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フリースタイルブームの“台風の目” ブラジル人ラッパーACEが語る、「エミネムの壁」と「果てなき野望」

<p>『フリースタイルダンジョン』(以下、FSD/テレビ朝日系)をきっかけに、いまや空前の盛り上がりを見せているフリースタイルバトル。その半面、浮かれてばかりもいられない。というのも、「さんぴんCAMP」が着火剤となり、「Grateful days / DragonAsh feat,zeebra&ACO」が大ヒットして一躍注目を浴びた日本語ラップシーンだが、その後、セールス的にメジャーシーンで成功したといえるのは、KICK THE CAN CREW、KREVA、RIP SLYMEくらいだった。もちろん、THA BLUE HERBなど、インディーズながら成功を収めたアーティストもいるが、日本語ラップがメジャーシーンで日の目を見ることは少なくなっていった。</p>

ラップは賢くないとできない――『マツコ会議』でマツコが壊す先入観

<p>「お前、うますぎるわ!」</p>

<p> マツコ・デラックスは、黒人ラッパーの流暢すぎる進行に驚愕しながらツッコんだ。</p>

<p> その男の名はACE。彼は、ヒップホップ界隈ではすでに有名な存在だ。『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)では「ラスボス」般若の“通訳”役を務めているのをはじめ、多くのバラエティ番組に出演。CSでは『ラッパー“ACE”の世界をねらえ』(MONDO TV)という冠番組まで持っている。ちなみに『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)にも“終電を逃したラッパー”として密着されたことがある。</p>

路上で生まれた美少女ラッパー「渋谷サイファー」CHARLES、恋と情熱とメイクマネー

 昨年秋、ラッパーのZeebraがメインMCを務める深夜番組『フリースタイルダンジョン』がスタートした。これは、「モンスター」と呼ばれる実力派ラッパーと新進気鋭の若手ラッパーが、フリースタイル(即興)でバトルする番組。シンプルに説明したが、その熱量はすさまじく、若い世代を中心…

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