「014お笑い」の記事一覧

謹慎中の狩野英孝「元気です」も、芸能界に居場所ナシ!? ANZEN漫才・みやぞんに“すべて”を奪われる……

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「かならず選挙に行く」(テイチクエンタテインメント)

 14日、人気お笑いコンビのサンドウィッチマンが記者会見の場で、同郷の後輩芸人である狩野英孝の近況について「元気です」と語った。

 1月に17歳女子高生との淫行疑惑が報じられた狩野は現在、芸能活動を謹慎中。当初は早期復帰もささやかれていたが、ここにきて長期化する恐れが出てきた。その原因が、ANZEN漫才・みやぞんのブレークだ。

「何しろ狩野とみやぞんは、ポンコツ、天然ボケ、中途半端なギターと、あらゆるキャラがかぶっています。テレビが使いたいのは当然、ギャラが安く、フレッシュなみやぞんのほうでしょう。狩野がテレビ復帰できたとしても、これまでの“指定席”はすべて、みやぞんに奪われているかもしれません」(業界関係者)

 さらに、狩野の所属事務所であるマセキ芸能社からも、後輩芸人である三四郎がブレークしつつある。滑舌の悪い小宮のポンコツキャラは狩野とかぶる。謹慎から3カ月あまりで、狩野は“過去の人”となりつつあるのだ。

「残酷ですが、芸能界の入れ替わりはそれだけ激しいということ。皮肉なことに、狩野のウリは極端なまでの軽薄さにあります。これを封印して真面目キャラで復帰しても、視聴者は面白くないでしょう。かといって、これまで通りでも『反省していない』と批判を受けるのは必至です」(同)

 復帰のタイミングはもちろん、その時の出方次第で、狩野の今後の芸人人生が大きく左右されるのは間違いなさそうだ。
(文=平田宏利)

『浜ちゃんが!』で仕事激減告白のお笑いトリオ・パンサー、人気復活の障害は尾形の“女グセ”か

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吉本興業公式サイトより

 13日放送の『浜ちゃんが!』(日本テレビ系)で、お笑いトリオ・パンサーの向井慧が仕事が減少している苦境を打ち明けた。

 MCのダウンタウン・浜田雅功に向井が訴えたところによると、2008年にトリオ結成後、わずか2年で多くのレギュラー番組を抱えるようになったものの、14年を境に次々と出演番組が終了しているのだという。昨年には、『王様のブランチ』(TBS系)を降板。さらに、宮城でのレギュラー番組『カノ☆パン』(仙台放送)も、共演していた狩野英孝が不祥事を起こし、打ち切りとなる不運もあったという。

「向井と尾形貴弘、菅良太郎の3人からなるパンサーは、イケメンぞろいということで、女子中高生を中心に絶大な人気を誇るお笑いトリオ。“出待ち数ナンバーワン”などとも言われたこともありました。しかし、いくら女子中高生に人気があっても、この層はあまりテレビを見ないので、視聴率に結びつきにくい。パンサー人気が一巡した今、テレビ局にとってメリットが少ないということで、外されているのでは」(芸能ライター)

 となると、今のパンサーに求められているのは、より幅広い層に受け入れられる芸風だろう。だが、そこには障害がある。

「尾形の女グセの悪さです。狩野の6股騒動の影響で、尾形と関係を持った女性が名乗り出たり、ブレーク前から交際女性にカネを借り続け、ATM代わりにしていたことが発覚したりもしました。女性絡みのスキャンダルは、今の芸能界では一番のご法度です。実際、尾形の不祥事の影響で仕事がなくなったことがあったと、向井も認めていましたからね」(同)

 番組の中で、最近はジャングルポケットに人気が押され気味だとこぼしていた向井だが、パンサーが再びレギュラー番組をゲットするためには、まずは尾形の身体検査からだろう。

浜田雅功が「辞めたい」宣言も……大みそか『ガキ使スペシャル』が終わらない理由とは

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「辞めたくても、辞められないんですよ」──そう語るのは、芸能プロ関係者だ。

 大みそかの風物詩といえば、NHK『紅白歌合戦』と日本テレビ系『ガキ使スペシャル』だろう。とりわけ後者は昨年10周年を迎え、一部ではロケの過酷さと出演者の高齢化により、「見納めか」ともウワサされたが、現時点では今年の大みそかも放送する方向だという。

「特に浜田雅功さんの老化が著しい。ロケ終盤には、本気でグッタリしているそうです(笑)。昨年の会見も、声帯炎で欠席。本人は『できることなら辞めたい』と、こぼしています」(テレビ関係者)

 だが、辞めたくても辞められない事情があるという。

「吉本興業にとって、同番組は億単位のギャラが入るドル箱。DVDの権利もありますし、なんとしても続けてもらわないと困るんです」(前出芸能プロ関係者)

“仕掛け人”として登場した芸人や俳優が、その後、大ブレークしていることも辞められない理由のひとつだ。昨年はイケメン俳優の斎藤工と、ハイテンション芸人のサンシャイン池崎が共演。斎藤の新たな一面を引き出した上、池崎自身の知名度もグーンと上がった。

 お笑い関係者は「池崎にとって、これほどオイシイ仕事はなかったですね。出演オファーは10倍以上に跳ね上がったそうです。いまや『M-1』や『R-1』で優勝するよりも『ガキ使』に出たほうが効果的といわれています」と話す。

 俳優の原田龍二も、一躍時の人となった。原田は先日の『R-1ぐらんぷり』で優勝したピン芸人・アキラ100%と“お盆ボーイズ”を結成。「丸腰刑事」を名乗り、体を張ったギャグを披露した。

 二枚目俳優のまさかの姿に、世間は騒然。その勢いで、4月からTOKYO MX『5時に夢中!』の金曜日MCに抜擢されたのだから、大したものだ。

「斎藤さんと原田さんの成功で、今年以降、『ガキ使』出演を熱望する俳優さんがさらに増えるでしょう」とは前出テレビ関係者。

 ネクストブームを生み出し続けている以上、途中で降りることは許されないようだ。

一気にメーンMC2本! “ギャラ激安”メイプル超合金・カズレーザーは、ベッキー復帰まで「浮かばれない」!?

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 3月に入り、各テレビ局で4月の改編番組が次々と発表された。そんな中、特に注目されているのが、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーだ。

 カズレーザーといえば、金髪に赤い服というド派手な外見とは対照的に、同志社大学出身という高学歴が話題を呼び、人気を博しているが、今回の改編では、なんとレギュラーでメーンMCを務める2番組が始まるというのだ。

 ひとつ目は、水曜午後10時のバラエティ番組『良かれと思って!』(フジテレビ系)。バカリズム、劇団ひとり、ハライチ・澤部佑とともに、愛ある毒舌を交えてゲストの有名人をイジるトーク番組だ。

 そしてもう1本は、火曜深夜放送に『絶対!カズレーザー』(テレビ朝日系)。こちらは毎回、カズレーザーのためだけの企画に本人が挑戦していく番組だ。

 大抜擢が続く理由について、芸能関係者は「所属するサンミュージックはベッキーの不倫騒動のせいで収支状況が厳しく、社員の給料も下がってしまいました。そのため、人気急上昇中のカズレーザーをフル回転させています。各所に迷惑をかけまくったこともあり、当然『メイプル超合金のギャラを上げてくれ』などと言えるはずもなく、1本当たりの単価が抑えられている。だから使いやすいんです」と声をひそめる。

 昨秋にはバラエティ番組で月給113万円であることを自ら暴露したが、確かに出演本数からするとギャラは安い。

「カズレーザー本人は、もともと仕事を楽しんでやるタイプ。お金に無頓着でそこまで執着しないし、いまだに1万7,000円の家賃のアパートに住んでますが、十分満足している様子です。そんな調子ですから、まだまだ事務所に低ギャラで酷使される日々が続きそうですよ」(同)

 ベッキーの完全復帰こそが、カズレーザーのギャラアップにつながる唯一の道なのかもしれない。

“レギュラー4本終了”のバナナマン、業界評高い『ヒムケン先生』打ち切りの裏にある「深夜番組」の現在

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 バナナマンといえば、コンビとして全曜日にレギュラー番組を持つだけでなく、それぞれ単独でレギュラーを2本ずつ抱える、当代随一と言っていい人気お笑いコンビ。だが、今春の番組改編で、そんな彼らのレギュラーが4本終了するというのだ。

 終了するのは『モシモノふたり~タレントが“おためし同居生活”してみました~』『そんなバカなマン』『優しい人なら解ける クイズやさしいね』(いずれもフジテレビ系)、『万年B組ヒムケン先生』(TBS系)。特に、後者の2番組は日村の単独レギュラーだけに、10日放送のラジオ番組『バナナムーンGOLD』(TBSラジオ)で、日村は「めちゃめちゃ終わるよぉ、俺。もうヤバイよ」と嘆いてみせた。

「まあ、半分は冗談交じりでしたから、それほど危機感はないのでは? 4本終わるといっても、もともと彼らはコンビ、単独出演合わせて14本もレギュラーがありますからね。さらに、準レギュラーや不定期出演の番組も抱えているので、いくらなんでも忙しすぎですよ。新番組だって始まりますしね。それに『モシモノふたり』と『クイズやさしいね』の低調ぶりはフジの企画力のなさが原因であって、バナナマンの2人に責任はないでしょう」(お笑いに詳しい芸能ライター)

 一方、番組終了を惜しむ声が大きいのが、深夜に放送されている『バカなマン』と『ヒムケン先生』。

「特に、イジられキャラの日村が、バイきんぐの小峠英二と三四郎の小宮浩信を従え、MCとして番組を仕切る『ヒムケン先生』は、視聴者の評判がいいですからね。この番組はいわゆる素人イジりがキモなのですが、強烈なキャラを持つ素人出演者たちに対して、日村は従来のタレントのように突っ込むことで笑いを取るのではなく、決して彼らを否定せずにひたすら寄り添うことで新たな笑いを生み出しています。そんな日村の新境地が見られるだけに、『ヒムケン先生』は業界でも評価が高いんですよ」(同)

 だが、そこまで評価が高く、評判もいい番組が終了してしまうのには、昨今のテレビ業界の事情がある。

「深夜番組が担う役割が、従来と変わってきているんです。以前なら、深夜番組はスポンサーがつきにくいため視聴率を気にせず、純粋に面白い番組や実験的な番組を制作することができました。しかし、昨今は視聴率を取れるコンテンツが不足しているために、深夜番組にはゴールデン・プライム帯への昇格を前提にしたパイロット版であることが求められています。なので、どんなに評判がよくても早い時間帯への進出が厳しいと判断されると、容赦なく打ち切りに遭ってしまう傾向があるんです。『バカなマン』も『ヒムケン先生』も、テレビ局側にとってはゴールデン・プライム帯には不向きだということなのでしょう」(同)

 単独レギュラーがすべて終了してしまうのは、日村にとって無念かもしれないが、4月から始まるバナナマンの新番組でリベンジを果たしてもらいたいものだ。

弁護士転身の平松まゆきだけじゃない!? 実業界に進出する“元アイドル”たちの現在

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『Sweet Soul Transistor』(日本コロムビア)

 元アイドル歌手・平松まゆきの弁護士転身が話題となっている。平松は1989年、13歳のときに「東鳩オールレーズンプリンセスコンテスト」でグランプリを獲得し、芸能界デビュー。94年には「たかが恋よ されど恋ね」で歌手デビューも果たし、以降は音楽活動にシフトする。30歳を過ぎて司法の道を志し、名古屋大学法科大学院を経て、2015年に司法試験に合格した。

「彼女は芸能活動を休止して立教大学に通い、大学院まで修了した才女です。とはいえ、超難関といわれる司法試験に合格したのは快挙といえますね。事務所を出身地である大分県で開いたのも、単なる話題作りではなく、きちっと将来を見据えた印象を受けます」(業界関係者)

“若くてかわいい”条件が求められるアイドルの賞味期限は短い。女優やタレントとして芸能界に残る人間もいるが、元アイドルの知名度を生かして他分野へ進出する人間も多い。

「90年代に『だっちゅーの』でブレークしたパイレーツの浅田好未は、その後、アパレルブランドを立ち上げ、実業家として注目を集めました。同じく90年代の“バラドル”のひとりである、あがりた亜紀(現・揚田亜紀)は『マネーの虎』(日本テレビ系)に出演し、健康食品のお店の事業をプレゼン。マネー獲得となるもプランは頓挫しますが、その後、自力で健康ジュースのお店を開きました。近年でも元AKB48の川崎希が、グループ卒業後にエステサロンやアパレルブランドを経営する実業家への転身が話題となりました」(同)

 現在、アイドル業界は、インディーズの地下アイドルまで含めれば膨大な数が存在し、飽和状態にあるといえる。今後も意外な分野で活躍する“元アイドル”が誕生しそうだ。
(文=平田宏利)

『R-1』王者・アキラ100%を生んだ“芸人再生工場”SMAの強みとは

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フジテレビ系『R-1ぐらんぷり2017』公式サイトより

 ピン芸人の日本一を決める『R-1ぐらんぷり2017』で、アキラ100%が優勝を果たした。アキラ100%の芸は、全裸にお盆一枚で局部を隠し通すシンプルなものだが、締まった体つきのため、不思議と下品さを感じさせない。直球勝負の芸風もさることながら、所属事務所にも注目が集まっている。

「アキラ100%の所属事務所は、ソニー・ミュージックアーティスツのお笑い部門であるSMA NEET Projectです。この事務所には、昨年の『R-1』チャンピオンであるハリウッドザコシショウ、『キングオブコント2012』の覇者であるバイきんぐなどが所属しており、近年多くの芸人がブレークを果たしています。さらに、他事務所でダメだった芸人が多く所属することから、一部では“芸人再生工場”とも呼ばれていますね」(放送作家)

 アキラ100%は、1974年生まれの42歳。20代のころは俳優志望で、椎名桔平の付き人をしていたこともあった。30歳から芸人へ転身し、今年で芸歴13年目。それなりのベテランだ。

「芸歴13年のうち、コンビが5年、ピンは8年ですから、紆余曲折を経ている芸人だといえます。SMA NEET Projectには、コウメ太夫、たいがー・りーなど、懐かしの“エンタ芸人”が多く所属しています。かつては、平井堅そっくりのヒライケンジや、業界人ネタでブレークした夙川アトムも所属していました。キャラクター芸人にも強い事務所だといえますね」(同)

 アキラ100%は今のところ“裸芸一本”であるが、常に筋トレを欠かさないなど、芸に対するストイックな姿勢も伝えられている。これまでの芸人に同じく、一発屋とならないことを願うばかりだ。
(文=平田宏利)

NON STYLE・井上裕介、復帰は「決まっていない」発言も、水面下では“月内復帰”に向けて……

<p> ひき逃げ事件を起こしたお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が3月7日の謝罪会見で、仕事復帰については「決まっていない」としたが、メディア関係者の間では、すでに「よしもと漫才劇場」を有力とする舞台出演が決まっているという話が飛び交っている。</p>

<p>「『舞台での復帰は決まっている』と、吉本の人が言ってたからね。舞台といえば、常設劇場のことだろう。復帰当日はマスコミが押し寄せるだろうから、今回の事件も結果的には宣伝になって、謹慎による損失を取り戻すことになるのでは?」(吉本興業と付き合いのあるテレビディレクター)</p>

<p> 井上は昨年12月、東京・世田谷を運転中、タクシーと衝突して運転手にケガを負わせながらも、警察への通報や救護措置を取らずに現場から逃走。道路交通法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で書類送検された。</p>

罰ゲームか? NON STYLE井上裕介、謹慎中に和田アキ子から100回も電話される

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撮影=後藤秀二

 昨年12月にタクシーと接触事故を起こし、道路交通法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で書類送検されたお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が7日、都内で記者会見を行った。

 すでに被害者のタクシー運転手とは示談が成立し、事件も不起訴が確定。スーツ姿で会見場に現れた井上は、冒頭で約40秒間頭を下げ、相方やファンに涙ながらに感謝の言葉を並べた。

 そんな中、突如井上の口から飛び出したのが「和田アキ子」の名前だった。井上は『アッコにおまかせ!』(TBS系)の準レギュラーで、“アッコファミリー”の一員でもある。

 和田は謹慎中の井上のために「毎日、井上が芸能界を忘れないように電話をするから」と約束。その言葉通り、毎日電話があったそうで、井上は「毎日、温かい言葉をいただいて、ものすごくありがたかったですし、もう二度と、こんなやさしいアッコさんを裏切ってはいけない、ご迷惑をかけてはいけないという気持ちでした」と振り返った。

 なんとも“深イイ話”のように聞こえるが、相手が“嫌われキャラ”の和田となると、そうはいかない。ネット上では「毎日はしんどい」「パワハラだ」「井上のことを少しは考えろ」など罵詈雑言のオンパレード。芸能プロ関係者は「謹慎中、毎日ということは、ざっと100日になります。本当だとしたら、罰ゲーム以外の何物でもありませんよ(笑)。和田さんは本気で井上さんのことを心配していたのでしょうけど、100回のうち数回は、酔っ払って話し相手がいない時の“いけにえ”でしょう」と指摘する。

 今後の予定はまだ何も決まっていないという井上だが、和田にここまでされては『おまかせ!』で強制的に復帰するしかない!?

極楽とんぼのラジオ『吠え魂』寂しすぎる“最終回”生きる場所は、やっぱり「ネットのみ?」

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 昨年、コンビ活動を再開した極楽とんぼの名物深夜ラジオ『吠え魂』(TBSラジオ)が19日深夜、一夜限りの復活を果たした。

 2000年10月にスタートした『吠え魂』だが、06年7月に山本圭壱が起こした不祥事により打ち切りとなった。今回の放送は、加藤浩次一人の出演となった302回に続く、303回目の“2人そろった最終回”と銘打たれ、歴代スタッフが集ったほか、リスナーからの巨大な寄せ書きもスタジオ内に掲げられた。ファンにとっては待望の復活となるが、気になるのは放送時間帯だろう。

「『吠え魂』はレギュラー放送時は、金曜深夜1~3時に放送されていましたが、今回は日曜の深夜1~3時でした。この時間帯は、本来ならば放送休止枠です。ネット上には、普段『JUNK』をネットしている地方局のリスナーが番組が聴けず、嘆く声も見られました。ノンスポンサーの時間帯ですので、予算もありません。2人のギャラもゼロ、もしくは、かなり低く抑えられたのではないでしょうか」(放送作家)

 コンビ活動再開とはいえ、山本は古巣の『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)をはじめ、地上波へのレギュラー復帰はかなっていない。依然として、スポンサーの風当たりはきついのだろうか?

「実は『吠え魂』は、07年から3年間、加藤さん単独の番組として復活しています。それでも今回の復活ラジオは、ソロ活動の回数はカウントに入っていません。2人のラジオの最終回をやることで、ケジメをつけたかったのでしょう。そのため、“今回の企画が好評だったから、即レギュラー枠で復活”というわけにはいかないでしょうし、一夜限りだからこそ意味のある企画だったといえます」(同)

 極楽とんぼは3月4日から5日にかけて、インターネット番組『極楽とんぼ「KAKERU TV」~24時間AbemaTV生JACK~』(AbemaTV)において24時間生放送に挑む。これまでも、極楽とんぼは毒気たっぷりのDVD作品をリリースするなど“地上波で放送できない”味わいを持つコンビだったが、メディアが多様化した今だからこそ、彼らの魅力が生きる場所もありそうだ。
(文=平田宏利)

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