「映画」の記事一覧(16 / 42ページ)

東出昌大に何が……? 仕事も私生活も順調なのに「共演者に反応しない」「取材に応じない」

ユマニテオフィシャルサイトより  NHK朝の連続ドラマ『ごちそうさん』でブレイク、昨年に同作で共演した女優の杏と結婚した俳優の東出昌大が、メディアの取材にナーバスになっているという…

文芸作品かと思いきや、驚いた! 最良の「超展開」で魅せる映画『華魂 幻影』

<p> とんでもない映画を観てしまった。</p>

<p> 実は最初、宣伝担当者から「ぜひ、試写に来てほしい」と電話をもらったときには、ちょっと躊躇した。なんだか文芸映画のような感じがしたからである。なにしろ『華魂 片影』のタイトルの下には、次のような言葉が記されている。</p>

記憶は思い出となり、やがて物語へ昇華していく。園子温監督が本当に描きたかった『ひそひそ星』

<p> 園子温監督って、人気なんでしょ? トレンドワードをチェックする感覚で『リアル鬼ごっこ』や『映画 みんな!エスパーだよ!』を劇場まで観に行った人はア然ボー然としたことだろう。会員制のバーに間違って入ってしまったような居心地の悪さを覚えたに違いない。綾野剛、山田孝之らが出演した『新宿スワン』は興行的に成功したが、原作つきで脚本も書いてないこともあり、園監督的には自分の作品という意識はないらしい。『ラブ&ピース』も含めて4本もの新作が2015年には劇場公開されたが、初めて園作品に触れる“一見さん”をドーンと突き放すような内容のものが続いた。『愛のむきだし』(09)や『冷たい熱帯魚』(11)でブレイクしてから、不遇時代に溜め込んでいたエネルギーを爆発させるかのように作品を量産し、さらにバンド演奏、小説執筆、芸人宣言と様々な分野での露出が続いた園監督の分裂症的な時期は収束に向かい、新しいステージでの活動が始まる。園監督の新しいスタートを飾るのが、シオンプロダクション第1回作品『ひそひそ星』である。<br />
</p>

板野友美に橋本環奈……主演映画で狙う“経歴ロンダリング”とは

itano0504

 4月2日公開の元AKB48・板野友美の初主演映画『のぞきめ』が、大方の予想通り大コケした。

 三津田信三氏のホラー小説が原作で、板野はカーテンなどの隙間から不気味な視線を投げ掛ける化物“のぞきめ”の謎に迫る主人公・彩乃を演じる。

続きを読む

中国の大学が愛国映画のエキストラに学生を徴用 爆破シーン撮影で鼓膜破裂も!?

<p> 抗日戦争や国共内戦を描いた愛国映像作品が絶え間なく製作されている中国で、学生が無理やり撮影に駆り出されるという事件が起こった。</p>

<p> 江西省吉安市にある井岡山大学の現役学生が中国版Twitter「微博」で暴露したところによると、地元で撮影中の国共内戦を題材とした愛国映画『第四道封鎖線』のため、付近の4大学の男子学生が無償のエキストラとして招集された。さらに火薬を使った爆破シーンの撮影で、複数の学生が負傷。うちひとりの鼓膜が破裂、聴覚を失ったという情報もあるという。</p>

“霊性の震災学”と共鳴する樹海奇譚『追憶の森』自殺の名所でマシュー・マコノヒーは何を見た?

<p> タクシー運転手は不思議に思った。初夏にもかかわらず、女性客は厚手の冬服を着ていたからだ。行き先を尋ねると、女性客は被災の激しかった地名を告げた。運転手が「あそこはもう更地ですよ」と答えると、女性客は「私は死んだのですか?」と呟き、その姿を消した。今年1月に刊行されて話題を呼んだ『呼び覚まされる霊性の震災学』(新曜社)では、被災地のタクシー運転手たちが震災後に不思議な体験をしていること、また運転手たちはこの幽霊現象で出会ったお客たちに敬意を払っていることを伝えている。東北学院大学のゼミ生たちが『霊性の震災学』の調査をしていた頃、米国でも死生観をテーマにした一本の映画の製作が進んでいた。ガス・ヴァン・サント監督の『追憶の森』(原題『The Sea of Trees』)がそれだ。『追憶の森』では心に傷を負う米国人が、日本で不思議な体験をすることになる。『霊性の震災学』に通じるものを感じさせる。<br />
</p>

賞レースから外れた意外な話題作がめじろ押し!! 映画界のアンチテーゼ「日プロ大賞」GW開催

<p> メジャーな映画賞の多くは映画会社の力関係や人気俳優を抱える芸能プロダクションの思惑に左右され、作品としてのクオリティーが高くても賞レースから漏れてしまう秀作は少なくない。また賞レース以前に、邦画だけで年間500本以上も公開されている近年の日本映画界では、宣伝予算もなく上映館数も少なく、人目に触れないまま埋もれていく作品が山のようにある。様々なしがらみに捕われることなく、また公開規模にかかわらず、“いい仕事”をしているプロフェッショナルな映画人たちに脚光を当てているのが、映画賞レースの最後を飾る「日本映画プロフェッショナル大賞」(日プロ大賞)だ。三池崇史監督、黒沢清監督といった国内では映画賞とは無縁だった才能を、日プロ大賞は90年代から顕彰してきている。<br />
</p>

「またコメント使い回しかよ……」上戸彩の“無気力発言”連発にマスコミ失笑

ueto0421

 昨年8月に第一子となる女児を出産後、12月から仕事復帰している女優・上戸彩だが、イベントで感情のこもっていない発言を連発し「やる気がないのか」と現場マスコミの失笑を買っているという。

 上戸は今月14日、都内で行われたディズニー映画の最新作『ズートピア』のジャパンプレミアに出席。作品の日本語吹き替え版でヒロインのウサギ・ジュディ役を務める上戸だが、作品について「夢を信じる力をもらった。夢を後押ししてくれる映画」などと、無難なコメントに終始したという。

続きを読む

テレビ中継されたのは戦争の真実か残酷ショーか アイヒマン本人が出演する『アイヒマン・ショー』

<p> 600万人が亡くなったとされるホロコーストで、いかに効率よくユダヤ人を強制収容所に移送できるかを計画したナチスドイツの戦争犯罪者アドルフ・アイヒマン。連合国側に顔が知られていなかったため、戦後は南米アルゼンチンで逃亡生活を送っていたアイヒマンだが、イスラエルの諜報機関モサドに見つかり、1960年にイスラエルへ強制連行。翌年4月から12月までイスラエルの首都エルサレムにて、“アイヒマン裁判”が開かれた。ユダヤ人虐殺を指揮したアイヒマンをユダヤ人国家が裁くということ、また戦時中の犯罪を戦後に作られたイスラエルの法律で裁くなど、様々な問題を抱えての法廷だった。</p>

生きづらさを感じる若者たちへの新しい福音か? 現代社会の黙示録『アイアムアヒーロー』『太陽』

<p> 行くところまで行きついた社会格差は革命を引き起こし、資本主義経済はやがて共産主義経済へと移行する。19世紀の経済学者カール・マルクスが提唱した“史的唯物観”だが、現状の資本主義体制が解体するのはもうしばらく先で、ひと握りの資本家への富の集中が当分は続きそうだ。いつまで待っても起きない社会革命の代わりに、若者たちの間でもてはやされているのが“ゾンビもの”と呼ばれるジャンルである。高度に発展した資本主義社会はゾンビ化した群衆たちの暴動によって破壊され、経済格差のないゾンビ社会へと向かっていく。現代社会に生きづらさを感じている若者たちを魅了する、崩壊のカタルシスがゾンビ映画には隠されている。<br />
</p>

サブコンテンツ

このページの先頭へ