「リオ五輪」の記事一覧(3 / 4ページ)

【リオ五輪】戦犯はDF塩谷じゃない? サッカー手倉森ジャパンが“絶対有利”の初戦で惨敗したワケ

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日本サッカー協会公式サイトより

 開会式セレモニーより一足先に行われた、リオデジャネイロ五輪サッカー予選。48年ぶりのメダルを狙う手倉森誠監督率いる日本代表は、先ほど開幕戦のナイジェリア戦を終えたのだが、4-5で敗戦。ナイジェリアはさまざまなトラブルが重なり、キックオフ7時間前にブラジル入りするという劣悪なコンディションだったにもかかわらず、だ。手倉森監督は、試合前から常々、「ナイジェリア戦がメダルへのすべて」と口にしていただけに、この敗戦が与えるダメージは甚大。果たして、敗因はなんだったのか? サッカーライターたちに話を聞くと、ほぼ全員が「守備に原因があった」と口をそろえる。とはいえ、手倉森ジャパンは、堅守が売りだったはず。なぜ、5失点も喫したのか?

「失点シーンを見れば一目瞭然なのですが、組織が崩されたわけではなく、すべて対人プレーでやられてしまっている。1996年アトランタ五輪の時からそうなのですが、このU-23世代がアフリカの選手とやり合うと、その身体能力に度肝を抜かれる。特にDF塩谷司が動揺していましたね。5失点目は、ゴールカバーに入るのを完全に忘れていた」(サッカーライター)

 確かにネット上では、塩谷を戦犯扱いする書き込みが散見される。塩谷は、オーバーエージ枠で選出されており、チームを引っ張るべき存在であるため、期待との落差が大きいのだろう。しかし、前出のサッカーライターは、塩谷に同情的だ。

「塩谷のパートナーだったDF植田直通はU-16日本代表以降、年代別の代表に選出されているため、塩谷ほど動揺しなかったはず。また、塩谷と同じくオーバーエージで選出されたDF藤春廣輝も完全にやられていましたが、サイドバックのため、攻撃では活躍できた。アフリカは、攻撃力がある半面、守備の組織力はない。それもあり、守備側のほうがダメージを受けるんです」(同)

 塩谷も日本代表として「AFCアジアカップ2015」前に「キリンチャレンジカップ」のジャマイカ戦とブラジル戦に出場しているものの、あくまで親善試合である。藤春も同様で、アジア以外での真剣勝負の国際試合に出場していない。ただ、育成年代での経験だけが問題ではないようで、FIFAU-17ワールドカップに出場した室屋成の守備の出来も散々だった。

 そういった世界とのギャップをなくす場のひとつが親善試合だと思うのだが、「【U-23日本代表】ガーナに3-0で快勝も『メンバーは3軍だった?』」(参照記事)でレポートしたように、来日するのは常に1.5軍以下。衣食住やスケジューリングはベストな日本と、今大会ワーストともいえるナイジェリア。対照的な両チームの対戦は、日本にとってなんとも皮肉な結果となってしまった。
(文=TV Journal編集部)

本当に「絶対に負けられない試合」がそこにある!? 五輪サッカー相手がボロボロ!

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イメージ画像(足成より)

 開会式に先んじて始まったリオデジャネイロ・オリンピックのサッカー競技。抽選会後には日本が入ったグループBが“死の組”と呼ばれ、注目を浴びていた。ヨーロッパ王者スウェーデン、アフリカ王者ナイジェリア、アジア王者日本と、3つの大陸王者が揃ったことがその大きな理由だが、加えて南米の雄コロンビアも同グループとあって、厳しい戦いになるのは誰の目にも明らかだ。アルゼンチンやブラジルなどの超強豪国こそいないものの、ひいき目を抜きにして実力は拮抗し、専門家でも一番予想がつきにくかったのは間違いないだろう。しかし、大会前にして死の組は消え去ったと今話題になっている。

 ヨーロッパ王者のスウェーデンは、自国リーグが開幕しているため、なんと52名に招集を拒否されていると地元メディアが伝えており、ヨーロッパ予選で最強を誇ったチームは見る影もないという。

 アフリカ王者ナイジェリアは、3度にわたる空港での不手際で緒戦の日本戦の当日に現地入りが濃厚。すでにアメリカのアトランタでキャンプを張っていたため時差こそないものの、およそ8時間のフライトを経て到着後すぐに日本と戦わなければならない。さらにはチームスタッフへの給料未払い問題なども相次ぎ、コンディションだけでなくモチベーションの方も万全とは言いがたい。

 こうしたライバルの事情から日本とコロンビアが順当に勝ち上がると見られ、見所であったはずの死の組は解体されてしまった。

「ヤングボーイズがFW久保裕也の派遣を拒否してしまいましたが、日本はほぼベストメンバーです。少なくともコロンビアに続いて2位通過はしないと、さすがに言い訳はできないと思います。ファンからは『日本ついてるね!』『この条件で負けるのはさすがにないでしょ』テレ朝のコピーから『本当に、絶対に負けられない戦いがそこにあったな』と、期待を込めた声があがっています」(スポーツライター)

 しかし、ブラジル入りしてからの日本は、現地の4部リーグのクラブにドロー、ブラジル五輪代表に0-2といいところなく完敗。ここにきて調子を落としてしまっている。また、あまりにも有利な状況に置かれ、逆にプレッシャーを感じてしまう可能性も十分にある。緒戦を上手く乗り切れば問題なく勝ち進めるはずだが、果たしてどうなるのだろうか? 注目のナイジェリア戦は日本時間の5日午前10時キックオフだ。
(文=沢野奈津夫)

FW久保裕也、クラブが五輪召集を拒否! リオは嫌われて東京が好かれる理由とは?

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ヤングボーイズオフィシャルサイトより

 27日、スイス・スーパーリーグのヤングボーイズは、所属しているU-23日本代表FW久保裕也のリオデジャネイロオリンピック日本代表召集を拒否すると、公式ホームページで発表した。前日に行われたチャンピオンズリーグ予備予選3回戦のシャフタール戦で、FWアレクサンデル・ゲルントが負傷したことが理由だ。

 これを受けて日本サッカー協会の霜田正浩ナショナルチームダイレクターがブラジルから急遽スイスへと向かった。アジア予選でも主力として活躍した久保の離脱は、日本にとって非常に痛い。霜田ダイレクターの活躍を期待したいところだ。

 オーバーエイジ以外の選手で五輪召集を拒否されたのは、日本では初めてになる。しかし、世界ではこういった例は後を絶たず、むしろ日本が珍しいケースだ。グループリーグで日本と対戦するスウェーデンは、なんと50人以上に断られたという。

「W杯と違ってオリンピックはFIFA主催の大会ではないので、強制召集はできないんですよ。完全なる任意という形になります。それに、もともとアマチュア選手の大会だったオリンピックは、世界的には重要視されていません。出場する選手は、活躍していいクラブへ移籍をしたいのでモチベーションは高いですが、ある程度ヨーロッパで地位を築いている選手からすれば、どうしても出たいという大会でもないんですよね」(スポーツライター)

 それでもオリンピックは少しずつ大会としての地位を上げてきており、おかげで前回のロンドン五輪では、ブラジルからはフッキ、マルセロ、チアゴ・シウバ。ウルグアイからはスアレス、カバーニ。スペインからはマタ、イギリスからはギグスという一流どころが出場している。しかし、今大会では開催国のブラジルがネイマールを召集することに成功したものの、他の国はまったくと言っていいほどスター選手の出場はない。なぜ、リオ五輪はこうも拒否されているのだろうか?

「それは日程が大きな理由になっているんですよ。ロンドンの決勝戦が8月11日だったのに対して、今回のリオは8月20日(日本時間21日)。20日なんてリーグ戦が開幕しているところもありますから、クラブとしては選手を出したくないのは当然ですよ。ちなみに次の東京オリンピックの決勝戦は8月8日なんで、リオよりは良い選手が出場してくれるでしょうね」(スポーツライター)

 ヨーロッパでオリンピックが重要視されていなかったとしても、出場する選手たちはもちろん本気だ。そしてこのリオ五輪が盛り上がれば盛り上がるほど、東京五輪でのサッカーの地位も上がることだろう。クリスチアーノ・ロナウドやイブラヒモビッチが出場しないのは残念で仕方ないが、熱い大会になることは間違いない。
(文=沢野奈津夫)

アーセナル移籍説浮上も……U-23リオ五輪当確の浅野拓磨が、海外では通用しない理由とは?

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サンフレッチェ広島公式サイトより

 7月1日にリオデジャネイロ五輪のメンバー発表を控えているU-23サッカー日本代表が29日、南アフリカ代表と親善試合を行った。日本で開催される親善試合にしては珍しく、レベルの高いパフォーマンスを見せた南アフリカだったが、ケガ明けで当落線上だった中島翔哉の“気合”のゴールなどで日本が4-1と快勝。だが、7月1日までは中島を含め、ほとんどの選手たちの気は晴れない。というのも、メンバーのイスはたったの18枠しかない。うちオーバーエージで3枠。ゴールキーパーで2枠、海外組の南野拓実と久保裕也で2枠と考えると、Jリーグ所属選手たちには11枠しか用意されてない。昨日のメンバーの半分近くが、落選ということになる。

 そんな国内組の中で、当確が決定している選手がいる。昨日も得点を奪った“ジャガー”こと浅野拓磨だ。今月3日に行われたフル代表戦にも選出され、ブルガリア戦に出場。PKを獲得すると、ベンチにいる本田圭佑ら主力メンバーが「浅野に蹴らせろ!」の大合唱。規律を重んじるハリルホジッチ監督も、主力の声を受け入れ、キッカーを浅野に変更し、見事に代表初ゴールを記録した。U-23南アフリカ代表戦でも得点を決め、パフォーマンスでは手倉森誠監督と“ジャガーポーズ”を披露するなど、これまでの流れから落選は100%考えられない。実際に、サッカーライターたちも「浅野はリオ五輪でも通用すると思います。大会中にスポーツ紙が浅野をスターとして扱うのも、目に浮かびますよ」と太鼓判を押す。

 その浅野だが、現在、海外移籍話が持ち上がっている。昨日の試合後も、記者から「プレミアリーグのアーセナルからオファーが来ていて、サンフレッチェ広島側も認めている様子だが、何か聞いている?」という質問が飛んだ。浅野が「何も聞いていないが、アーセナルからのオファーだったらびっくり」と語っていたように、未定なのだろう。では、実際に移籍が実現したとして、浅野はプレミアリーグで活躍できるのだろうか? Jリーグのフィジカルトレーナーに訊いた。

「浅野がプレミアリーグで通用する確率は低いでしょう。日本のメディアは欧州リーグを一くくりにして活躍を報じていますが、イングランドのプレミアリーグとスペインのリーガエスパニョーラは別物です。今まで多くの選手が挑戦しましたが、活躍した選手は岡崎慎司くらいでしょう? ドイツのブンデスリーガで活躍した香川真司だって、プレミアリーグで通用しなかった。さらにいえば、プレミアリーグよりレベルの落ちるイタリアのセリエAでも活躍できた選手は中田英寿くらい。トップ3のリーグでは、日本人選手はほとんど結果を残していないのが現状です」

 つまり、ドイツでならば活躍が見込めるが、プレミアリーグでは「アーセナルの宮市亮のように、ベンチメンバーになってしまう」とフィジカルトレーナーは危惧する。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶというが、過去の例を見る限り、浅野はドイツあたりのチームから欧州でのキャリアをスタートさせたほうがよさそうだ。日本のファンやメディアは、プレミアリーグへの移籍を望むかもしれないが……。
(文=TV Journal編集部)

サッカーU-23手倉森監督の「清武オーバーエイジ選出」に大批判! 絶対に入ってはいけない理由とは?

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『清武弘嗣 フォトエッセイ「 だから僕は、前に進める。」』(ワニブックス)

 U-23日本代表の手倉森監督が、リオデジャネイロオリンピックのオーバーエイジ枠に日本代表MF清武弘嗣を最有力候補としてリストアップしていることがわかった。欧州組の召集は所属するクラブとの関係で不可能と見られていたが、今シーズンで所属するハノーファーの退団が決定的となった清武は出場可能であり、本人も前向きに検討しているとのことだ。

 U-23代表は攻撃的MFのケガ人が多く、今季絶好調でA代表でも主力の清武が加入すれば、こんなに心強いことはない。しかし、手倉森監督のこの判断に、ファンの間では大ブーイングが巻き起こっているという。

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惨敗のバレー男子代表・清水邦広、五輪出場なら妻・中島美嘉との“デュエット案”あった

<p> バレーボール男子、リオデジャネイロ五輪世界最終予選で注目されたのが、主将の清水邦広と妻で歌手の中島美嘉夫妻。6月2日、東京体育館で、日本チームがオーストラリアに敗北し、ロンドン五輪に続いてリオ五輪出場を逃したが、5日のフランス戦でもメディアは観戦する中島を追っていた。勝利後、清水が「また前に進んでいきますので、応援よろしくお願いします」と言った瞬間も、うなずきながら拍手する中島の姿を多数のカメラマンが撮影していた。</p>

<p> 2人のなれ初めといえば、2011年のワールドカップをテレビ観戦していた中島が、清水に一目惚れ。フジテレビ関係者に連絡し、試合会場で直接、連絡先を渡す機会を作ってもらう力業で交際に発展させ、14年のクリスマスに入籍した。</p>

サッカーリオ五輪エース候補・富樫敬真の入団経緯が“漫画みたい”と話題!「顔とのギャップがたまらん」の声

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横浜F・マリノスオフィシャルサイトより

 日本サッカー協会は13日、リオ五輪への前哨戦となる大会、トゥーロン国際大会に挑むU-23日本代表メンバー20人を発表した。五輪本戦は登録可能メンバーが18人と少なく、さらにはオーバーエイジやケガで出場を辞退した選手もいるため、今回のトゥーロンは選手たちにとってアピールが必須な大会となる。

 その中でも、11日に行われた親善試合・ガーナ戦で見事なループシュートを決めた横浜F・マリノスの富樫敬真(とがし・けいまん)が注目を集めている。富樫は五輪予選には招集されなかったものの、ここ数カ月でメキメキと頭角を現し、一気にU-23代表のエース候補へとのし上がった。

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【U-23日本代表】ガーナに圧勝も、関係者は困惑? 親善試合でアフリカ相手に「やってはいけないこと」とは

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フジテレビ『MS&ADカップ2016~九州 熊本震災復興支援チャリティーマッチ がんばるばい熊本~ U-23日本代表×ガーナ代表』番組サイトより

 11日、サッカーU-23日本代表は、MS&ADカップ2016でガーナ代表と対戦し、矢島慎也(ファジアーノ岡山)の2ゴールと、新戦力の富樫敬真(横浜Fマリノス)のゴールで3-0と快勝した。

 リオオリンピックで対戦する仮想ナイジェリアとして呼ばれたガーナ代表は、そのほとんどが国内組とはいえ、年齢制限のないフル代表だ。本来だったら日本のフル代表でも苦戦する相手。では、なぜU-23代表で日本は圧倒できたのだろうか?

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【U-23日本代表】ガーナに3-0で快勝も「メンバーは3軍だった?」 リオ五輪”アフリカ勢対策”のはずが……

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MS&ADカップ 2016~九州 熊本震災復興支援チャリティーマッチ がんばるばい熊本~U-23日本代表×ガーナ代表」オフィシャルサイトより

 23歳以下で構成されるサッカーリオ五輪日本代表が「MS&ADカップ 2016~九州 熊本震災復興支援チャリティーマッチ がんばるばい熊本~U-23日本代表×ガーナ代表」で、ガーナのフル代表を3対0で下した。

 はっきり言って、快挙である。ガーナ代表は、FIFAワールドカップ2014ブラジル大会でも、優勝したドイツと同じ“死の組”で接戦を演じている。ブラックスターズと評される、そんなチームに、ホームのアドバンテージがあるとはいえ、勝利した。これで、リオ五輪でのメダルも期待できる。……と言いたいところだが、気になる点があった。テレビから、アナウンサーの「(この試合のガーナ代表のGKは)フル代表でもゴールを守ったことのある選手です」という実況が聞こえたのだ。

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リオ五輪・サッカー手倉森ジャパンは呪われている? 異常なケガ人の数と、その原因は……

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JFA公式サイトより

 リオ五輪アジア予選では背番号10を背負い、準々決勝のイラン戦では劇的なゴールをあげたFC東京のMF・中島翔哉が、右膝内側側副じん帯損傷のケガを負った。全治には5~6週間かかると見られており、5月のガーナとの親善試合と、トゥーロン国際大会の欠場が決まった。8月に始まるリオ五輪本番には間に合う見込みだが、手倉森ジャパンには他にもケガ人が続出しており、それが今、問題になっている。

「アジア予選を終えてからケガした選手は、DFだと山中亮輔、松原健、室屋成、奈良竜樹の4人。MFは今回の中島翔哉、大島僚太、そしてFWの浅野拓磨、鈴木武蔵で、合計8人です。23人中の8人ですから、ちょっと考えられない多さですよね。『さすがに多すぎないか?』『手倉森ジャパン呪われてんだろ』『ケガ人イレブン作れそうだな』と、ファンからは心配の声が上がっています」(スポーツライター)

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