「高倉健」の記事一覧

高倉健が淹れたコーヒーは実は美味しくなかった!? 人格者ではない“昭和のスター”の人間くさい素顔

<p>スクリーンの中のこの人に何度励まされたことだろう。この人の映画を観る度に、自分の抱えている悩みはとてもちっぽけなものに思えた。到底手が届かないスターとしての風格を備えながら、でも遠い親戚のような親しみやすさも感じさせた。この人がいなくなって、本当に淋しい。2014年11月10日に映画俳優・高倉健が亡くなって、もうすぐ2年になる。男女を問わず、誰もが憧れた“昭和の大スター”高倉健の魅力を検証した初のドキュメンタリー映画が『健さん』だ。『ブラック・レイン』(89)で共演したマイケル・ダグラス、長年にわたって手紙でのやりとりを重ねていたマーティン・スコセッシ監督、高倉健への憧れから『君よ憤怒の河を渉れ』(76)のオマージュ作を製作中のジョン・ウー監督ら海外のビッグネームたちに加え、実妹の森敏子さん、元付き人の西村泰治氏ら総勢20人以上がそれぞれの心の中に今も生きている高倉健について語っている。</p>

<p> 本作を撮ったのはNY在住、写真家として活躍する日比遊一監督。俳優としてのキャリアも持つ日比監督は高倉健の大ファンだったが、生前の高倉健とは直接的な交流はなかった。言ってみれば本作は、海外在住歴の長いひとりの日本人クリエイターが、映画俳優・高倉健の中に失われつつある日本人像、日本人の美意識を見出し、その残像を追い求めたものとなっている。<br />
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高倉健出演“幻の企画”『ヤクザ名球会』と『龍三と七人の子分たち』に北野武監督が込めた思い

<p> 北野武監督の17作品目『龍三と七人の子分たち』がいよいよ4月25日に公開される。「金無し、先無し、怖いモノ無し! 俺たちに明日なんかいらない!! ジジィが最高!!」というキャッチフレーズのこの作品は、元ヤクザのジジィたちが、オレオレ詐欺集団のガキどもに、ジジィのパワーを見せつけ、成敗を加えるという内容だ。<br />
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各映画賞の申し出も固辞! 突然出てきた高倉健さん“養女”の行動に戸惑う周囲

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 昨年大みそかのNHK『紅白歌合戦』で放送予定だった高倉健さんの追悼コーナーが急きょ中止になった裏側を、「週刊文春」(文藝春秋/1月15日号)が報じている。

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ヤクザ映画、政治活動……菅原文太さんの“追悼特番”にテレビ各局が苦悩するワケ

<p> 高倉健さんに続く大物俳優の訃報だ。菅原文太さんが11月28日、転移性肝がんによる肝不全のために亡くなった。81歳だった。</p>

<p> 高倉さんと共通して言えることは、各テレビ局が出世作であるヤクザ映画の放送ができないでいることだ。高倉さんが亡くなった際、訃報を特集した各番組では『網走番外地』シリーズなど代表的なヤクザ映画のシーンではなく、『幸福の黄色いハンカチ』や『鉄道員(ぽっぽや)』のワンシーンが使われたが、菅原さんの訃報報道においても、代表作『仁義なき戦い』のシーンはことごとく使われず『トラック野郎』が使われていた。</p>

ベールに包まれていた私生活──高倉健さんが最後に愛した女性は、いったい誰だった?

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『ゴールデン☆アイドル 石野真子』(ビクターエンタテインメント)

 11月10日に悪性リンパ腫のため、83歳で亡くなった俳優の高倉健さん。生前、その私生活はプライベートに包まれていたが、健さんの女性関係を「週刊新潮」(新潮社/12月4日号)が報じている。

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高倉健に森光子、森繁久彌……老舗芸能プロ幹部も震え上がる“11月10日の呪い”とは

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『鉄道員(ぽっぽや)』(TOEI COMPANY,LTD.)

「ここまで偶然が重なることってあるんですかね……」

 そうこぼすのは、老舗芸能プロダクションの幹部だ。11月10日――。いま芸能界で、この日付が話題騒然となっている。

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故・高倉健さんが『レコ大』の特別栄誉賞受賞で「便乗商法だろ!」との声も

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『高倉健 Blu-ray COLLECTION BOX』

 日本を代表する映画スター・高倉健さんが亡くなり、日本中が悲しみに包まれている。テレビ各局では追悼番組の放送が決まり、また政府は国民栄誉賞を授与することを検討しているとも報じられ、その存在の大きさを示している。

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高倉健さん追悼テレビ番組に“ヤクザ映画”使える? 一方、DVD業界は「ビジネスチャンスに躍起」

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『網走番外地 望郷篇』(東映ビデオ)

 日本映画界の超大物俳優、高倉健さんが10日、悪性リンパ腫のため逝去したが、テレビ各局で懸念材料となっているのが、高倉さんの追悼特集だ。ある放送作家によると「追悼番組として過去の名作の放映をしたいと東映など権利者と交渉に入っていますが、代表作といえるヤクザ映画は、昨今の暴力団排除の風潮に鑑みて、ゴールデンタイムの放送などは控えたほうがいいという声がある」という。

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追悼・高倉健さん──果たせなかった北野武監督との約束「一緒に映画を撮ろう」

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芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 “日本映画界の最後の大スター”高倉健さんが、悪性リンパ腫のため11月10日に他界していたことが明らかになった。享年83歳。

 生前、北野武監督ことビートたけしに「一緒に映画を撮ろう」と語っていたが、実現しないまま他界。さぞ、無念だったことだろう。

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高倉健さん訃報……ヤクザ映画全盛期の、本職との“付き合い方”って?

<p> “ジーパン刑事”の愛称でおなじみのジャーナリスト・片岡亮が、集めるだけ集めたのに忙しすぎて記事にできないマル秘裏ネタ情報を、日刊サイゾー芸能担当と大放言! ここだけの話、かなりヤバいです……。</p>

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