謎の5,000万円受賞に、安倍首相と面会……ミラン本田圭佑の“本業以外”が絶好調すぎ!?
サッカー日本代表の本田圭佑(ACミラン=イタリア)が5日、IT企業のデジタルガレージが主催する「ファーストペンギンアワード」を受賞し、トロフィーとともに副賞として賞金5,000万円が授与された。
何やら聞き慣れない賞だが、同賞は価格比較ウェブサイト「価格.com」の運営会社などを子会社に持つデジタルガレージが設立したもの。「ファーストペンギン」とは、群れの中から一番最初に海に飛び込む勇気を持ったペンギンのことを指し、そんなチャレンジ精神の体現者を表彰するのだという。
今回、本田が初代受賞者に選ばれたのは、現役サッカー選手でありながら全国各地でサッカースクールを開校し、オーストリア2部に昇格したSVホルンの実質的なオーナーも務めるところが評価された。それにしても、副賞が5,000万円とは!
「『すでに金持ちの本田に賞金をあげるのは無意味』だとか、『チャレンジしたけれど、成功しなかった人に賞金をあげたほうが有意義』だという声もありますね。まあ、デジタルガレージとしても、本田に5,000万円渡したほうが会社の宣伝になるし、本田としても断る理由がないし、双方にメリットがあったということでしょうね。しかし、オフシーズンとはいえ、最近の本田は本業のサッカー以外の話題に事欠かないですね」(サッカーライター)
先日も、本田は都内の自民党本部に安倍晋三首相を訪ね、面会したことが報じられたばかり。また、国連の関連団体でスピーチを行うなど、いちサッカー選手にとどまらない活躍ぶりだ。
「まるで実業家のようですね(笑)。これで本業がうまくいっていれば言うことないのでしょうが……。今季リーグ戦では1ゴール3アシストと惨憺たる結果。ミランに移籍して3シーズンになりますが、その間チームは一度も欧州カップ戦に出場できず、彼もサッカー選手としての価値を落としてしまいました。本人も認めていますが、クビになってもおかしくない状況。しかも、ミランは中国の企業グループへの売却が決定的となっており、その去就はますます不透明なものになっています」(同)
引退後は経営者としてサッカービジネスに携わることを公言しているだけに、そのキャリアプランは万全のようだが、肝心の来シーズンの状況が一向に見えてこないのは本末転倒という気がしないでもない。