「NHK」の記事一覧(7 / 29ページ)

『紅白』ポール・マッカートニー出演の舞台裏「当初はボブ・ディランの予定だったが……」

<p> 昨年大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』に、元ビートルズのポール・マッカートニーがサプライズ出演した。NHKホールはもちろん、テレビ越しにその光景を目の当たりした往年のファンたちは歓喜に沸いたが、その裏にはNHKの思惑と、それをめぐり大変な苦労があったという。</p>

<p> ポールは『紅白』後半に、予告なく登場。ロンドンからの映像で「出演されているアーティストの皆さんも、素晴らしい時間を楽しんでください。それから、輝かしい新年を迎えてください」と呼び掛け、「実は2017年、日本に行く予定です。その時会いましょ~」とブチ上げた。<br />
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『直虎』よりヤバい来年の鈴木亮平『西郷どん』……堤真一は、なぜ“大仕事”大河ドラマを断ったのか

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ホリプロ公式サイトより

「年が明けても“真田丸ロス”という声が聞こえるように、三谷幸喜さんの『真田丸』のヒットは社会現象といってもいいほどでしょう。もうすぐ始まる柴咲コウさんの『おんな城主 直虎』は、かなりハードルが高くなってしまうのですが、それ以上に大変じゃないかといわれているのが、来年放送の『西郷どん』です」(NHK関係者)

 三谷幸喜脚本、堺雅人主演で放送された昨年の大河ドラマ『真田丸』。期間の平均視聴率も16.6%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)と高視聴率をマークした。

「『直虎』は柴咲コウさんが主演と、基本的に大河ドラマは実力と知名度を兼ね備えた人がキャスティングされます。その意味では、『西郷どん』の鈴木亮平さんは知名度という点では、今までの主演クラスの人に比べると見劣りしますね。NHKも、最初は堤真一さんを主演に考えていたのですが、所属事務所にあっけなく断られたそうです」(芸能事務所関係者)

 大河の主演話を断った堤が所属する事務所「シス・カンパニー」が、作品の大小で出演を決めないのは有名な話である。

「あそこは、基本的にはスケジュールは早いもの勝ちというスタンスですね。ある意味、筋を通している数少ない事務所です。普通は後からおいしい話が来たら天秤にかけたり、何かと理由をつけて先約を断ったりするのですが、そういうことは一切しませんからね。また、すべて社長が判断してるので、役者が『出たい』とか『出たくない』とか言える環境じゃないんです。まあ、NHKも、まさか大河の主演を断られるとは思ってもなかったでしょうけどね」(NHK関係者)

 いつの日か、堤真一が大河ドラマで主演を務める日は来るのだろうか──。

ルーフステージは1年で廃止へ……『紅白』緊縮路線、NHK会長の交代で

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第67回NHK紅白歌合戦 夢を歌おう - NHKオンライン

 大みそかの『NHK紅白歌合戦』が、今年から緊縮路線に入るという。

 昨年の紅白では、話題の大ヒット映画『シン・ゴジラ』とコラボレーションしたほか、国民的タレントのタモリ、マツコ・デラックスらをはじめとする豪華なゲストをそろえた。さらには、会場の東京・NHKホールの2階客席には、新たに鉄骨で組まれた「ルーフステージ」を設置。そのステージ上の床にはLEDパネルを配置するなど、とにかく金をつぎ込んで派手な演出を施した。

 ところが、今後は豪華なゲストは減らされ、ルーフステージも廃止の方向だという。

 NHK関係者は「1月24日に、現在の籾井勝人会長が任期満了を迎え、後任にNHK経営委員で元三菱商事副社長の上田良一氏が就任します。上田氏はとにかく倹約家で、派手なことを嫌うゴリゴリの堅実派。制作スタッフの間では『これからは紅白の予算は削られるし、派手なこともできなくなる。知恵を絞っていかないといけないな』と落胆ムードになっていますよ」と明かす。

 上田氏は三菱商事時代に企業買収を手がけ、最高財務責任者(CFO)を務めるなど、財務・経理の分野に精通。金銭面では非常にシビアな上に、非常に心配性で、危ない橋は渡らないタイプの人物だという。

「大金を使った初の試みだったルーフステージは、1階の観客席から全然見えないことや、報道カメラマンの邪魔になることもあって大不評だった。さらにはV6が、リハーサル中に、ルーフステージ上で地震に遭遇するアクシデントに見舞われた。実際、かなり揺れて、安全面にも疑問が残った。上田さんの性格からすると、そういうことも許し難いでしょう。『金』と『安全面』から、ルーフステージ廃止の方向は確定的です」(同)

 今後の紅白は、制作スタッフの新たな工夫や努力が、あらためて問われることになりそうだ。

NHKに批判殺到! 「いきものがかり活動休止」をトップニュースで4分以上……

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 5日、3人での活動を休止すると発表した音楽ユニット・いきものがかりだが、NHKの『ニュースウオッチ9』がこれを番組冒頭のトップニュースで扱い、4分11秒にわたって報じたことが話題になっている。

「視聴者からは、『単なる芸能ニュースをトップで扱うのはおかしい』『そこまでの扱いをするほどの人気グループか』といった声が上がっています。ただ、いきものがかりはNHK紅白歌合戦に2008年から9年連続で出場しているし、朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌やロンドン五輪・パラリンピックのテーマソングを担当するなど、同局への貢献度が高い。そんなところから、異例の報道となったのでは」(音楽ライター)

 いきものがかりは1999年に結成。本厚木駅や海老名駅周辺でのストリートライブが評判を呼び、06年にメジャーデビューを果たす。以来、前向きな内容の歌詞と親しみやすくキャッチーなメロディーで、人気を博してきた。

「良くも悪くも、典型的なJポップという感じの音楽性です。明るく健全なイメージが強いので、NHKとの親和性も高いのでしょう。ただ、それだけにワンパターンの感も否めません。メジャーデビュー以来、彼らのシングルA面曲にはすべてタイアップが付いており、楽曲を耳にする機会が多いため意外に思うかもしれませんが、ここ数年は人気が頭打ちなんです。昨年発売された直近のシングル曲は音楽チャートの20位止まりだったし、同じく昨年発売のベストアルバムこそ1位を獲得しましたが、オリジナルアルバムは2年以上発表されていません。音楽的に行き詰まっているのではないでしょうか。そんなところが活動休止の理由かもしれません」(同)

 休止期間は1年から数年とみられており、所属事務所はあくまでも再開が前提であることを強調するが、活動休止がなし崩し的に解散に至ってしまったバンドは枚挙にいとまがない。いきものがかりも、そんな過去の例にならうのか――。

小倉智昭、伊集院光も猛批判! “らしさ”失った『紅白』はYouTube化するしかない!?

<p> キャスターの小倉智昭が5日、フジテレビ系『バイキング』に出演し、昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』の演出に対し、「ふざけんな」と語気を荒らげた。</p>

<p> タモリとマツコ・デラックスによる寸劇、シン・ゴジラ来襲、ピコ太郎とオリエンタルラジオ・中田敦彦がにらみ合うくだりなどが、歌唱対決の間に縦割り式に差し込まれたほか、唐突にポール・マッカートニーのビデオメッセージがねじ込まれるなど、賛否を巻き起こしている昨年の『紅白』。『バイキング』では、第2部の平均視聴率が前年より1ポイント上昇し、40%台を記録したことを紹介したが、小倉は「(40%は)悪いよ。だって昔なんか、60%、80%獲ってた時代があるんだから。それに比べたら激減でしょ? やっぱ『紅白』の質が落ちてるんだよ」とばっさり。<br />
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大みそか視聴率……『紅白』は伸び悩み、民放は日テレ『ガキ使』以外は惨敗!

<p> 昨年大みそかに放送された『第67回NHK紅白歌合戦』の視聴率は第1部(午後7時15分~8時55分)が35.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で前年より0.3ポイント上昇。第2部(午後9時~11時45分)は40.2%で、前年より1.0ポイントアップし、第1部、第2部共に微増したが、いまひとつ伸び悩んだ。</p>

<p> 1989年に2部制になってから、前年、歴代最低だった第2部は2年ぶりに40%の大台に乗せたが、2008年以降でワースト2位。前年より少し上がったとはいえ、決して喜べるような数字ではなかった。</p>

『紅白』批判連発に“イジメドッキリ”で……和田アキ子の好感度「ダダ下がり」が止まらない!

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 2日放送の『ドッキリアワード2017』(TBS系)で、歌手の和田アキ子がお笑いコンビ、ニッチェの江上敬子に仕掛けたドッキリに対して批判の声が高まっている。江上が和田を怒らせてしまうという定番のドッキリ企画なのだが、相手が大御所の和田であるだけに初っ端からビビった江上は次々と無理難題を吹っかけられ、最後は和田に大声で一喝され号泣。さらに和田の控室に謝罪へ行くも、ここでも和田に徹底的にイビられ、ドッキリであることを明かされても江上は涙が止まらないという始末。

 そんな江上を見て相方の近藤くみこまで涙する事態に、視聴者からはイジメやパワハラとの声が相次いでいる。

「ドッキリとしては成功ということになるのでしょうが、年始からこんな企画は誰も観たくはないでしょう。TBSの企画意図を疑います。和田としても局側の企画趣旨に沿っただけで責任はないとは思うのですが、おびえる江上を見るにつけ、普段の和田の強面ぶりがうかがい知れますよね(笑)」(芸能ライター)

 ただでさえ低い好感度が同番組によってさらに下がった感のある和田だが、相変わらず止まらないのが『紅白』落選への“恨み節”。先月31日放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)でもNHK紅白歌合戦に落選した心境について、「大みそかだったら、NHKにいるはずなんだけどね」「今頃になって思うんだけど、なんであんなに必死だったんだろうと」などと、改めて語った。

「『なんであんなに必死だったんだろう』などと冷静に振り返っているようですが、紅白当日のラジオの生放送でも触れてしまうぐらいだから、よほど恨み骨髄なのでしょう(笑)。今まで度重なる批判を受けながらも、アノ手コノ手で紅白出場に固執した人間の発言とは思えないですね。11月26日の同番組でも、再来年、事務所後輩の鈴木亮平が大河ドラマ『西郷どん』の主演を務めるので、紅白に出場できると思ったけれど落選した旨の発言をするなど、暗に紅白の選考基準を批判していました」(同)

 紅白とNHKを否定するような手のひら返しの発言に加え、ダダ下がりの好感度。来年の芸能生活50周年を機に紅白への返り咲きを狙っているとのウワサもある和田だが、これではとてもではないが厳しいというしかないだろう。もっともヒット曲さえ出せばすべては解決するのだが、こちらはもっと難しいか。

あのスキャンダル潰しへの“ご褒美”か? タモリが一部スポーツ紙のみにSMAP宛の直筆メッセージを寄稿した理由

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 国民的人気グループ・SMAPが昨年12月31日に解散、今月1日からソロ活動に入っているが、メンバーが芸能界で最も慕い、昨年で放送が終了した冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の最後の共演者でタレントのタモリがSMAPへの思いを直筆でつづったメッセージが、1日付のスポーツニッポンに掲載された。

 タモリは「スマップは立派だよ。小さい時からずっとずっとメンバーみんなで力を合わせて、これだけ長い間、一生懸命走ってきたんだ」「誰でもみんな『ありがとう』という感謝の言葉しかないんじゃないかな」などと、芸能界に残してきた偉大なる“功績”をたたえた。

 最後の文章は「先はまだまだ長い。どこでどうなるかは、わからない」と、5人のソロ活動を後押しする形で締めた。

「タモリといえば、大みそかには『紅白歌合戦』にマツコ・デラックスと共に出演。しかし、スタジオ内には入らず、スタジオ外であれこれ“仕掛け”をしてそれをカメラが追うという、首をかしげたくなるような“出演”だった。NHKホールのロビーからの中継もあり、待機していた報道陣たちはSMAPについてのコメントが欲しくてNHKサイドに掛け合ったようだが、タモリサイドはNG。スポニチにメッセージを寄稿しているのに、コメントを出せるはずがなかった」(芸能デスク)

 では、なぜ、スポニチのみにメッセージを寄稿したのか?

 その理由は、同じ事務所に所属する女子アナの、昨夏のスキャンダル報道に起因していたようだ。

「昨年8月末、日刊スポーツが、タレントの有吉弘行と、フリーアナ夏目三久の交際・妊娠を報じた。夏目はタモリと同じ田辺エージェンシー所属で、彼女を寵愛していた事務所社長が激怒。さっそく、日刊のライバル紙のスポニチに夏目アナの反論を掲載し、見事に“火消し”に成功した。その際の“ご褒美”として、今回の直筆メッセージ寄稿となったようだ」(芸能プロ関係者)

 毎年、元日にはそれなりのスクープを入れてくるスポニチだが、SMAPに関しては世間の関心度が高かっただけに、今年はタモリの直筆メッセージが、これ以上ないスクープとなったようだ。

リハ不足は明らか……グダグダ演出連発の『紅白』戦犯は、やっぱりSMAP?

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謎だった『投票結果|第67回NHK紅白歌合戦』

 昨年大みそかに放送された『第67回NHK紅白歌合戦』の、謎の演出やグダグダ感が大きな波紋を呼んでいる。

 挙げればキリがないが、映画『シン・ゴジラ』とのコラボ企画や、ピコ太郎の過剰出演に加え、スペシャルゲストとして出演したタモリとマツコ・デラックスの使い方にも大きな疑問が残った。

 さらには、番組終了直前の紅組と白組の「勝敗」の決め方も物議を醸した。視聴者投票と会場投票では大差で白組が勝っていたにもかわらず、審査員とふるさと審査員の票で、最終的には紅組が勝利した。事前に番組で勝敗の決め方がきちんと説明されていなかったため、視聴者のモヤモヤが募ってしまった。

 ひと昔では考えられなかったような失態の連続に、芸能関係者は「すべての原因はNHKの準備不足ですよ。あまりにずさんで、おそまつでした。台本も企画もリハーサルも、きちんと詰め切れていなかった。とても公共放送とは思えない準備の悪さに、NHKのお偉いさんも苦笑いを浮かべてましたよ」と明かす。

 また、その準備不足に陥ってしまった陰には、NHK側の見通しの甘さもあったという。

「NHKはA級戦犯ですが、SMAPも隠れた戦犯ですよ。NHK側は直前までSMAPが出演する方向で考えていた。それが出演しないことになり、大慌て。SMAPとのコラボレーション要員だったタモリが、宙に浮いてしまった。それで苦し紛れで考えた意味不明な演出が、ブラタモリ風のマツコとのコラボレーション。本番ではSMAPのために15分ほど時間を空けていた。そんなこともあって、リハーサルも台本もSMAPありきで用意していたからバタバタになってしまっていたんです。もう少しSMAP側がNHKに結論を早く出してあげてれば……変わっていたのかもしれません。結局、今回の紅白は出演していないSMAPのための紅白だったわけです」(同)

 そんな状況にもかかわらずNHKの制作局エンターテインメント番組部長は紅白を総括し「これまでに無い企画を設定しました。更に大ヒット映画とのコラボや、タモリさん、マツコ・デラックスさんを始めとする豪華な顔ぶれにゲスト出演頂くなど、視聴者の皆さんに歌以外でも楽しんでいただける工夫を凝らしました。その結果多くの方々に支持された紅白になったと思います」とノーテンキなコメントを発表して、周囲を唖然とさせている。

 反省すべき点は、反省し今年の紅白では、締まりの良い番組に戻してもらいたい。

「渡辺直美と同じ扱いなら出ない」『紅白』でピコ太郎が“ゴネ太郎”化していた!

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『第67回NHK紅白歌合戦 夢を歌おう』より

 昨年大みそかに東京・渋谷のNHKホールで行われた『第67回NHK紅白歌合戦』で、千葉県出身のシンガーソングライター・ピコ太郎が、不自然なほど頻繁に登場した。

 ピコ太郎は、ビヨンセに扮した女芸人・渡辺直美とともに紅白史上初の企画だった「紅白 HALFTIME SHOW」に参加。世界的に大ヒットした「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」をパフォーマンスすると、さらに新曲「ポンポコリンポンペン」の一部まで披露し、前半戦最後を締めくくった。

 その後の映画『シン・ゴジラ』とのコラボレーション企画では、ゴジラが渋谷を襲うという場面で、ピコ太郎が「私に任せてください」と登場。合唱団を引き連れて、ベートーベンの「第9交響曲」との合体。再度、「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」を熱唱した。さらには、番組冒頭からオリエンタルラジオ率いるダンス&ボーカルユニット・RADIO FISHの中田敦彦と額をつけて睨み合うなど、険悪ムードを演出、盛り上がりにひと役買っていた。

 このピコ太郎の紅白異常頻出について芸能関係者は「もともと『ハーフタイムショー』だけの出演予定だったんですが、ピコ太郎さんが『俺が渡辺直美と同じ扱いじゃ嫌だ。そんな形だけなら出ない』とゴネたんです。それで、NHK側と何度か話し合いの場が持たれて、ゴジラの企画でも急遽出ることになったんですよ」と解説する。

 中田との一触即発のプロレスを演じることも、紅白のリハーサル期間中に決まったことだったという。

「そもそもピコ太郎さんの紅白出演は、NHKが早々にオファーしていたにも関わらず、そういった事情もあって出演が決まったのは直前となった。それで発表されたのは12月22日になってしまった。今回はピコ太郎のゴネ得。ゴネ太郎になったからなんです」(前出の芸能関係者)

 2016年は奇跡的な大ブレークを果たしたピコ太郎だが、普通に考えれば最初で最後に紅白出場になるのは間違いない。最大の売り時で、ゴネて交渉するピコ太郎のどん欲さに、感服するしかない。

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