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人気連載「パンドラ映画館」が電子書籍化! 12月18日2冊同時リリース!

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カバーイラスト/川崎タカオ

 2009年2月の「日刊サイゾー」での連載開始以来、記録的なPV(ページビュー)を叩き出し、映画ファンだけでなく監督や俳優ら映画の現場からも好評を集めている長野辰次氏の映画レビュー「深読みCINEMAコラム『パンドラ映画館』」が、待望の電子書籍化!

 メジャー系の話題作を『パンドラ映画館 美女と楽園 ベストセレクション』、インディペンデント寄りの個性的な作品を『パンドラ映画館 コドクによく効く薬 裏ベストセレクション』とし、各54本ずつ、計108本のコラムを収録しました。

【収録作品】
■パンドラ映画館 美女と楽園 ベストセレクション
『モテキ』『ヤッターマン』『さよなら渓谷』『空気人形』『息もできない』『そこのみにて光輝く』『約束』『トガニ 幼き瞳の告発』『僕達急行』『それでも恋するバルセロナ』『インスタント沼』『川の底からこんにちは』ほか

■パンドラ映画館 コドクによく効く薬 裏ベストセレクション
『ホドロフスキーのDUNE』『暗闇から手をのばせ』『地球防衛未亡人』『キャタピラー』『名前のない女たち』『チェイサー』『平成ジレンマ』『ギララの逆襲』『愛しきソナ』『あの頃、君を追いかけた』『カリーナの林檎』『ポエトリー』ほか

【著者略歴】長野辰次
ザテレビジョン編集部在籍後、1995年からフリーランスライターに。現在、「DVD&ブルーレイビジョン」「映画秘宝」「キネマ旬報」などで執筆中。『激アツ!男の友情映画100』『新世紀SF映画100』(ともに洋泉社)、『俺たちの007』(日乃出出版)などにも寄稿。単独での著書は2001年に上梓した『バックステージヒーローズ 映像産業の裏方たち』以来となる。

●商品情報

タイトル/『パンドラ映画館 美女と楽園 ベストセレクション』・『パンドラ映画館 コドクによく効く薬 裏ベストセレクション』
著 者/長野辰次
表 紙/川崎タカオ
発売元/サイゾー
発売日/2015年12月18日
価 格/各680円+税

ご購入はこちらから!
Amazon Kindleストア
『パンドラ映画館 美女と楽園 ベストセレクション』
http://www.amazon.co.jp/dp/B019EXXUKK/
『パンドラ映画館 コドクによく効く薬 裏ベストセレクション』
http://www.amazon.co.jp/dp/B019EXXUM8

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『パンドラ映画館 美女と楽園 ベストセレクション』
http://books.rakuten.co.jp/rk/0353f50cd0323340a8ff08b2bd3f4a12/
『パンドラ映画館 コドクによく効く薬 裏ベストセレクション』
http://books.rakuten.co.jp/rk/85bfbc8dd1f3330693faac1874d6af64/

ほか、各電子書籍取扱い書店にて順次発売開始!

地縁血縁とは異なる新しい家族の形。ロッキーのもとに集う“荒ぶる魂”たちの物語『クリード』

<p> フィラデルフィアのダメボクサーが全力で人生の扉をこじ開ける『ロッキー』(76)から、人生は死ぬまで闘いであることを描いた『ロッキー・ザ・ファイナル』(06)に至るまでのシリーズ全6作のうちのどれか1本でも観たことのある人なら、いや主人公ロッキー・バルボアの名前を一度でも耳にしたことのある人なら、誰もがこの物語を通してロッキーファミリーの一員になることができる。『ロッキー』シリーズの新章となる『クリード チャンプを継ぐ男』は、そんな不思議な力を秘めた映画だ。世界中の人々の心を沸き立たせた往年の人気ボクサー・ロッキーのもとに、自分の居場所を見つけることができずにもがき苦しむ若者が弟子入りを志願し、親子関係とも会社組織とも異なる新しい家族像が生み出されていく。</p>

いまや“No.1アゲマン女優”! 榮倉奈々の「同世代ゴボウ抜き」と「ハゲしめ私生活」に驚愕

<p> 女優の榮倉奈々がヒロインで出演する『遺産相続』(テレビ朝日系)が、17日に最終回を迎える。榮倉が演じるのは、向井理が演じる主人公の結婚相手で資産家令嬢という役どころだが、これまでにない大人っぽい演技に視聴者からは好評価が続出。「まだ見ていたい」「可愛すぎる」と絶賛の嵐だ。</p>

<p> 榮倉は2002年に芸能界入りし、ファッション誌「SEVENTEEN」(集英社)の専属モデルとして活動。04年から本格的に女優としてのキャリアを歩み出したが、その後は年の近い長澤まさみや新垣結衣、綾瀬はるか、北川景子などがクローズアップされる中、どことなく地味な印象だった。もちろん一定の人気はあったが、主役としてはパンチが足りないイメージだったのは否定できない。</p>

<p> ところが、最近の榮倉は出演作品がことごとくヒットし、注目度もそれに比例して上昇の一途をたどっている。昨年の主演ドラマ『Nのために』(TBS系)は視聴率こそ振るわなかったものの、視聴者の評価は上々。主演映画『図書館戦争-THE LAST MISSION-』は、前作『図書館戦争』(2013)の初日動員数、興行成績で150%の伸びを見せた。その上、「実は大根」といわれる向井理との『遺産相続』も高評価で、全話平均視聴率も2ケタに乗せる可能性を残しており、「アゲマン」の称号まで出てくる勢いだ。同級生である長澤まさみが「劣化した」とひんぱんに騒がれる中で、ルックスにほぼ変化がないのも強みといえる。<br />
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演技だけじゃない! CM起用商品の不振でEXILEグループがヤバイことに……

<p> 新曲を発売すればバカ売れ、コンサートを行えば超満員。ノリにノッてるEXILEグループの最大の弱点といえば、“本業以外”だろう。</p>

<p> メンバーのAKIRAは今年、連ドラ『HEAT』(フジテレビ系)に主演するも、歴史的大惨敗。内定していた映画化の話が吹き飛ぶという、前代未聞の事態となった。</p>

<p>「何度も指摘されていますが、いわゆる“棒演技”が原因でしょうね。AKIRAだけではなく、TAKAHIROや元祖“棒俳優”のMAKIDAIの演技もある意味、中毒性があってヤバイですよ(笑)」とはテレビ関係者。</p>

世界を変えるか!? 史上最年少ノーベル賞授賞者マララの半生に迫った『わたしはマララ』

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(C) Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

 今週取り上げる最新映画は、山田洋次監督が吉永小百合と二宮和也を主演に迎えて描くファンタジックなドラマと、ノーベル平和賞を最年少で受賞したパキスタンの少女を追ったドキュメンタリー。静かな語り口に込めた反戦の願いや、言葉の力で暴力に立ち向かう少女の勇気が、師走の心に温かな感動をもたらす力作たちだ。

 『母と暮せば』(12月12日公開)は、劇作家の井上ひさしが広島を舞台にした戯曲『父と暮せば』と対になる物語として温めていたアイデアを、山田洋次監督が自ら脚本も手がけて映画化。1948年8月9日、長崎で助産婦をして暮らす伸子(吉永小百合)の前に、3年前に原爆で死んだはずの息子・浩二(二宮和也)が現れる。2人は思い出話に花を咲かせながらも、一番の関心は浩二の恋人だった町子(黒木華)のこと。町子の幸せを願いながらも、諦めきれない浩二と、そんな息子を優しくなだめる伸子。2人が心を通わせる大切な時間は永遠に続くようにみえたが……。

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会議は全員オムツをはいて出席せよ!? オーナー一族への忠誠を強いる財閥社会の異様さ『ベテラン』

<p> サム・メンデス監督の『007 スペクター』(公開中)が洗練された娯楽映画の極致ならば、それとは真逆の味わいが楽しめるのがリュ・スンワン監督の『ベテラン』だ。『007』シリーズと同じくアクション映画だが、刑事ドラマである本作はとことん泥くさく、汗くさい。主人公である刑事たちはまるでドブすくいするかのように、現代社会の闇の部分に手足を突っ込むことになる。スタイリッシュなかっこ良さには無縁の主人公だが、汗だくでキムチ鍋を食べ終えた後のような爽快さのあるエンディングが待っており、韓国で1300万人を動員する大ヒットとなった。</p>

「アッキーナがハリウッド」に疑問噴出!  南明奈、まさかの米映画デビューの裏に「怪人脈」か

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大女優?

 突然どうした。

 タレントの南明奈が3日、自身のブログで「映画出演」を報告した。過去に『リアル・クローズ』(フジテレビ系)や『ゲゲゲの女房』(NHK)に出演した経験も一応あるので、映画出演自体は特に違和感もないのだが、今回彼女が出演するのは、なんと「ハリウッド映画」である。更新時点で南はすでに撮影中ということであり、インスタグラムにはロサンゼルスの風景画像が掲載されていたが……。

 ネットでは南のまさかの「ハリウッドデビュー」に疑問を禁じえないコメントが殺到。「日本でも女優じゃないのに」「勘違いじゃないのか」「まだやってたのか」など、不信をあらわにする声であふれ返っている。

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ダニエル・クレイグ版ボンド、最後となるか!? シリーズ最高傑作『007 スペクター』

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SPECTRE (C) 2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights 

 今週取り上げる新作映画は、イギリスが誇るスパイアクションの先駆けで世界最長の映画シリーズでもある『007』の最新作と、日本・トルコ合作で両国友好のいしずえとなった2つの史実をドラマチックに描く感動作。年末年始の観賞にふさわしい、見応え十分の2作品だ。

 『007 スペクター』(公開中)は、英諜報機関MI6のエリートスパイ、ジェームズ・ボンドが活躍する『007』シリーズの第24作。ボンド(ダニエル・クレイグ)は生家スカイフォールでの攻防で絶命した前任の上司Mの遺言に従い、単身でメキシコ、ローマに渡って危険なミッションを遂行する。MI6の廃止と主要9カ国の情報統合をもくろむ陰謀が進むなか、ボンドは余命わずかの旧敵ホワイトに託された娘マドレーヌ(レア・セドゥー)を伴い、強大な犯罪組織スペクターとその首領オーベルハウザー(クリストフ・ワルツ)を突き止める。

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女グセ、キャバで放尿、性格オレ様……「日本一のワル」綾野剛が主演映画で私生活を生かす!?

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やはりすごい男

 現在放送中のドラマ『コウノドリ』(TBS系)で主演の俳優・綾野剛。妊婦や同僚に寄り添う産婦人科医役を演じているが、原作漫画のイメージを守りつつ出産現場のリアルさを追求した番組内容が高評価を獲得。「毎週泣いている」というファンからのコメントもある。

 そんな綾野の、新たな主演映画の情報が4日、届いた。山田孝之主演の『凶悪』(2013)で大きな話題を集めた白石和彌監督の長編作品第2弾である『日本で一番悪い奴ら』である。『凶悪』と同じく、この『日本で一番悪い奴ら』も現実を題材にした作品であり、綾野は「やらせ捜査」や「銃刀法違反偽証」で功績を挙げたように見せかけ、北海道警察・生活安全特別捜査隊の“偽りのエース”として君臨し、最終的に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕される筋金入りの「ワル」を演じる。

 警察官にしては線が細いような気もするが、「ワル」という点で綾野のハマリ役では、と記者は語る。

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世界一のプレイボーイが“ヤリチン”から卒業か!? 男が生き方を改めるとき『007 スペクター』

<p> 自由奔放に生きてきた男が、生き方を改めるときが来る。職場で責任ある仕事を任されるようになったとき、肉体的もしくは精神面での変化が生じたとき、そしてマジで惚れた女ができたとき。多くはこの3つのケースのどれかか、もしくはそれらの要素が複合した場合だろう。シリーズ最高傑作と評されている『007 スペクター』は、“世界一のプレイボーイ”として知られたジェームズ・ボンドがそれまでのライフスタイルを改める大転機作となっている。</p>

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