「リアルサウンド」の記事一覧(53 / 64ページ)

2015年、セカオワ現象はどこまで広がるか? 2年半ぶりのアルバム『Tree』の射程距離

SEKAI NO OWARI オフィシャルサイト 【リアルサウンドより】  「『Tree』は一体どのくらい売れちゃうのか?」。それは、2015年の日本の音楽業界における最初にして、…

『ニッポンの音楽』が描く“Jポップ葬送の「物語」”とは? 栗原裕一郎が佐々木敦新刊を読む

【リアルサウンドより】

「史観」という言葉がある。「唯物史観」であるとか「自虐史観」であるとか、音楽の場合だと「はっぴいえんど史観」であるとか、歴史に対するときに採られる見方や立場、価値判断のことだ。これが極端に偏ると、捏造に基づく偽史や、悪い意味での歴史修正主義に陥ったりするわけだが、無数にある史実のどれを選び、どう評価するかということだけでも、史観は自動的に生じてきてしまうものではある。学校の歴史教科書にも史観はあるし、たとえば、あらん限りの資料を渉猟し、できうる限りそれらをそのまま提示して、1968年という「政治の季節」を実証的に丸ごと描き出そうとした小熊英二の『1968』にだって史観は存在している。

 結局、人それぞれに史観はあり、史観の数だけ歴史はあるわけで、主観と客観は史観の強弱のグラデーションでしかないということもできるだろう。

 歴史を描こうとする者は、このグラデーションの幅のどこかに自分を置くことになるわけだが、本書はかなり主観に寄ったところに位置している。「はじめに」で「筆者なりの、あるひと繋がりの「物語」としての「歴史」を綴ってみようというのが、本書の企図」だと宣言されているので、この立場は意識的に選ばれたものだ。当然、小熊『1968』が意図したような全体性や実証性はほぼ自動的に放棄されている。というより、枝葉を徹底的に刈り込み、「物語」を際立たせることにこそ、むしろ狙いはあると見るべきだ。

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トライセラ和田×バイン田中が語る、ロックバンドの美学(前編)「お互い違う場所で切磋琢磨してきた」

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J-POPの歌詞を今どう語るか? 磯部涼編著『新しい音楽とことば』が提示する新たな歌詞論

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アメリカン・アンダーグラウンド・ロックの巨星、スワンズの歩みを振り返る

【リアルサウンドより】

 すっかりご無沙汰しておりました。今回は来年1月27、28日に来日公演を控えているアメリカン・アンダーグラウンド・ロックの巨星スワンズをご紹介しましょう。来年(2015年)で結成33年を迎える大ベテランですが、最新作『トゥー・ビー・カインド』が、米サイト・ピッチフォーク選出の2014年年間ベスト・アルバムに、若手に互して第6位に選ばれるなど(http://pitchfork.com/features/staff-lists/9558-the-50-best-albums-of-2014/)、その鋭い現役感覚は依然衰えを見せぬばかりか、ますます研ぎ澄まされています。2年前の来日公演の壮絶としか言いようがないパフォーマンスはいまだ記憶に新しいところですが、より大きな会場でのスケールアップしたライヴが期待できそうです。

 スワンズのリーダー、マイケル・ジラ(vo,g)は1954年2月、LAに生まれています。少年期に父親に連れられてヨーロッパを放浪し、イスラエルではドラッグの密売で投獄された経験があるということです。

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いずこねこ、ラストライブで見せた涙 “不在のアイドル”が辿り着いた場所とは

ラストライブを迎えたいずこねこ。 【リアルサウンドより】  12月20日。渋谷WWWにて映画+ライブイベント『世界の終わりのいずこねこの終わりの始まり』が開催された。  イベントは…

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