「テレビ」の記事一覧(10 / 18ページ)

テレビ史に残る名ドラマになるという確信──“偶然”を“奇跡”に変える方法『いつ恋』第1話

<p> まず断言してしまうが、ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は、フジテレビ月9の歴史に名前を刻む名作になるだろう。月9というか、テレビ史に残る作品だ。たとえば『東京ラブストーリー』(同)や『101回目のプロポーズ』(同)をリアルタイムで見ていたら、あるいは北海道が舞台というつながりで『北の国から』(同)をリアルタイムで見ていたとしたら、こんな気持ちになっていたのかもしれない。あらゆる場面が美しく、そして尊い。これがテレビで無料で見られる(かつ、公式サイトでは第1話の放送終了後7日間、無料配信までされている)というのがほとんど奇跡に近い、珠玉のテレビドラマだ。</p>

かもめんたる、デニス、はんにゃ……2015年“消えたタレント”は?

<p> とにかく明るい安村、藤田ニコル、おかずクラブなど、今年もたくさんのニューフェイスがブレークを果たしたが、その一方で、テレビから消えたタレントも少なくない。そこで、番組出演データを元に調べてみた(出演時間は、2013年、2014年それぞれのプライムタイムで比較)。</p>

「ガウディ計画編」は再生を描いた──『下町ロケット』が掲げた“TBS品質”の矜持

<p> 放送開始前から大きな期待を集めていたドラマ『下町ロケット』(TBS系)だが、12月20日に放送された最終回の視聴率は全10話の中で最も高い22.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。作品の内容も回を追うごとに密度を増し、多くの視聴者を満足させた。ここでは、第6話から第10話までの「ガウディ計画編」を振り返ってみたい。</p>

<p> ドラマ『下町ロケット』は、第1話から第5話までは池井戸潤の小説『下町ロケット』を、第6話から第10話までは同『下町ロケット2 ガウディ計画』を原作としている。全10話のドラマ作品で2冊の小説を原作としているというのも珍しいが、それゆえに毎回密度の濃い内容となった。原作のテーマを換骨奪胎し、絶妙の形で見せていくやり方には、この作品をテレビドラマとして視聴者に届けたいという制作者のプライドを感じずにはいられない。佃製作所が「ロケット品質」を掲げるのなら、この作品は「TBS品質」を掲げたテレビドラマだといえるだろう。</p>

ニュースターは、朝ドラからしか生まれない!?「2015年ブレイク俳優ランキング」

<p> オリコンが「2015年ブレイク俳優ランキング」を発表したが、NHKの朝ドラをきっかけにブレイクした俳優陣がトップ4を占拠。朝ドラからしかニュースターが生まれない現実を露呈する格好となった。</p>

<p> その上位4人とは、1位=窪田正孝、2位=福士蒼汰、3位=鈴木亮平、4位=山崎賢人。</p>

<p> 窪田は『花子とアン』(14年度前期)で、主人公の花子(吉高由里子)の幼なじみ・朝市役を演じた。同作では脇役だったが、高い演技力が評価された。今年は『映画 ST赤と白の捜査ファイル』など4本の映画に加え、『アルジャーノンに花束を』(TBS系)、『デスノート』『HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D~』(日本テレビ系)と3本の連ドラに出演。中でも、主演を務めた『デスノート』での演技が光った。昨年の同ランキングではトップ10に入っていなかったが、今年一気に上昇した。来年は、1月期の連ドラ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』(同)に準主役で出演。2本の映画も決まっており、さらなる飛躍が期待できそう。<br />
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水卜麻美が唯一無二の女子アナである理由とは? 日テレ『ヒルナンデス!』(12月11日放送)ほかを徹底検証!

<p> 先日発表されたORICON STYLEによる「第12回好きな女性アナウンサーランキング」で見事首位を獲得したのは、今年も日本テレビの水卜麻美だった。一昨年、昨年から引き続いての3連覇となり、他の追随を許さない。盤石の水卜体制がテレビ界に築かれつつある、といっても過言ではないだろう。<br />
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『下町ロケット』は原作から何を足し、何を引いたか……スピード感を得た“21世紀の『水戸黄門』”像

<p> 2015年10月クールの連続ドラマの中で最も注目を浴びている作品といえば、やはり『下町ロケット』(TBS系)になるだろう。原作はご存じ、池井戸潤。『半沢直樹』(同)の大ヒットは記憶に新しいが、ここ最近の地上波だけでも『七つの会議』(NHK総合)、『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)、『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)、『民王』(テレビ朝日系)と、ドラマ化が続く。現在の日本のテレビドラマ界は、池井戸なしでは成立し得ないのではないか、と思えるほどだ。</p>

親友・千秋との友情にもヒビ!? 暴走モードに突入した華原朋美がヤバすぎる!!

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華原朋美(左)と『苺同盟』/アスコム(右)

 突如の“ぶっちゃけキャラ”に変貌した歌手の華原朋美が、暴走状態に入ったようだ。

 8日に放送された日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』では、過去にお笑いコンビ・ココリコの遠藤章造に「口説かれたことがある」と暴露。遠藤が「そんなことするわけないやん」と否定すると、華原は「忘れたフリしないで! その顔! なんでそんな忘れた顔してるの?」とピシャリ。華原いわく、10代の「遠峯ありさ」時代に遠藤から「遊ぼう」と誘われたという。

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香取慎吾は“問題児”上野樹里をコントロールできるのか? TBS『下町ロケット』の後枠ドラマで共演決定も……

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 来年1月期のTBS日曜劇場『家族ノカタチ(仮)』で、SMAPの香取慎吾が、業界内で“問題児”として知られる上野樹里と共演することが決まった。

 役どころは、香取が39歳で独身の“結婚できない男”、ヒロインとなる上野は32歳バツイチで“結婚しない女”を演じる。ほかに、香取の父親役で西田敏行、上野の母親役で風吹ジュンの出演も決定した。香取と上野は今回が初共演で、脚本を担当するのは、『チーム・バチスタ』シリーズ、『銭の戦争』(ともにフジテレビ系)などの後藤法子氏。

 香取が連ドラで主演するのは、14年4月期の『SMOKING GUN~決定的証拠~』(同)以来。TBS系ドラマは、12年10月期の『MONSTERS』以来、約3年ぶりとなる。

 一方の上野は、11年のNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』の主役に大抜擢されるも、全話平均視聴率は17.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とイマイチ。その後は一時、休業状態に陥った。

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トラブルがあってもスポンサーへの配慮で情報操作される……!? 自動運転車の“本当の恐怖”とは

<p> 名古屋大が開発を進める自動運転の実験車が10月22日、名古屋市内の公道で事故を起こしていたことが伝えられた。運転席には名古屋テレビ放送(メ~テレ)の女性リポーターが乗っていたが、事前に出された愛知県産業振興課への届け出に報道関係者の同乗は詳しく伝えられておらず、ちょっとした問題となっている。</p>

<p> 実は同じ1</p>

『学校へ行こう!』だけじゃない! 『ガチンコ!』『元気が出るテレビ!!』……名番組復活で、各局がBPOにケンカを売る!?

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TBS系『学校へ行こう!2015』公式サイトより

 ジャニーズグループ・V6がMCを務めた人気番組『学校へ行こう!』(TBS系)が3日、7年ぶりに一夜限りで復活。学生が思いを叫ぶ「未成年の主張」の名場面や、コギャルの恋模様を追った名物コーナー「東京ラブストーリー」のサオリとミホの現在も紹介され、ネット上では「懐かしい!」「この頃のテレビは面白かった」と大反響だった。

 興奮したのは、視聴者だけではない。同番組が平均視聴率17.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最高瞬間視聴率22.1%を記録したことで、TBS局員からは一夜限りではなく、“完全復活”を望む声も上がっているという。

 同局社員は「あくまで今回の放送は、V6がグループ結成20周年を迎えた“記念”という意味合いが強いですが、局内は高視聴率に『レギュラー化は無理でも、年に1~2回ペースで放送できないか(ジャニーズに)お願いすべき』という意見が出ています」と話す。

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