、2015年5月、こどもの日に<父親というもの>という記事タイトルで、こんなことを綴っている。「旦那さん(袴田)」が、映像作品の撮影で長台詞に挑むとき、「緊張するからと衣装のワイシャツの胸ポケットに娘の写真を入れていた」ことを明かされ、「そんな事してるなんて私は初めて知ったのでなんだか感動しました(キラキラ)娘の顔見て頑張ったらしいです。娘が大きくなったら忘れないでこの話してあげよう(ハート)」。それ以前も、写真こそ多くはないし主に子育てについての話題が占めるブログではあるが、時折「旦那さん」に関する記述はあった。袴田は前出のマスコミ向けFAXにて「今後は娘と妻のことを第一に考え、誠心誠意父親として、夫として努力していく所存です」と宣言しているが、離婚を回避し、夫婦関係の再構築を目指すということだろうか。
であればますます、今回、不倫関係を週刊誌に告発した女性の「加藤紗里化」はやめてもらいたいところ。ただ証拠となるLINEのトーク履歴は相手女性ががっちり握っているであろうことを考えると、立場は弱い。安価なスヌーピーのハーフパンツにTシャツをINしてソファーで眠りこける写真も、イケメン俳優として名を馳せた人物とは思えない無防備さで、既婚者でなかったとしても芸能人としてあまりに油断しすぎである。袴田や河中のタレントとしての注目度はそれほど高くないといえるが、相手女性が次々にこうしたものを投下して注目を集めようとする懸念はないとはいいきれない。メディアがそれを第二の加藤紗里として面白がることなく、はっきりスルー出来れば良いのだが。
(犬咲マコト)