「本」の記事一覧(15 / 17ページ)

ネットの寵児「LINE」はどこへ向かう? 突然の上場廃止のもくろみとは――

<p> 5月27日、LINEの出澤剛社長は日本外国特派員協会で講演し、今後のLINEの世界戦略について言及。WhatsAppなど、世界の強豪メッセンジャーアプリに挑む上での課題、また自社サービスの優位性について語った。<br />
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日韓国交正常化50周年、本当にこのままでいいのか?『韓国インテリジェンスの憂鬱』

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『韓国インテリジェンスの憂鬱』(KKベストセラーズ)

 今年6月22日は、日本と韓国にとって、ちょっと特別な日ということをご存じだろうか?日本と韓国はその日、国交を結んでちょうど50周年を迎えるのだ。しかし現在、国交正常化50周年を記念する祝福ムードはまったくなく、むしろ日韓関係は過去最悪に冷え込んでいるとさえいわれている。

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“迷”作短歌集が文庫本で復刊!『念力家族』が短歌の常識を覆す!

<p>「短歌」といえば、俳句と並び日本が生み出した代表的な定型詩であり、万葉の昔から現代まで読み継がれてきた言葉の芸術。そこには、日本人が古来から育んできた美しき心が映し出されている。西行法師は「願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃」と自分の死を見つめ、在原業平は「名にし負わば いざ言問はん都鳥 わが思ふ人はありやなしやと」と京都を離れた悲しみを綴った</p>

世界の立ち入り禁止エリアを写真付きで公開!『絶対に行けない世界の非公開区域99』

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ダニエル・スミス『絶対に行けない世界の非公開区域99 ガザの地下トンネルから女王の寝室まで』(日経ナショナルジオグラフィック社)

 インターネットの普及により、地球上でまったく未知の場所というのは、失われてしまったかのように思える。ところが、「いやいやそんなことはない!」と言うかのように発表された1冊が『絶対に行けない世界の非公開区域99 ガザの地下トンネルから女王の寝室まで』(日経ナショナルジオグラフィック社)。ロンドン在住のジャーナリスト、ダニエル・スミス氏が、公式報告書や新聞社をはじめ、信頼できる報道機関などの膨大な情報をわかりやすく整頓し、世界中の非公開区域99カ所を紹介している。ヒトラーが自殺をして最後を迎えた地下壕、教皇とローマカトリック教会に関する最重要文書が保存されているバチカン機密文書館、グーグルが極秘で完成させた巨大なデータセンター、おびただしい量の廃棄物が海に浮遊する太平洋巨大ゴミベルトなどなど、驚くような非公開区域の存在を浮き彫りにし、それにまつわる事実を補足している。

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「半グレ老人」急増中!? ストーカー、売春、万引……超高齢化社会を生きる『老人たちの裏社会』

<p> 孔子は、『論語』において「七十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず」、つまり「欲望に従って道徳から外れることがなくなった」と語っている。しかし、30にして立たず、40にして惑い続け、50にして天命のなんたるかを知らない現代社会。70を越えてもなお、道徳の規範を乱す高齢者は少なくない……。</p>

<p> 『老人たちの裏社会』(宝島社)で、ジャーナリストの新郷由起が描く高齢者たちは、読者の予想をはるかに超えて道徳をはみ出してしまった者ばかり。4人に1人が65歳以上という超高齢化社会を迎え、彼らは万引をし、売春をし、暴力を振るい、ストーカーになり……と、若者と変わりない犯罪行為や迷惑行為を行っているのだ。</p>

「半グレ老人」急増中!? ストーカー、売春、万引……超高齢化社会を生きる『老人たちの裏社会』

<p> 孔子は、『論語』において「七十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず」、つまり「欲望に従って道徳から外れることがなくなった」と語っている。しかし、30にして立たず、40にして惑い続け、50にして天命のなんたるかを知らない現代社会。70を越えてもなお、道徳の規範を乱す高齢者は少なくない……。</p>

<p> 『老人たちの裏社会』(宝島社)で、ジャーナリストの新郷由起が描く高齢者たちは、読者の予想をはるかに超えて道徳をはみ出してしまった者ばかり。4人に1人が65歳以上という超高齢化社会を迎え、彼らは万引をし、売春をし、暴力を振るい、ストーカーになり……と、若者と変わりない犯罪行為や迷惑行為を行っているのだ。</p>

芸妓、ラブホ、殺人事件……男女の“欲望”が渦巻く『迷宮の花街 渋谷円山町』

<p> 本橋信宏氏の前作、『東京最後の異界 鶯谷』(宝島社)は、奇妙な街を追ったノンフィクションだった。博物館や寛永寺などが集まる文化エリアから坂を下ると、そこにはうらぶれたラブホテルやデリヘル事務所が密集する。21世紀にありながら、時代の波を寄</p>

『徹子の部屋』40年の足跡に見る、“超人”黒柳徹子の絶対的な人間愛

<p> きらびやかな装飾に彩られた「部屋」。そして、きらびやかな部屋の数百倍絢爛豪華なオーラを放ちながらたたずむ女主人、「徹子」。1976年放送開始、日本テレビ史に燦然と輝く『徹子の部屋』は今年40年目に突入する。招き入れた客人の数、延べ1万人、2011年には「同一の司会者による番組の最多放送回数記録」としてギネス世界記録に認定されている。しかし『徹子の部屋』のすごさは、数字や記録にのみあるものではない。このたび、ぴあから発売となった「『徹子の部屋』40周年Anniversary Book」から、この番組が超人的長寿番組となった秘訣を探りたい。それは一人のテレビタレントが、超人的黒柳徹子となった足跡でもある。<br />
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ツッコミどころ満載の愛すべき“怪書”150冊が集結!『ヘンな本大全』

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『ヘンな本大全』 (洋泉社MOOK)

 珍書プロデューサーとして注目を集めるハマザキカク氏が、新刊『ヘンな本大全』 (洋泉社MOOK)を発表した。珍書やヘンな本とは、「一体誰が読むのか?」「なぜこんなテーマで1冊に?」と、ツッコミどころ満載ながら、本に携わった人たちは大マジメで作ったのであろう、愛すべき怪書たちのこと。著者のハマザキカク氏は、年間約8万冊も出版される新刊をすべてチェックし、それを日々、Twitterで珍書速報として流し、「本の雑誌」でも珍書の新刊を紹介。昨年には、自らが独断と偏見で1人で選ぶ「珍書大賞」を創設し、約20もの各ジャンルごとに与えた受賞作を紹介する「珍書フェア」が、神保町の「書泉グランデ」や秋葉原の「書泉ブックタワー」で開催されるなど、その勢いは止まらない。

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中村淳彦『ルポ 中年童貞』が描く、社会問題としての“中年童貞”とは

<p> 現在、30代以上未婚男性の4人に1人が性交渉未体験、つまり、童貞だといわれている。この20年間、増え続ける存在に何かを感じ取ったノンフィクションライターの中村淳彦氏は、最近、『ルポ 中年童貞』(幻冬舎新書)を上梓した。中年童貞たちの実態が克明に描かれた本書。中年童貞の増加は何を意味するのか?<br />
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