「メディアバンク」の記事一覧

『みさとちゃんの夢日記』愛すべき超ロークオリティエロアニメ

 2000年以前のエロゲーは、いまでは考えられない設定や演出、シナリオや世界観が練りこまれているものが多く、伝説的な作品が多かった。  1996年にエルフからリリースされた『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』が201

『ケダモノ(家族)たちの住む家で』むらかみてるあきが描く鬼畜NTR

 近年、最も話題を集めたアニメ映画といえば『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』だろう。興行収入は全世界で約517億円を超し、とんでもない記録を現在も次々と塗り替えている。  日本のアニメ界は人材が豊富であることは周知の事実だ。いまさら例を挙げるまでもないかもしれないが、スタジオジブリの宮崎駿監督や『君の名は。』の新海誠監督、その他押井守監督や庵野秀明監督など一般的にも知名度の高い監督は多い。ではエロアニメではどうだろうかというと、一般的な知名度は落ちるとはいえ、故・金澤勝眞監督や荒木英樹監督などが有名だ。  いま挙げた両名もそうなのだが、エロアニメ監督の場合、TVアニメで原画家や作画監督として活躍していたりすることも多い。しかし、ほぼエロアニメだけで活躍している監督も存在する。しかも、名前が作品の売りとなるカルト的人気な監督がいるのだ。それが、むらかみてるあき監督である。  むらかみてるあき監督の作風はかなりエッジが立っている。以下に特徴を挙げてみよう。 ・男のピストンが超高速 ・カメラワークが大胆 ・ブクブクとやたらに泡立った精飲描写 ・精神崩壊したに近い強烈なアヘ顔 ・人によっては鬱となるくらいに救われないヒロイン  カメラワークに関しては、エロシーン以外の日常パートでも大胆に駆使されるので、人によっては画面揺れで酔ってしまうかもしれない。これらを高いクオリティの作画で徹底的にやるのだから恐れ入る。  むらかみてるあき監督の作品は、癖があると判断されて避けるユーザーも少なからずいる。その一方で、彼を熱狂的に支持するファンは非常に多い。そんなむらかみてるあき監督の作品を今回は紹介しよう。  pin-pointのエロゲーを原作にしたNTRエロアニメ『ケダモノ(家族)たちの住む家で』シリーズだ。リリースはメディアバンクである。  以下があらすじだ。  両親のいない心春は火災で住む家を失ってしまった。恋人の新は、心春を実家に居候させることにした。しかし、新の判断は完全な誤りだった。  新のいない隙に父・源蔵は心春の唇を奪い、それを写真に撮って彼女を脅迫した。新に余計な心配をかけたくない心春は、源蔵の言われるがまま何度も犯されてしまう。  源蔵はことあるごとに心春を求め、それを彼女は受け入れていく。「…こんなことはいけないのに…」と思いながらも。  そこに兄・勝までが加わった。勝は源蔵との情事を新たに秘密にする代わりに心春をオナペット扱いし始めたのだ。心春はそれでも新のことが好きで、嫌いになることは絶対にないと信じていた。しかし源蔵と勝に犯され続けていくうちに彼女の精神は崩壊し、その気持ちが揺らいでいく。  ある日の夜中、新は兄に言われて部屋の壁の穴から覗くと、隣室で心春が狂喜乱舞で兄に犯されている姿を目撃する。絶望に打ちひしがれる新だが、そこにさらなる悲劇が襲う。  源蔵と勝が、心春は自分の女だと主張し合い険悪な雰囲気になってしまったのだ。その中を取り繕う形で心春が入り、ふたりの共有マ×コになることを自ら望む。しかし心春には新たという恋人がいる。そして彼女が下した決断は――。  当然、今作でもむらかみてるあき節が炸裂している。  カメラワークは目まぐるしく動き、ヒロイン・心春が壊れるんじゃないかと思えほど激しいセックスが畳みかけられ、完全に精神崩壊したアヘ顔をさらす。  最初から最後まで暗く重苦しい雰囲気で物語は進み、常に緊張感とNTRの背徳感に満ちた映像だ。  ただ、エロアニメの宿命として尺の都合上、心春が身体を許してしまう過程を深堀りすることはない。闇堕ちまではあっさりである。  NTRが苦手な方は鬱アニメとなりかねないのでご注意を。 (文=穴リスト猫) 【視聴はこちらをクリック!】 ■『ケダモノ(家族)たちの住む家で ~源蔵 編~大嫌いな最低家族と彼女との寝取られ同居生活』 ■『ケダモノ(家族)たちの住む家で ~勝 編~ 大嫌いな最低家族と彼女との寝取られ同居生活』

『HEARTWORK Symphony of Destruction』手にした人間を狂わせる銃…ハードボイルドエロアニメ

 メタルファンが反応せざるを得ないタイトルのエロゲーを知っているだろうか。Activeの『HEARTWORK Symphony of Destruction』だ。  「HEARTWORK」はメロディックデスメタルの生みの親・CARCASSの名盤タイトルだし、「Symphony of Destruction」はスラッシュ四天王・MEGADETHの名盤『Countdown to Extinction』収録の大ヒットナンバーだ。これはシナリオライターの聖少女の影響だろう。聖少女はHR/HMファンを公言していた。  この作品はハードボイルドがゆえのエログロさや、エンディングによっては設定やキャラの性格が様変わりしてしまったり、マルチエンディングにしたがゆえのシナリオの短さなど、所々に気になる点が散見されたゲームであった。そのため、人によってかなり評価の異なった。  しかし、当時ではまだまだ珍しかった全キャラクターがフルボイスであり、ディスクレス起動などのシステム面は革新的でもあった。エロシーンも多く、鬱ゲー要素と抜きゲー要素を兼ね備えていた。筆者はかなりの良作と捉えている。  そんな『HEARTWORK Symphony of Destruction』だが、メディアバンクよりエロアニメ化し、3本リリースされている。とはいえ実際は2+1であり、最初の2本と1本は別ルートの物語となっている。ここでは最初の2本を中心に話を進める。まずは公式の紹介文だ。 “キャッチ”。それは持つ者を狂わせる魔性の銃。  危険なゲームの先に待ち受けるのは「生」か「死」か。  廃棄処分したはずの呪われた銃が、この世に存在していた。ある日、その銃を偶然に手に入れてしまう朝倉優。銃が入っていた鞄には大量の現金と、謎の人物による暗殺依頼のビデオ。元の鞄の持ち主は「ハンター」と呼ばれる殺し屋だった。  なんの変哲もない平凡な学生だった優の人生は、その日から一変してしまう――。  本作で重要な存在である銃・キャッチは、朝倉優ともう1人の主人公とも言われているほど重要な存在だ。銃は「コルト・オートマチック1911A1」。この銃を手にしたら精神が銃に支配され、平気で人を殺せるようになってしまう。これがなかなかにサディストで鬼畜だ。  薬漬けの女に乱暴し、ことが済んだら撃ち殺すなんてことは朝飯前。そのときの朝倉優の表情は、普段おだやかな彼とは似ても似つかない、狂気に満ちたものになる。  だが、常にサディストになっているわけではない。身の危険を感じたときや、銃の使用の必要性が感じられたときに豹変する。ずいぶんと都合のいい作りとなっているが、さらに身体能力も向上するというおまけつきだ。  物語の根幹は呪いの銃の謎と秘密を解くというより、その銃を持ってしまった人間の変わり様を掘り下げていく展開だ。『A KITE』にあったSFっぽさはない。本作品には謎解きやサスペンス要素を求めず、あくまで銃撃戦や暴力などのバイオレンス部分を楽しみ、最終的に主人公がどうなっていくのかを見届けるのが正しい楽しみ方だ。  血飛沫やグロの描写は良くできていて、作画崩壊などはない。少し古い作品なのでキャラデザには時代を感じるものの、大きな問題ではない。  ちなみに3巻目だが、先述通りこちらは別ルートなので、1~2巻で死んだはずのキャラが普通に生きていたりする。エロ目的だけでいうなら3巻がオススメだ。明らかにエロを中心にした展開となっている。銃も絡んでくるが、おまけ程度だ。  難解なものが多かった古き良きエロゲーや、ハードボイルドものが好きな方にはぜひオススメしたい作品である。ハンター・市原正樹が『マクロス7』の熱気バサラにそっくりなのもご愛嬌ということで。 (文=穴リスト猫) 【視聴はこちらから!】 ●HERATWORK Symphony of Destruction JUNCTION:01「焦燥」 ●HEARTWORK Symphony of Destruction JUNCTION:02「邂逅」 ●HEARTWORK Symphony of Destruction JUNCTION:03「禁忌」

『輪姦媚薬中毒』ヒロインはナチュラルボーン肉便器! 輪姦凌辱エロアニメ

 『輪姦媚薬中毒』はpin-pointがリリースしたロープライスの同人エロゲーである。ジャンルとしては抜きゲーであり凌辱ゲー、そして輪姦ゲーだ。全校生徒の1,428人に凌辱されるというとんでもない設定だ。  さて、そんな

『妹ぱらだいす!』まるで獣の交尾のような大迫力? むらかみてるあきエロアニメ

 GWに入ったが緊急事態宣言で出かけることができず、毎日オナニーばかりしている方も多いのではないだろうか。  そんなオナニー三昧の暇を持て余した読者におすすめしたいのが、シスコン・妹好きをうならせた伝説のエロゲー、MOO

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