競馬中継で「大号泣」した”にわか女子アナ”にファン憤慨!
誰しも感動はするのだから一概にはいえないけど、ちょっと大げさでは......。
28日に放送された『みんなのKEIBA』(フジテレビ系)で、競馬ファン"ドン引き"の出来事が起こった。放送回のメイン競走は「中山記念(G2)」。昨年の2冠馬・ドゥラメンテが骨折から約9か月ぶりに復活し、他にも2頭のG1馬や素質馬が出走ということで、G1並みに注目されたレースではあった。
結果は、ドゥラメンテが故障明けをまったく感じさせない堂々たる走りを見せて完勝。「国内最強」を高らかに宣言し、世界制覇に向け最高のスタートを切った。多くの競馬ファンも興奮し、安堵したのことだろう。
『みんなのKEIBA』ではこのレースを放送していたわけだが、驚愕の出来事はそのレース決着直後に起きた。
『みんなのKEIBA』メインMCのフジテレビ・小澤陽子アナウンサー(24)が、ボロボロ泣いているではないか。どうやら、ドゥラメンテの力強い走りに感動して泣いてしまったらしい。なんてカワイイんでしょう......とは、残念ながらならなかった。
ネットの某掲示板では「ファンとの温度差考えろ」「引くわww」「少し空気読めよこのバカアナ」と非難の嵐。一部「まあわからんでもない」という擁護の声もあるにはあったが、ほとんどが「あざとい」「狙ってるとしか思えない」という意見ばかりだった。
競馬に感動することは決して悪いことではないし、涙を流すこと自体は別段不思議ではない。ならなぜ、小澤アナに対しこれほどの批判が注がれたのだろうか。
「小澤アナは2016年、つまり『今年1月から』同番組のMCとなりました。それまで競馬の知識はないようですから、競馬歴2カ月の完全なる"素人"です。もちろんドゥラメンテを昨年あたりから取材をしていたようなので、ある程度情が移るのは理解できますが、昨年2冠を獲得した同馬を生で観戦したわけでもないでしょうし、さらに今回は『G2』。ドゥラメンテの世界挑戦はここから始まるというのに、この段階で泣いてたら、毎回泣かなければなりませんよ。いずれにせよ、テレビと視聴者の温度にとんでもない差があったのは間違いありませんね」(記者)
小澤アナはミス慶應義塾大学というれっきとしたお嬢様。これまで競馬に興味があったとも思えず、MCを始めてまだ2カ月となれば、突然の涙にも疑問符を持たざるを得ないだろう。フジテレビはレース前、ドゥラメンテの復活劇をあおりにあおっていたが、そのあおりに乗っかるのが自局の女子アナというのが、なんともお粗末。
また、今回の"号泣事件"により、改めて「フジは競馬放送の権利を他局に売れ」という声も高まってしまう事態に。もともとミーハーな雰囲気、フジのどうでもいい演出が評判の悪かった『みんなのKEIBA』だが、この一件でますますブーイングが過熱しそうだ。小澤アナは今後泣かないほうが無難かもしれない。
こんなことなら、まだ番組を邪魔しない優木まおみの継続のほうがマシだったのでは......。