「07その他」の記事一覧(154 / 262ページ)

ジェーン・バーキン、エルメスへ自身の名の使用中止を要求

ジェーン・バーキン(68)がエルメスのバッグ「バーキン」の改名を要求した。80年代にエルメスのジャン・ルイ・デュマ元CEOによりジェーンのためにデザインされたバッグが今ではジェーンの名を冠した「バーキン」として親しまれているが、同ブランドによるクロコダイルの取り扱い方が好ましくないとされたことを受け、今回ジェーン本人が自身の名を使用しないよう声明を出している。「私の名前を冠したエルメスバッグの製造過程におけるクロコダイルの殺し方に残酷な取扱いがあると注意が喚起されたことを受け、このバッグの製造過程に実施可能な国際的な基準に沿って改善が見られるまでの間、エルメスグループにバーキンの名を変更するよう要求しました」

6700ポンドから14万5000ポンド(約130万円から280万円)の価格帯で販売されている「バーキン」シリーズは、6年後まで予約リストがいっぱいとなっているほどの人気商品で、富のシンボルとして捉えられているのに加え、セレブの間でも広く愛用されている。

しかしながら、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)がエルメスが提携している米テキサス州やジンバブエの企業がクロコダイルをコンクリートの穴に入れ、その後死に至るまで「残酷に切り刻む」という調査結果を最近公にするなど、わに皮を使用している「バーキン」はさまざまな動物愛護団体から痛烈な批判を受けていた。さらに、PETAはバーキンのバッグ1つに2、3匹のクロコダイルが使用されることを明らかにしており、同団体の設立者イングリッド・ニューカーク氏は「PETAが明らかにした残酷な方法でクロコダイルを畜殺し、工場式農場による皮によって作られたグロテスクなハンドバッグを製造しているエルメス社との関係を解消したジェーン・バーキンに対し、PETAは世界のすべての生命に代わって感謝します」「我々はエルメスへ対し野生生物を乱すこと、工場式農場でクロコダイルとアリゲーターを取り扱うこと、皮を目的とした畜殺を中止することを求めます」「かつてはバーキンのバッグが人々にとってセレブレティや富豪のステータスとしてされていましたが、今に誰もそれを持っている姿を見られたくなくなるでしょうし、そこで初めて動物愛護者たちは安堵のため息をつくことができるようになるのです」とコメントしている。

RHYMESTERが語る、日本語ラップが恵まれている理由 宇多丸「自らを問いなおす機会があることはありがたい」

【リアルサウンドより】  RHYMESTERが、通算10枚目のアルバム『Bitter, Sweet & Beautiful』を7月29日に発売した。<美しく生きること>をテーマに…

AKB48“汗臭い説”浮上!? イメージダウンどころか「汗臭いなんて最高」となぜか人気上昇…

オタクに”なるほど”面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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YouTubeAKB48公式アカウントより。

 泣く子も黙るAKB48に“汗臭い説”が浮上した。日本のトップを突き進むアイドルグループだけに、汗臭いとあってはイメージの大幅ダウンは免れないと思われた。しかし、どうやらそうでもないらしく「汗臭いなんて最高」と、ファン以外からも好評のようだ……。

 AKBグループの総合プロデューサー・秋元康氏が綴る、読売新聞日曜版朝刊の月1連載コラム「秋元康の1分後の昔話」。ファンが毎月楽しみにしている同コラム26日掲載分のテーマは“乃木坂46の軌跡”。乃木坂46・生駒里奈とSKE48・松井玲奈を交換留学させた理由や、その結果、生駒がメンバーに注意や気合いを入れるようになり、見事成長を遂げたことなど、テーマ通り“乃木坂46の軌跡”を綴っている。その中で、AKB48に関する興味深い話が飛び出てきたのだ。

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いまや有吉、上田よりも実力は上!? SMAP中居正広のMC力の秘密とは? ボロボロ27時間テレビでもひとり奮闘

27時間テレビは中居クンで救われた? 【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  視聴率が振るわなかった上、大久保佳代子のマラソン“ワープ疑惑”に「TED」パロディのライセンス無許可…

ジェイ・Zとビヨンセに第2子誕生へ!?

ジェイ・Zとビヨンセに第2子が誕生すると伝えられている。3歳の娘ブルー・アイビーちゃんをすでにもうけている2人は、新たに家族のメンバーが増えることが本当に「ラッキー」だと感じているようだ。関係者の1人は「2人はここしばらく子作りに励んでいました。妊娠しなかったときはとても大変だったようです。2人とももう1人子供が欲しいと強く望んでいましたから、本当にラッキーだと感じているようです。ですが、2人はまだ周りに伝える気はありません。そんな雰囲気ではないようです」

また他の関係者は妊娠初期3か月を過ぎてから周りに伝えるつもりだとOK!誌に話している。「ビヨンセがほとんど(お腹を)見せていなくても、誰かが気づくのではないかと心配しているようで、どこにいくにもお腹を隠していますよ」「ここにたどりつくまで、いろいろな過程を踏んだようで、妊娠3か月以内に周りに話すような縁起が悪いことはしたくないようです。ブルー・アイビーちゃんがどれだけ妹か弟が欲しいかわかっているので、2人はブルー・アイビーちゃんも一緒にこのことに巻き込みたいみたいですよ」

そんな中、別の関係者は以前2人は第2子を持つことを急いでいないと話していた。「ジェイとビヨンセはまだ若いし、もう少し後でもいいと感じているようで急いではいないようです!子どもを作ろうとは試みていたようですが、落ち着いたようです。なぜなら2人とも仕事はもちろん、ブルー・アイビーちゃんの子育てそのものが忙しいようです」

lyrical schoolがZeppワンマンで見せた“幸せな予兆” 過去最大キャパでのライブを徹底レポ

【リアルサウンドより】  ヒップホップアイドルユニットとして「アイドルラップ」というジャンルを切り拓き、その先頭を走ってきたlyrical schoolが7月25日、Zepp D…

特撮ヒーローの“中の人”は「結構いい額をもらっている」!? スーツアクターの年収事情とは?

オタクに”なるほど”面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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永徳公式Twitter(@eitoku8109)より。

 今月29日放送の『女の体当たりサーチ番組 なぜ?そこ?』(テレビ朝日系)にスーツアクターの永徳が出演し、話題を集めている。

 スーツアクターとは、特撮作品において変身前を演じる俳優に代わって、ヒーロースーツを身に纏いアクションをこなす俳優のこと。永徳は『仮面ライダー電王』のウラタロス、『仮面ライダーW』の仮面ライダーアクセル、『仮面ライダーフォーゼ』の仮面ライダーメテオ、『仮面ライダー鎧武』の仮面ライダーバロンの“中の人”として知られるスーツアクターだ。

 今回番組ではマジシャンやソムリエ、ショップ店員など、各界のイケメンの年収を調査。これに“イケメンスーツアクター”として永徳が登場した。

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新国立競技場の戦犯がいつのまにか被害者面! 東京五輪組織委員長・森喜朗の無反省、無責任、無神経言動録

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自由民主党 森喜朗公式ウェブサイトより

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

「お詫びをすることはまったくないと。変更は当然あるべきだと」

 7月29日にクアラルンプールで行われたIOC理事会に出席した東京五輪組織委員会会長の森喜朗は、国立競技場見直しについてIOCのバッハ会長から理解を得たことを、さも当然であるかのように胸を張ってこう話した。

 いったいこの男はこの間、自分が何をしてどういう事態を招いたかがわかっているのだろうか。もう一度、念を押しておくが、新国立競技場問題の最大の戦犯は五輪組織委員長である森喜朗だ。

 オリンピックではなく、その前年に予定されているラグビーW杯の為に国立競技場建て替えを画策し、当時の石原慎太郎都知事と密約をかわし、競技場の事業主JSCや組織委員会の人事に介入し、五輪のメイン会場に国立競技場を押し込んだ。そして、安藤忠雄とともにザハ案をごり押しし、高騰する建設費にも変更を拒否し、自分の利権を守ろうとした結果、起きたのがこの事態だった。

 ところが、世間から批判を受けるや「私も迷惑している」と一転、被害者面。自分がさんざん固執したザハ案についても「僕はもともとあのスタイルは嫌でしたからね」「(キールアーチは)生牡蠣をどろっと垂れたみたいで、おやっと思った」と批難を始める。そうかと思うと、白紙撤回には大いに不満らしく、「国がたった2500億円も出せなかったのかね」などと平気で嘯く。

 そして、白紙撤回が正式に決まると、いつのまにか、冒頭のように、自分の手柄のような態度で、白紙撤回に胸を張り始めたのだ。

 まったくため息しか出ないが、しかし、今回の森の言動を見て、”あの頃”を思い出した人も多いのではないか。そう、この人のこうした無責任、無反省は最近になって始まったものではない。特に森が2000年4月からの総理就任期間前後に明らかになった不祥事や呆れるほど無責任な失言、放言、お騒がせの数々は、歴代総理のなかでも群を抜いたものだった。

 もっとも有名なのがいわゆる「神の国発言」だ。神道政治連盟国会議員懇談会で「日本はまさに天皇を中心とした神の国であることを国民の皆さんにしっかりと承知していただく」と発言、戦前への回帰、国体主義者と大きな批判を受けたのだが、それ以外にも次々と放言を繰り返し、世間を大いに呆れさせたのだ。

 まずは首相就任早々、記者に「首相は大変ですか?」と聞かれ「汗もぐちゃぐちゃにかいているし、気持ち悪くて」などとトンチンカンな答えをするのはまだご愛嬌。新聞に掲載される首相動静についても「何時に起きたのか記者が電話してくる。あんなの嘘ついてもいいんだろ?」と言いたい放題だ。

 また首相就任直前には沖縄対して、こんなことまで言っている。

「沖縄では君が代を教わってこなかった。沖縄の教職員組合は共産党が支配していて、何でも国に反対する。琉球新報、沖縄タイムスもそうだ」

 そのため首相就任後初めて沖縄を訪れた森は、沖縄県民に謝罪を余儀なくされた。

 しかし、それでも全然懲りない、反省しないが森の身上であり”サメの脳みそ”と言われる所以だろう。

 2000年6月に行われた総選挙では、「無党派層は寝ててくれればいい」と選挙権行使の放棄を推奨して大顰蹙を買い、「君らは僕をバカだと思っているかも知れないが、僕はバカだと思っていない」と一国の最高権力者とは思えない実も蓋もない発言をする。またユーゴスラビアの大統領選の決選投票への自身の考えについて聞かれた際には「あっ、そう。考えなんて、人の国のことだからないよ」と国際情勢への無知、無関心ぶりを晒している。
 
 まだまだある。

「(戦前の)教育勅語のいいところは採用すべきだ」
「(初出馬の際)私が立候補の挨拶に行くと、農作業している人が全部家に入っていく。なんだかエイズが来たように思われて」
「大阪は”たんつぼ”」
「これだけ叩かれても、体重は相変わらず100キロをキープしています!」
「(パソコンを)出来ない人は『日陰』と言うんだ。日が当たらないという意味ね」

 またサッカーの中田英寿らとの会食の際「知ってる? 韓国に日本チームが行って勝ったことないんだよ」と、事実とは違うことを知ったかぶりで語り、中田にそれを否定され、会食の場が凍りついたこともあった。

 これらは講演や会見など公の場での発言の数々だが、記者とのオフ懇ではもっと酷い。

「(学生時代に住んでいたアパートに)ヤクザもいて、青線の女を部屋に連れ込んだりするんで夜寝れなかったよ。翌朝、そのヤクザが俺たち学生に”好きにしていいぞ”って言うんだ。輪姦ってしっているか? いや俺はやってないよ。やった奴はみんな淋病にかかってな、お前ら淋病の治し方知っているか?」
「後楽園でモギリのバイトをしたがニセの入場券を作って売って儲けた」

 まさに言いたい放題とはこのことだろう。そのためメディアが森に付ける枕言葉は「バカ」「軽薄」「サメの脳みそ、ノミの心臓」「首相失格」。一国の最高権力者とは思えぬ批判を浴びたのだ。

 もちろんこうした放言だけでなく、首相にあるまじき疑惑も次々と明らかになった。

 暴力団関係者とのツーショット写真の存在、3万株といわれるリクルート未公開株収得疑惑、政界疑獄事件で逮捕された石油商・泉井純一からのヤミ献金、27億円が消えた日本ハイカ事件への関与、地元石川県の大学用地に絡む利権疑惑、ゴルフ場役員兼職問題、広域暴力団稲川会会長一族の結婚披露宴スピーチ――。

 なかでも最大のスキャンダルが、買春検挙歴問題だった。森が早稲田大学在学中だった1958年(昭和33年)、警視庁による非公認売春地域の「青線」や、潜りの「白線」業者の一斉摘発が行われたのだが、逮捕された客のなかに20歳だった森がいた。つまり日本の最高権力者である森が売春等取締条約違反で逮捕歴があるというものだった。

 当時、これをスクープした「噂の真相」では森が警察で取られた前歴カードや指紋番号を特定し公表、これに対し森は「噂の真相」を名誉毀損で提訴するという現役首相としては異例の事態に発展した(その後、裁判所は買春問題の白黒を付けること無く和解勧告を提示し、「噂の真相」が森の地元紙「北国新聞」に謝罪広告を出すことで和解)。

 これら数々の放言、スキャンダルにより森政権の支持率は10%を切る事態となった。

 しかし、森の凄いところは、ここまでスキャンダルまみれになっているにも関わらず、何ら反省することはなく、まるで自分が被害者のごとく開き直っていたことだ。自分を追い込んだのはスキャンダルを報じた週刊誌を中心とするマスコミだと責任転嫁し、メディア規制の必要性をぶち上げる始末だった(それが後の個人情報保護法や名誉毀損訴訟の損害賠償金額高騰につながっていった)。

 だがそんな折、決定的事態が起こる。それが高校実習船の「えひめ丸 米原潜衝突事故」だった。

 2001年2月11日、ハワイ沖で愛媛県宇和島水産高等学校の実習船「えひめ丸」が、浮上してきた米原子力潜水艦と衝突し沈没、「えひめ丸」の生徒4人、教員5人が死亡した日米関係をも揺るがしかねない大事故だったが、事故の一報を森が知ったのは横浜市内で遊び仲間とゴルフ中のこと。しかも森はプレーを止めることなく、その後2時間もかけ3ホールも続行したのだ。

 当然、森に対し大きな批判が巻き起こるが、森本人だけは「ゴルフが悪いことなのか!」とこれまたトンチンカンに話をすり替え、開き直ったのだ。ここに至り国民からは総スカンをくらい、自民党重鎮からも「もうもたない」との声があがるなか、遂に辞意を表明、2001年4月26日に森政権は終焉を迎えた。

 だが、不幸なことに森首相の政治生命はついえていなかった。同じ清和会出身で、自分が首相時代に副官房長官に引き立てた、子飼い中の子飼い、安倍晋三が首相の座についたことで、森はご意見番、後ろ盾として復活。直接は政策に口を出さないものの、その裏で自分の利権を太らせていったのだ。

 一方、安倍のほうも森への気の使いようは尋常ではなく、東京五輪の組織委員長に森をごり押し。一旦は当時東京都知事の猪瀬直樹に拒否されるが、猪瀬のスキャンダル辞任に乗じて、森を委員長に押し込んだ。

 しかも、こんな事態を引き起こせば、引責辞任するのが普通だが、安倍は頑として森を守り、今も森は組織委員長のイスにふんぞり返っている。

「安倍首相が森さんにここまで気を遣っているのは、昔、引き立てられた恩義というのもありますが、もうひとつは、ロシア、プーチンとのパイプです。安倍首相は任期中に北方領土返還の道筋をつけたいと思っており、そのためにはプーチンと仲のいい森さんが必要だと考えている。実際は、森さんが対ロシア交渉で役立つというのも、そもそも北方領土の返還にロシアが応じるというのも、ありえないと思いますが」(政治評論家)

 むしろ、森元首相が五輪の組織委員長に居座っている限り、これからも今回のようなトラブルが続発し、世界にもっと大きな恥をさらすことになる可能性が高い。意外にこの男の存在が安倍政権にとどめを刺すかもしれない。
(時田章広)

CDが売れない時代をマンガ家が救う!? 「聖飢魔II」のジャケットに『テラフォーマーズ』コンビ起用でファンも歓喜

オタクに”なるほど”面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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聖飢魔II公式サイト掲載のジャケット写真より。

 悪魔教の布教活動をする“悪魔の集団”もといハードロック・バンド「聖飢魔II」。この度、地球デビュー30周年となることを記念しての期間限定再集結をはたし、来月26日に究極の極悪集大成教典(ベストアルバムのようなもの)「XXX -THE ULTIMATE WORST-」(以下、「XXX」)を発布(リリース)することが決定した。同教典のジャケット・イラストを、『テラフォーマーズ』(集英社)のコンビ、貴家悠氏と橘賢一氏が手掛けることになり、各所から「超かっけー!」と絶賛されている。

「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の『テラフォーマーズ』は、火星のテラフォーミング用に放たれて人型へ進化したゴキブリ「テラフォーマー」達と、駆除するために特殊な手術を施された人々との戦いを描いたSFマンガ。2013年版「このマンガがすごい!」(オトコ編/宝島社)で1位を獲得し、翌14年にはアニメ化、来年には実写映画化も決定するなど、いま波に乗る作品だ。

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キムタク『HERO』が法務省、検察のPR映画に! 法務省全面協力の裏に画された恐ろしい意図とは?

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「所詮はフィクション」とタカをくくることなかれ! 『HERO』に込められた裏のメッセージを読み取ろう

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

 主演の木村拓哉が検察官として悪に立ち向かうという映画『HERO』が7月25、26日の観客動員数で全国1位になったようだ。7月18日の公開以来、2週続けてのトップ。落ち目と言われるキムタクや制作者側のフジテレビはホクホクだろうが、本サイトスタッフが実際に鑑賞してみると、制作に全面協力した法務省の恐ろしい意図も見えてきた。時と場合によっては「治外法権」「外交特権」をぶっつぶしてもいい、と言わんばかりの意図とは─―。

 ご存知の通り、『HERO』は2001年に始まったフジテレビのドラマで、東京地検城西支部の型破りな検事、久利生公平(木村拓哉)が難事件に挑んで解決していくという人気シリーズだ。

 劇場映画2作目となる今回も、過去のドラマや映画と同様、ストーリーは至って単純だ。ネウストリア公国(もちろん架空の国)の在日本大使館の裏通りで、コンパニオンの女性が車にはねられ、死ぬ。久利生が検察事務官の麻木千佳(北川景子)と一緒に車の運転手らを聴取していたところ、コンパニオンの女性は広域暴力団が絡んだ別件の証人だったことが分かる。その暴力団はネウストリア公国の大使館員と組んで、薬物を密輸しているらしい。しかし、いくら最高の捜査機関である検察と言えど、大使館と外交官には捜査権限が及ばない。立ちはだかる「治外法権」「外交特権」の強固な壁を、キムタクや北川景子、検事役の松たか子らが乗り越えていく─―。

 水戸黄門と同じような、実に安定的なストーリー展開。笑いもスピード感もそれなりにあって、肩の凝らない娯楽映画を楽しみたい向きには格好の映画かもしれない。しかし、この映画に込められた強烈なメッセージを見せ付けられる場面が映画の終盤にある。

 「治外法権」のために大使館内に入れないキムタク検事はある日、大使館でパーティーが開催されることを知り、検事であることを隠したまま、手に入れた招待券で館内に入る。大使館内で事件のヒントになりそうなことを調べようとしたのだが、身分がばれて、ネウストリア公国は日本外務省に厳重抗議。外務省の欧州局長(佐藤浩市)は「外交問題だ!」「日本の捜査権は外交官には及ばないんだ」などと法務・検察側に抗議し、最高検はキムタクらの処分を検討する。そして、キムタクの上司である部長検事の川尻健三郎(松重豊)は最高検監察指導部に呼び出されてしまう。そのヒアリングの場で、部長検事はキムタク検事を擁護し、大意、こう主張するのだ。

 「大使館に身分を隠して入ったなどという、確かに行きすぎた行動はあったかもしれません。ですが、コンパニオンの女性が1人亡くなったんです。人が1人死んだんです。その捜査の行く手を『外交特権』が阻んでいるのです。これでいいんでしょうか。『治外法権』はルールだとしても、それに守られた犯罪を捜査できないことがあっていいのか。そういうものを超えて日本の法律を適用すべきときもあるんじゃないんですか!」(セリフ通りではないので念のため。あくまで”大意”)

 映画の公式パンフレットでは、この部長検事のキャラクターは「強面だが意外に小心者。突然キレたかと思うと、ハッと我に返り後悔するのがお約束」だそうだ。映画のこのシーンでは、部長検事は最高検の面々を前にまさにキレたように演説の長広舌を振るうのだ。

 この部長検事はどちらかと言えば、キムタクら主演級の引き立て役だから、劇中での発言を中身まで考えながらスクリーンに見入った人はそう多くないかもしれない。しかし、「”正義”のためなら、時に治外法権を破らなければならない時もある」的な発言は実に怖くないか。特に国際社会における”正義”ほどいい加減なものはない。それなのに「外交官特権を定めたウィーン条約を守れ」という日本外務省に対し、時にはそれを破らざるを得ないこともある、と劇中で言わせてしまうのだ。

 『HERO』は法務省が協力し、上映前の記者会見は何と法務省の本庁舎、「赤れんが庁舎」で行われている。日本の法を司る法務省内に俳優がぞろぞろやってきて、映画のPR会見までやってしまう。フジTV社長の日枝久、首相の安倍晋三の関係が無ければ絶対にあり得ない出来事だった。

 しかも、上川陽子法相も7月10日の記者会見で、この映画をヨイショした。〈芸能界を始めとして著名な方々に,いろいろな角度でこれまでも御協力をいただいてきたところですが、例えば『HERO』という形の映画という媒体を使って法務省を丸ごと御理解いただくことができる……広報活動の一環としても積極的に取り組んでいこうという状況です〉。そして、広報活動を強めながら、法務行政を信頼することが「安心・安全の国づくり」につながっていくのだ、と。これほど見事に本音を語った大臣も珍しい。安倍政権下で、中国の脅威やテロ不安など”日本の危機”を必要以上に煽っておきながら、一方では、不祥事や不正、違法捜査続きの検察、それを仕切る法務省を信頼せよ、と言うのだからマッチポンプそのものではないか。

 『HERO』には実は、もう一つ怖いシーンがあった。”正義のために”と突っ走るキムタク検事に対し、検察上層部などからブレーキを掛けようとした際、キムタクの上司が「彼を止めることはできない。なぜなら検察は独任官庁だからだ」との決めゼリフを吐く場面だ。

 もちろん法的には検察官は独立して、1人で起訴・不起訴などを決めることができる。しかし、そんなことをできる検察官は現実には1人もいない。上層部の言うがままに捜査し、同期の出世をことさらに気にし、ひたすら組織内の立身競争に明け暮れるのが検察の実態だ。裏金の告発を行おうとしただけで組織からはじき飛ばされ、逮捕・起訴までされてしまった大阪高検元検事の三井環氏の実例を持ち出すまでもあるまい。

 しかも現在のような、戦争へ向かってひた走って行くような世相の下で、この「独任官庁だ」を聞くと、別の意味も含んでいるように思える。この先、例えば、秘密保護法違反で誰かが捕まったとしよう。当然、世論は猛反発するだろうが、その時、検察側は「うちは独任官庁。1検事の行動は誰も縛ることが出来ない」と開き直ったら……? 

 いずれにしろ、『HERO』は楽しいだけの娯楽映画ではない。昨年には文部科学省とタイアップして、『HERO』は道徳教育のキャンペーンにも利用された”実績”がある。「沖縄2紙はつぶせ」発言でミソが付いたが、自民党は「文化芸術懇話会」を発足させるなどして、映画や文学、音楽の世界にも自らの政治性を持ち込もうと躍起だ。

 矢部宏治の『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)でも明らかなように、法務省は日本の対米従属の司令塔でもある。決して、古びた感じの、固いイメージだけの役所ではない。リテラの愛読者も『HERO』を楽しんだ後は、ぜひとも”法務省全面協力”の意味を考えてもらいたいと思う。
(南村延)

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