「05本」の記事一覧(4 / 16ページ)

エロチックな色白美人は元過激派だった! 定番ジャンルの異質マンガ『おんな教師』

<p>「女教師」……不思議とエロチックな響きがするのは、なぜでしょうか? 僕が煩悩の塊だから? いや、それだけではないはずです。世の男性諸君は、誰しも「女教師」という言葉に少なからずエッチなニュアンスを感じ取っているに違いありません。</p>

<p> それはおそらく、われわれの頭の中に『まいっちんぐマチコ先生』とか『いけない!ルナ先生』などといった、エッチな女教師マンガを読んだ記憶が残っているからにほかならないのですが、もしこんな先生が実在して授業をしてくれていたら、きっと僕らの人生は変わっていたのではないでしょうか? それも、悪い意味で。<br />
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野球賭博、覚せい剤、女性問題……腐敗止まらぬ、巨人軍の「闇」

<p> クライマックスシリーズでDeNAに敗れ、今シーズンを終えた読売ジャイアンツ。2016年は球団にとって、球場外でも苦しい1年となった。</p>

<p> 2月には、OBの清原和博氏が覚せい剤取締法違反で逮捕され、3月には、昨年膿を出し切ったはずの野球賭博問題で高木京介投手が謝罪し、契約解除。さらに、昨年野球賭博で解雇された笠原将生元投手、松本竜也元投手は練習中も「声出し」(試合前の円陣で声出しをした選手は、チームが試合に勝った場合にはほかの選手たちから祝儀として現金を受け取り、負けた場合には逆に全員に現金を支払うというもの)と呼ばれる賭けに興じる選手たちの姿を証言。その結果、桃井恒和球団会長、白石興二郎オーナー、そして、「ナベツネ」こと渡邉恒雄最高顧問の引責辞任が発表された。</p>

<p>「週刊文春」(文藝春秋)記者・西崎伸彦氏は『巨人軍「闇」の深層』(文春新書)において、それらの問題を巨人軍が抱える構造的な問題と看破している。「紳士」たるはずの巨人選手に、いったい何が起こっているのだろうか? <br />
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亡くなったあの人へ送る、73通の手紙『天国ポスト もう会えないあの人に想いを届けます。』

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『天国ポスト もう会えないあの人に想いを届けます。』(トランスワールドジャパン)

 人は、いつか死ぬ。当たり前のことだが、死んでしまったら、もう会話をすることはできない。けれど、親や兄弟、恋人、友人など、身近な人が亡くなると、伝えたいことや答えてほしいことがたくさん出てくる。

『天国ポスト もう会えないあの人に想いを届けます。』(トランスワールドジャパン)は、“天国ポスト”に投函された1,000通以上の手紙から、73通を紹介した1冊だ。

 天国ポストとは、涙を流すことで心のデトックスを図る“涙活”プロデューサーの寺井広樹氏が考案し、直木賞作家の志茂田景樹氏が命名した、もう会えなくなった人に手紙を届けてくれるポストのこと。福島県いわき市にある、元郵便局長の猪狩弘之さんのご自宅の庭にあるポストをメインに、全国各地に設置箇所を増やしている。

 誕生のきっかけは、寺井氏が福島県同市で涙活イベントを開催した際に、もう二度と会えない、亡くなった人に「ありがとう」を伝えたい、という声が多数あったことからだという。

 紹介されている手紙には、とてもパーソナルな内容が書かれているが、不思議と気持ちが痛いほど伝わってくる。すべて読んだ中で、つい泣いてしまった2通がある。

「お母さん
私のところからはお母さんが見えません。お母さんからは見えていますか?
最後の日の日めくりもあの日のまま、片付けることができないでいます。
それでも思い出してすぐ泣いてしまう事はだいぶ少なくなったように思います。
“元気一番”お母さんが書いてくれたものをみると元気が出ると同時にまた泣けてくる。
私はあなたの娘ですから強いはず。すぐに笑顔になるからね。どこかで見ていてください。
じゃあ、またね。」

「ママへ パパへ
会いたい…会いたい!
でもね…いつもいてくれるよね。時々夢を見ます。
いろいろ片付けなさい! 洗たくすんだの? ごはんは? いっぱい言われて、
でも最後は笑ってゆるしてくれるよね!!苦笑いもあるけど…!
会いたいけど、あんまり思わないようにします。見守ってね!」

 個人的な話だが、私の母が、2カ月ほど前に亡くなった。がんだったので、突然ではなく、2年間の闘病中にたくさん話すこともできた。けれど、伝えたいことはいくらでも出てくる。

 息を引き取ってから、どうなっちゃったの? 閉所恐怖症だったのに、火葬場の狭いところで焼かれて怖くなかった? ちゃんと天国にたどり着いた? 友達やおじいちゃん、おばあちゃんには会えた? 今、一体どこにいるの――? 

 正直なところ、返事がほしい。「大丈夫!」そのひと言がほしい。きっと天国ポストに投函した人たちも、そうじゃないかと思う。けれど、いくら待っても返事が届かないことは、みんなわかっている。その現実を乗り越えるために、思い切り泣く。そんな手助けをしてくれる本なのかもしれない。
(文=上浦未来)  

●てらい・ひろき
1980年、兵庫県生まれ。同志社大学経済学部卒。涙活プロデューサー。2013年、意識的に涙を流すことで心のデトックスを図る「涙活」を発案。『タカトシの涙が止まらナイト』(テレビ東京)には企画段階から協力している。川嶋あいと絵本『ぼくの天国ポスト』(絵本塾出版)のイメージソングを共同作詞。主な著書に『涙活でストレスを流す方法』(主婦の友社)、『泣く技術』(PHP文庫)などがある。

●しもだ・かげき
1940年、静岡県生まれ。中央大学法学部卒。さまざまな職を経て80年、『黄色い牙』で直木賞受賞。多彩な作品を発表する傍ら「よい子に読み聞かせ隊」を結成、2014年、日本絵本賞読者賞受賞。多ジャンルで活躍し、読み聞かせ&講演の開催数は1,800回を超える。

「あ~もう将軍やめたいなぁ……」歴史上の偉人たちがかく語りき『笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳・戦国時代』

<p>ドラマチックに歴史を語る人をご存知ですか? 歴史の本であるはずなのに、まるで小説を読んでいるかのように、ドキドキ・ワクワクする本を最近執筆されました。</p>

<p> その人とは、お笑いコンビ「ブロードキャスト!!」の房野史典さまです。そんな房野さまが書かれた本が今、密かに話題になっております。『笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳・戦国時代』(幻冬舎)で、遥か昔である戦国時代の出来事を、まるで今、目の前で起きているかのように語ってくれます。</p>

<p> 戦国時代の話なのに、学校で休み時間に、クラスメイトが芸能ニュースを話しているみたいに解説。私は、歴史が好きです。今まで、歴史書や教科書などから歴史を学んできましが、この本を読んで、もっともっと歴史を好きになりました。</p>

闇社会とのつながり断ち切れぬ芸能界、次の“ドン”は誰だ!?『増補新版芸能人はなぜ干されるのか?』

<p> このほど、『増補新版芸能人はなぜ干されるのか?』(鹿砦社)という書籍が刊行された。同書は、2014年に刊行された『芸能人はなぜ干されるのか?』に新たに補章を加え、これまでほとんど報道されてこなかった芸能界の裏側を鋭くえぐるノンフィクションだが、内容の過激さから発売早々話題となっている。ここでは著者の星野陽平氏に同書刊行の真意を聞いた。</p>

<p>――まず、旧版の『芸能人はなぜ干されるのか?』の内容について説明していただけますか?</p>

<p><strong>星野陽平(以下、星野)</strong> 2009年3月にタレントの北野誠がパーソナリティを務める『誠のサイキック青年団』(ABCラジオ)が突如、終了し、その後、北野も番組内などで不適切な発言があったとしてしばらく謹慎するという事件がありましたよね。この事件を取材する過程で、いわゆる「干される」という現象から日本の芸能界が抱える構造的な問題が見えてきたわけです。それで5年ほどかけて、内外の芸能界の歴史を徹底分析して、日本の芸能界のどこがどのようにおかしくて、どうすればいいのかということを示したのが『芸能人はなぜ干されるのか?』です。<br />
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子供を殺すのはいったい誰か? 現場からの告発『告発 児童相談所が子供を殺す』

<p> 最近、虐待死のニュースをよく目にするようになった。日常的に行われる虐待のすえに死んでしまう子供や、親が子育ての知識がないために知らず知らずのうちに命の危機にさられてる子供たち。</p>

<p> そんな子供と親の救済措置として機能する“はず”なのが、「児童相談所」である。機能する“はず”というのは、「児童相談所」で働く児童福祉司の怠慢な仕事ぶりが、『告発 児童相談所が子供を殺す』(文藝春秋)で暴露されているからだ。</p>

<p> 本書は、かつて児童福祉司として実際に働き、現在は独立してカウンセラーとして活躍する山脇由貴子のルポだ。山脇がカウンセリングした子供は2,000人以上。その実績から児童相談所の実態を、辛辣に指摘している。</p>

「これはファックではない訓練だ!」伝説のハードボイルドエロ劇画『実験人形ダミー・オスカー』

<p> 今回ご紹介するのは『実験人形ダミー・オスカー』という作品。小池一夫先生と叶精作先生の巨匠コンビによる名作です。しかし、タイトルは知っているけど読んだことがない、という人も多いのではないでしょうか? その異様な響きのタイトルといい、あまりにエロ劇画的で近寄りがたいオーラが漂う表紙といい、恐れをなして手を出せないという気持ちもわかります。実際、僕もそのひとりでした。</p>

<p> 今回は、この狂気の名作、『実験人形ダミー・オスカー』の魅力について語り、今まで敬遠していた人にもぜひ読んでもらいたいという趣旨で書いておりますが、もしかしたらいま以上に敬遠する結果となるかもしれません。それほどにアクの強い作品、「ハードボイルド・セクシーコミック」なのです。</p>

“入ってはいけない”刑務所の獄中生活とは!?『ヤバい! 刑務所体験 有名人の獄中生活』

<p>『ヤバい! 刑務所体験 有名人の獄中生活』(宝島社)は、弊メディアを愛読する品行方正な読者なら一生立ち入らないであろう“刑務所”での獄中生活をしたためたルポだ。同社が刊行している『ヤバい!』シリーズの第2弾。今回もそのヤバさが研ぎ澄まされている。</p>

<p> 2003年に覚せい剤所持・使用していたとして、覚せい剤取締法違反で逮捕された岡村靖幸。続く05年に同じ罪状で逮捕。1年6カ月の懲役ののち、復活するが08年に3度目の逮捕。こちらも覚せい剤取締法違反だった。<br />
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ないものにされる“高齢者の性欲”に向き合う女性たち『昼、介護職。夜、デリヘル嬢。』

<p> 本書『昼、介護職。夜、デリヘル嬢』(ブックマン社)は、介護職で働きながら夜は風俗嬢として働く女性に、著者の家田荘子が取材したルポだ。</p>

<p> 現在、国内の介護職員は、約171万人。要介護者の総数に対して、36万人以上不足しているとされている。その理由として、重労働に対して低賃金であることが言及されているが、それだけではない。なんと、高齢者からのセクハラがあるというのだ。介護業界では“ないもの”とされる高齢者の“性欲”。本書では、それらと真摯に向き合う女性介護職員が多数登場する。<br />
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 動けないはずの右手が女性職員の股間めがけて動いたり、声の出せない高齢者が筆談で卑猥な言葉を投げかけてくることがある。自分が性の対象と見られたことにショックを受けて、仕事を辞めてしまう職員があとを絶たない。<br />
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“昭和の味”が滅亡の危機!? 北尾トロ&下関マグロらが探る『町中華とはなんだ』

<p>“町中華”という言葉をご存じだろうか? 主に個人経営の中華料理店のことで、中華と名乗りながらも、カツ丼やらカレーも食べることができ、店内には昭和のレトロな雰囲気が漂っている。さらに、おいしさはさほど重要ではなく、数百円でおなかがいっぱいになる、といったら、なんとなく伝わるだろうか。</p>

<p> でも、そういえば、最近見かけなくなった?<br />
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